【佐世保の人気観光スポット9選】美しい島々と異国情緒溢れる街並みを満喫
軍港都市として栄えてきた「佐世保」の街並みは異国情緒に溢れ、西洋文化を取り入れた佐世保バーガーなどの名物グルメも盛りだくさん。
美しい海とそこに浮かぶ多くの島々が織りなす絶景も見逃せない。
その他にも魅力的な観光スポットが多い、長崎でも人気観光地だ。
この記事では「佐世保」で人気の観光スポットや飲食店、お勧めの観光シーズンなどをご紹介。
記事を参考にすれば、「佐世保」の魅力を堪能できるだろう。
目次
佐世保ってどんなところ?
長崎県北部に位置する「佐世保市」は、「長崎市」に次ぐ人口を誇る観光都市。
佐世保の西側から南側にかけて海に面しているだけでなく、山も多いため、美しい自然景観に恵まれている。
208の島々で構成される「九十九島(くじゅうくしま)」が織りなす絶景は、特に有名。
大海原を彩るように点在している島々が印象的で、他では見られない景色が広がる。
軍港都市として栄え、今もその面影が残っており、異国情緒を感じられる港町も佐世保の魅力となっている。
「日本夜景遺産」に認定された、佐世保の港町の夜景も見逃せない。
佐世保バーガーをはじめとするご当地グルメや、牡蠣(かき)・とらふぐなどの海の幸を活かした料理も楽しもう。
佐世保のおすすめの観光シーズンは?
「佐世保」を訪れるなら、イルミネーションで彩られた幻想的な街並みを見られる、冬がお勧め。
日本三大イルミネーションに選ばれた、テーマパーク「ハウステンボス」のイルミネーションイベントも冬季に開催される。
「ハウステンボス」では、春には桜、秋には紅葉も見られるので、見たい景色に合わせて観光する時期を調整しよう。
佐世保の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
佐世保への移動方法は?
九州の玄関口となる福岡から「佐世保」までは、高速バスで約2時間。
国際線もある「長崎空港」からは、バスで約1時間30分とアクセスも良好。
「長崎空港」から乗り合いタクシーを利用すれば、1時間以内に佐世保へ到着する。
佐世保観光の主要交通手段
「佐世保」の観光スポットを巡る場合、主な交通手段はバスになる。
本数は少なくないが、時刻には十分に注意して観光しよう。
費用はかかるものの、小回りの利いた移動が可能なレンタカーの利用もお勧めだ。
バス利用ほど時間を気にしなくて良いので、より自由な観光ができるだろう。
佐世保の魅力を堪能できる人気観光スポット7選
「佐世保」を観光するなら、これから紹介する人気の観光スポットを軸に観光してほしい。
「佐世保」ならではの美しい自然景観を見られるほか、刺激的な体験ができるテーマパークや日本らしい風情を堪能できる寺院などが揃っている。
好みに合った観光プランを組み立てられるはずなので、ぜひ「佐世保」らしい魅力に触れてほしい。
1. 展海峰(てんかいほう)
佐世保湾と五島灘という、2つの海に面した俵ヶ浦半島の中央部にある展望台で、目の前に広がる九十九島(くじゅうくしま)のパノラマビューがすばらしい。
壮大な海の風景は佐世保イチとの呼び声も高く、日中はもちろん、夕日が沈む時間帯の幻想的なシーンも必見だ。
2. 九十九島パールシーリゾート
九十九島は複雑に入り組んだリアス海岸と208の島々からなる海域。
九十九とは数えきれないほどたくさんという意味の例え言葉のこと。九十九島パールシーリゾートはその玄関口にあり、遊覧船やマリンレジャー、水族館、動物園などが楽しめる複合施設だ。
遊覧船は大型船から小型船まで船の種類も豊富にそろい、九十九島のパノラマ絶景を眺めたり、植物や生物を間近で観察したりと楽しみ方はさまざま。
3. ハウステンボス
ヨーロッパのような美しい街並みと海につながる運河が流れる日本一広いテーマパーク。パーク内は四季折々の花や光のイルミネーションで彩られ、最新のアトラクションも充実している。
多彩なイベントも開催されワクワクと感動がいっぱいだ。
光の王国
夜景鑑定士が選ぶ「インターナショナルイルミネーションアワード」のイルミネーションイベント部門・優秀エンタテインメント賞で1位となったハウステンボスの夜景イベント。
世界最大級となる1,300万球のイルミネーションが場内を彩る美しい姿を通年で楽しむことができる。
ヨーロッパを思わせる街並みはもちろんのこと、観覧車や3階建てのメリーゴーラウンドといったアトラクション、庭園や泉に至るまで、日没後の広大な場内がイルミネーションで包まれる光景は圧巻。
4. 船越展望所(ふなこしてんぼうじょ)
大小208の島々「九十九島」。
その群島の眺めが楽しめるビュースポットとして、佐世保市が選定した「九十九島八景」のひとつがこちら。
小さな湾に出入りの複雑な海岸線が続く、リアス海岸を見おろせるような場所に展望台が設置され、島の密度が日本一という周辺の海の様子を目の当たりにできる。
5. 九十九島水族館海きらら
複雑に入り組んだリアス海岸と208の島々からなる美しい海域・九十九島の豊かな自然を満喫できる「九十九島パールシーリゾート」内にある水族館。
展示の目玉となる「九十九島湾大水槽」では、国内でも珍しい屋外型の水槽に磯や砂地、岩場、岩礁など変化に富んだ九十九島湾の環境を再現。
水槽を取り囲むように作られた回廊から、実際の海にいるかのように暮らす約120種1万3,000匹の生きものを観察できる。
6. 寿福寺
高さ22m、約3,500個の灯籠を使ったタワーがきらめく「千灯籠まつり(毎年8月23・24日に実施)」で知られる寺院。
創建は1582年で、かつての平戸藩主・松浦鎮信公によって開かれた。
お祭りの期間はもとより、新緑・紅葉のシーズンもとりわけ参拝者が多い理由は「逆さ新緑」と「逆さ紅葉」という催しを開催するため。
7. 長崎県立西海橋公園
長崎県佐世保市と西海市に跨がる県立の公園。
園の名前にもなっている「西海橋」は伊ノ浦瀬戸(針尾瀬戸)に架かるアーチ橋のこと。
産業の振興、開発の促進を目的として、長い間「陸の孤島」であった西彼杵半島と佐世保市間に架けられた。
ご当地グルメと海鮮を満喫!佐世保の人気飲食店2選
軍港都市だった歴史から、西洋の文化を取り入れたご当地グルメが多い「佐世保」。
それだけでなく、新鮮な海の幸を味わえるお店も多い。
「佐世保」を観光するなら、これから紹介する飲食店にもぜひ訪れてほしい。
1. レモンド・レイモンド上京店
佐世保発祥のご当地グルメ「レモンステーキ」の専門レストラン。
レモンステーキとは、薄くスライスした牛肉を鉄板で焼き、レモン風味の和風ソースで味わうメニューのこと。
かつて佐世保に駐留していたアメリカ海軍の影響で流行したステーキを、日本流にアレンジしたことが誕生のきっかけと言われている。
2. マルモ水産 海上かき小屋
国立公園に指定されているリアス式海岸の群島「九十九島」のオーシャンビューを眺めながら、とれたての牡蠣が味わえる。
炭火コンロで焼いたり、しゅうまいやクラムチャウダーに仕上げたりと多彩なメニューで用いる牡蠣は、すべて自社養殖の品質の良いものばかり。
波が静かで干満の差が大きく、周囲の山々からミネラル豊富な水が流れ込む九十九島海域は絶好の養殖エリアで、小ぶりながら濃厚でクセのない味が特徴だ。
佐世保観光に関するよくある質問
Q
短い時間で佐世保を満喫するためには、どこに行けば良い?
グルメや季節の花々などの絶景を楽しめる、ハウステンボスがお勧めです。
Q
佐世保の名物グルメは?
佐世保バーガーやレモンステーキ、とらふぐ料理や牡蠣が名物です。
Q
佐世保で美しい夜景を見るならどこがお勧め?
「夜景100選」にも選ばれた、弓張岳展望台がお勧めです。
まとめ
この記事では「佐世保」で人気の観光スポットや飲食店、お勧めの観光シーズンなどを紹介してきた。
異国情緒が溢れる街並みと、美しい自然景観が大きな魅力の「佐世保」。
有名なレジャー施設もあるので、好みに合わせた観光プランが立てられるだろう。
紹介してきた観光スポットを巡れば、「佐世保」の自然や街並みを十分に堪能しつつ、「佐世保」ならではの食文化も体験できるはずだ。
以下の記事では「佐世保」を含め、長崎の観光スポットを厳選して紹介している。
「佐世保」から足を延ばして観光する場合は、ぜひこちらも参考にしてほしい。