必ず購入するべき京都の魅力が詰まった定番・人気のお土産17選
世界遺産が多く、古風で美しい街並みが魅力の京都。
歴史と伝統文化が残る京都では、和菓子や抹茶を使ったお菓子、和柄が入ったアイテムや工芸品など、日本の文化を強く感じられるお土産が手に入る。
この記事では数ある魅力的な京都のお土産の中でも、特にお勧めしたい定番・人気のお土産を厳選して紹介する。
京都でのお土産選びに迷ったら、ぜひ参考にしてほしい。
日本の食文化を感じられる銘菓が勢揃い!京都で定番のお土産10選
京都のお土産といえば、抹茶を使ったお菓子や八ッ橋など和菓子、あぶらとり紙やかんざしといった日本文化を感じられる品が定番だ。
そんな定番とも言えるお土産の中でも、長い歴史を持つ店舗やお店の品を厳選してご紹介。
京都ならではの美味しさが詰まったお土産を買いたい方は、ぜひ参考にしてほしい。
1. 聖護院八ッ橋総本店「生八ッ橋」
京都みやげの定番、八ッ橋の名店「聖護院八ッ橋総本店」。
通常の焼き菓子タイプの「聖護院八ッ橋」や餡を生八ッ橋で包んだ「聖」が良く知られているが、「聖」より前に発売された「生八ッ橋」もファンの多い人気商品だ。
米粉と砂糖、にっきというシンプルな素材で作った一品で、柔らかな口当たりの中にも米粉らしいもちもちとした食感、にっきの上品な味わいを楽しめお茶との相性も抜群。
2. よーじや「あぶらとり紙」
1904年創業の老舗化粧品メーカー「よーじや」の看板商品である「あぶらとり紙」。
化粧直し前の肌に軽く当てて余分な皮脂を吸い取り、肌の化粧のりをよくする。
緻密な特殊和紙を箔打機で何度も叩き込むことで紙の繊維を活性化し、肌に刺激のないやわらかな使い心地と抜群の吸収力を実現。
3. お濃茶ラングドシャ「茶の菓」
1982年創業、京都北山に本店を構える本店の洋菓子店「マールブランシュ」が提供する看板商品。
京都・宇治の白川をはじめとした宇治茶を使用してラングドシャに焼き上げた後、オリジナルのホワイトチョコレートを挟んだその味わいは、まさに唯一無二。
今や京スイーツの定番とまで形容される。
4. 美十「京ばあむ」
抹茶や豆乳といった京都らしい素材を使い、熟練の職人による手仕事でていねいに焼き上げたバームクーヘン。
清水寺の参道である清水坂や嵐山、京都タワーなどの観光名所に店舗を構え、京都みやげとして絶大な人気を誇る。
1836年創業の老舗茶舗「森半」の宇治抹茶や京都の地下水で作った豆乳、北海道産小麦など厳選された素材を使用。
5. 京菓子處 鼓月 「プレミアム千寿せんべい」
老舗菓子屋がしのぎを削る京都において、京菓子處鼓月を一躍有名にしたのが「千寿せんべい」。
1963年の発売以降、京都土産にとどまらず、全国区のお菓子として半世紀以上のロングセラー商品だが、2022年にそのおいしさを更に追求し、誕生したのが、この「プレミアム千寿せんべい」だ。
ドイツの機械を取り寄せ、和菓子のこれまでの概念を打ち破る、波型のクッキー生地にクリームをはさむ手法で、多くの客に愛され続けた千寿せんべい。
6. 阿闍梨餅本舗満月「阿闍梨餅」
地元で愛される老舗「阿闍梨餅本舗満月」の二代目店主が生み出し、大正11年(1922)に発売された京銘菓。
餅粉や卵、砂糖などを使い、比叡山で修業する高僧(阿闍梨)が被る網代笠を模しており、秘伝の生地の中には、丹波大納言の粒あんがぎっしり。
もちもち食感でしっとりとした皮と、あっさりとした甘さに炊き上げた自家製あんが絶妙に調和し、長年愛され続けているのも納得の味わいになっている。
7. 中村藤吉本店「生茶ゼリイ」
宇治に本店を構え、1854年創業と約170年の歴史を誇る宇治茶の老舗。
パフェやぜんざいなど、さまざまなスイーツを味わえるカフェ併設店舗で一番人気のメニュー「生茶ゼリイ」は持ち帰り用の商品としてもラインアップされており、お店の味を自宅でも楽しめる。
8. 伊藤久右衛門「宇治抹茶だいふく」
江戸時代後期の1832年創業の茶舗、伊藤久右衛門。
契約農家から仕入れる良質な宇治抹茶の販売で知られ、近年では和洋さまざまな抹茶スイーツを次々に発表し、人気を集めている。
約200商品のラインアップの中でもおすすめなのが、濃厚な抹茶あんを大福生地で包んだ「宇治抹茶だいふく」。
厳選した宇治抹茶と四国の和三盆を使い、職人が丹念に炊き上げた抹茶あんは豊かな香りと上品な甘さが特徴。
9. 亀屋良長「亀屋良長 羊羹」
1803年創業の老舗京菓子店、四季に応じた和菓子を多彩に提供する亀屋良長の羊羹。
菓子づくりに使用されるのは、店先から湧き出る京の名水、「醒ヶ井水」。
この良質の水を使うことで、小豆の素材の香りが豊かになり、シンプルな素材で作られる羊羹が、亀屋良長の上質な味へ反映される。
10. 祇園辻利「つじりの里」
1860年に宇治茶の製造と販売業者として創業。
歴史あるお茶の産地「京都」で160年以上、お茶の豊かな香りと味わいを提供してきた老舗「祇園辻利」。
祇園辻利のお土産菓子の中でも1番人気の定番商品が「つじりの里」は、濃厚な石臼挽き抹茶クリームを丁寧に焼き上げた薄焼きロールせんべいで包んだ抹茶菓子。
宇治抹茶をふんだんに使用しているので、口の中でほどけた瞬間、濃厚な抹茶の余韻が広がる
伝統とモダンが調和する京都の人気お土産7選
和菓子らしい繊細な味わいを受け継ぎながら、モダンな雰囲気を融合させたお土産が京都では人気を集めている。
思いがけない素材を組み合わせた味覚と華やかな見た目のインパクトが、多くの観光客の心を掴む。
定番のお土産だけでなく、新しさや斬新さを求めるのであれば、ぜひこれから紹介するお土産も選んでほしい。
1. Crochet 京都本店
創業140年を超える京飴の老舗「今西製菓」が手掛ける、新感覚の京飴ブランド。
“色”をテーマに、通常2色で仕上げる京飴を多色使いし、ガラス細工のように美しく、かわいらしい飴を製造・販売している。
美しい色は、ヨーロッパの発色技術を手本とし、熟練の職人が長年守り続けて技術と融合させたここだけにしかない逸品だ。
2. IRODORI「琥珀糖」
1803年創業、京都・西陣の京菓匠「鶴屋吉信」が2015年に立ち上げた新ブランド「IRODORI」。
マカロンのようなもなか、スクエア型のようかんなど、伝統を受け継いだ匠の技にモダンなエッセンスを加えた、新感覚のカラフルでかわいい和菓子を発表し話題を集めている。
人気商品の「琥珀糖」は見ているだけで心が弾む、ケースに入った5色のパステルのような見た目が印象的。
3. 京都祇園 あのん「あんぽーね」
あんこ作りの技法を基に、和洋折衷のニュータイプスイーツを提供してくれる「京都祇園 あのん」の看板商品。
お土産物や贈答品としても人気が高い。
その理由は、自分好みの配合で最中を作ることができ、和のテイストと洋のテイストが融合された味が楽しめることだ。
4. 亀屋良長 「スライスようかん〈小倉バター〉」
1803年創業の老舗菓子司、亀屋良長からの新しい菓子の提案。
あんこにトーストではなく、羊羹にトーストという斬新アイデアで、小倉バタートーストが気軽に楽しめる商品だ。
2.5㎜の厚さにスライスされた粒あん羊羹には、アクセントに沖縄の塩を効かせたバター羊羹とケシの実が添えられている。粒あんには、高級の丹波大納言小豆を贅沢に使用。
5. ベルアメール 京都別邸「スティックショコラ」
2015年に誕生。”京都から世界へ発信”をコンセプトに、和のテイストを取り入れたショコラを提案する「ベルアメール京都別邸」の人気商品。
スティック型で、一見するとアイスバーのようなチョコレート。
組み合わせる素材のバリエーションが豊富で、種類によって味も食感も別々なもので楽しめるのが特徴だ。
6. グランマーブル「マーブルデニッシュ」
京都生まれのデニッシュ専門店の看板商品は、ペストリーシェフが一つひとつ丁寧に焼きあげる「マーブルデニッシュ」。
生地にさまざまなフレーバーを練りこんで仕上げるデニッシュで、通常のパンより賞味期限が長く土産や贈答品としても人気。レギュラーフレーバーの中でもとくに人気の「京都三色」は、甘酸っぱい苺生地と、老舗の宇治茶専門店「祇園辻利」の抹茶を練りこんだ京都らしい1本。
7. 吉祥菓寮「きなの宮ショコラ」
京都の人気菓子店、吉祥菓寮。こだわりの日本産大豆から作られた香ばしいきな粉を使用した菓子「きなの宮」ブランドは、京都土産として好評。「きなの宮ショコラ」は、深煎りきな粉を使った風味豊かな特製板チョコをザクザク食感のクッキーで挟んだ和洋折衷の菓子。
マイルドな甘さとほのかな塩味が感じられる、香ばしくリッチな味わい。
京都でお土産を買うならJR京都駅周辺がお勧め
どこでお土産を買うか迷ったら、JR京都駅周辺を散策しよう。
京都駅直結の大型駅ビルや「ジェイアール京都伊勢丹」など、京都らしいお土産やスイーツを購入できるお店が入った商業施設へ足を運べば、これまで紹介してきたお土産のほとんどが手に入る。
駅構内にもお土産屋は多く、帰りの新幹線の時間ギリギリまでお土産選びを楽しめるだろう。
京都のお土産に関するよくある質問
Q
京都で定番のお土産は?
八ッ橋などの和菓子や抹茶を使ったお菓子、あぶらとり紙にかんざしなど日本文化を感じられるアイテムが定番です。
Q
京都でお土産を買うならどこがお勧め?
観光拠点ともなるJR京都駅がお勧めです。
まとめ
この記事では京都で定番・人気のお土産を紹介してきた。
いずれも日本の伝統や文化、京都の食文化を強く感じられる逸品だ。
京都旅行の際には、この記事で紹介したお土産を実際に購入してみてもらいたい。
京都で訪れるべき観光スポットに迷ったら、定番観光スポットを紹介している、以下の記事も参考にしてほしい。