富士山だけじゃない!魅力盛りだくさんの静岡を遊び尽くす旅行ガイド
富士山を望む絶景で有名な「静岡」だが、その他にも歴史・温泉・グルメ・アクティビティなど、幅広い楽しみ方もできる。
様々な楽しみ方ができるだけに、どのような旅行プランを立てれば良いか迷ってしまうかもしれない。
そんな時はエリア別の見どころや交通アクセス、魅力あるスポットを巡るモデルコースなどを網羅的に紹介している、この記事を参考にしてほしい。
目次
富士山以外にも魅力が盛りだくさんの「静岡」
日本のほぼ中央に位置する「静岡」。
南は太平洋に沿った海岸線、東に富士山、北部に3,000m級の山々が連なる、美しい大自然が最大の魅力だ。
自然が作り出す、迫力ある景観が点在する「伊豆ジオパーク」も見どころのひとつ。
様々な魅力を持つ温泉地も点在し、自然と温泉に癒されに訪れる観光客も多い。
武将・徳川家康とゆかりの深い地域であるため、歴史的建造物も豊富。
太平洋に面しているだけでなく、緑茶・ミカンなどの栽培も盛んで、海鮮グルメをはじめとする様々なグルメも味わえる。
家族で楽しめるテーマパークや国内最大のアウトレットパークなど、バラエティ豊かなスポットも満載。
アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこの故郷でもあるため、アニメの世界を体感できるミュージアム「ちびまる子ちゃんランド」も人気を博している。
より深く楽しむために知っておきたい「徳川家康」と静岡の関係
静岡を満喫するために、この地とゆかりの深い徳川家康(とくがわいえやす)についても知っておこう。
徳川家康は戦国時代に終止符を打ち、江戸幕府を開いた人物。
8歳から19歳までの12年間は人質として、駿府(現在の静岡)で過ごした。
幼少期から青年期・壮年期に関わった「静岡浅間神社」をはじめ「浜松城」や「高天神城」、晩年再び駿府に戻り居住した「駿府城」や家康が眠る「久能山東照宮」など、静岡には徳川家康ゆかりのスポットが点在する。
歴史に残る偉業を成し遂げた徳川家康のゆかりの深いスポットを巡って、徳川家康の一生に思いを馳せてみると、より静岡を楽しめるだろう。
静岡の平均気温と着衣例
1年の平均気温が17度前後の地域が多く、北部山岳地帯を除けば比較的温暖な気候。
四季のはっきりした気候で、冬は乾燥した晴天が多く続き、平地では雪もあまり見られない。
以下の平均気温と着衣例も旅行の準備をする際の参考にしてほしい。
静岡の月別平均気温
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均気温(度) | 6.5 | 8.3 | 13.4 | 16.3 | 19.7 | 23.2 | 27.7 | 28.6 | 26.9 | 19.4 | 14.7 | 9.6 |
静岡の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
静岡へのアクセス
静岡県は大都市である東京・名古屋・大阪からのアクセスも良好。
東京から静岡まで新幹線なら約1時間、名古屋からは約30分、新大阪から約1時間40分で移動できる。
「富士山静岡空港」には国内線だけでなく、中国・台湾・韓国などに発着する国際線もあるため、海外からもアクセスしやすい地域だ。
富士山静岡空港から主要駅へのアクセス
静岡の空の玄関口「富士山静岡空港」から、旅の移動拠点となる「静岡駅」への移動方法を紹介する。
- 経路
- 富士山静岡空港よりリムジンバス「静岡駅行」に乗車し、静岡駅で下車
- 所要時間
- 約1時間
静岡の主要交通手段
静岡の主な交通手段は、鉄道とバスの2つ。
電車とバスを活用すれば、主要な観光スポットを巡れるので、静岡旅行の際にはぜひ活用してほしい。
公共交通機関ではアクセスしづらいスポットへは、可能ならレンタカー、難しければタクシーの利用をお勧めする。
静岡旅行で利用すべきお得な乗車券
静岡旅行の際、交通費を抑えたい方に知ってほしい乗車券を紹介しよう。
静岡の観光スポットを思う存分巡りたい方は、ぜひこれから紹介する乗車券の利用を検討してほしい。
電車・バス1日フリー乗車券
静鉄電車とバスで、静岡・清水地区の主な観光地を自由に巡れるお得な乗車券だ。
利用期間は1日で、料金は大人・1,400円、子供700円。
「電車・バス1日フリー乗車券」の購入は窓口のみとなるが、路線の数も多く広い範囲を移動できるので、静岡旅行にはぜひ紹介した乗車券を購入してほしい。
ただし利用できない路線もあるので、下記の公式サイトでの確認は必要だ。
静岡旅行前に知っておくべき4つのエリアの魅力
静岡は特色が異なる4つのエリアに分けられるが、どのエリアからも雄大な富士山を望める。
1度の旅行で全てを巡るのは難しいため、静岡を訪れる際は行きたいエリアとスポットを絞ろう。
その際にこれから紹介するエリアごとの魅力と見どころを、ぜひ参考にしてほしい。
大迫力の富士山を体感できる「富士エリア」
静岡の東部に位置する「富士エリア」は、世界遺産・富士山を最も間近で見られるエリア。
広大な茶畑から富士山を望む「大淵笹場」や、富士山頂から朝日が登り湖面にも映し出される「ダブルダイヤモンド富士」という絶景が見られる「田貫湖」など、その美しく迫力ある景観をぜひ体験してほしい。
富士山の麓には「富士サファリパーク」や公園、遊園地などのレジャー施設が充実しており、豊かな自然のなかでアクティブに遊べる。
また「御殿場プレミアムアウトレット」など大型ショッピングモールもあり、家族でも存分に楽しめるエリアだ。
神秘的絶景と温泉が魅力の「伊豆エリア」
相模灘と駿河湾・太平洋に囲まれた、静岡の東端にある「伊豆エリア」。
元々は火山島や海底火山群だった伊豆半島は、「フィリピン海プレート」の移動に伴い100万年前に本州に衝突を開始。
60万年前に現在のような半島の形になったと考えられている。
そのため、「龍宮窟」や「堂ヶ島天窓洞」といった自然が作り出す、神秘的な絶景が点在し、2018年にユネスコ世界ジオパークに認定された。
それだけでなく、「修善寺温泉」や「熱海温泉」などの人気温泉地をはじめ、伊豆エリアは至る所から温泉が湧き、美しい自然と癒しの温泉が同時に楽しめる。
世界遺産の「韮山反射炉」や、富士山を望みながら散策できる吊り橋「三島スカイウォーク」など人気のスポットも多い。
自然と歴史・文化を楽しめる「中部エリア」
静岡の中央に位置する「中部エリア」。
旅の移動拠点「JR静岡駅」や「富士山空港」がある市街地を中心に、南アルプスの入口に位置する「寸又峡 夢の吊橋」や、富士山と太平洋を一望できる「日本平」などの豊かな自然が広がっている。
また徳川家康ゆかりの名所も点在する歴史的景観や、世界文化遺産でもある「三保の松原」など見どころの多いエリアだ。
中部エリアの自然を五感で感じ、歴史や伝統文化も学べる旅に出かけよう。
自然・温泉・グルメに癒される「西部エリア」
静岡西部に位置する「西部エリア」。
「浜松城」や「浜名湖」が有名だが、それ以外にも四季折々の自然の景観や歴史的建造物など、ゆっくりと散策しながら巡れる観光スポットが多い。
最南端の岬から望む大海原や水平線を照らす夕日の絶景や、「舘山寺温泉」周辺には温泉はもちろん、アミューズメントやアクティビティを楽しめるスポットも充実している。
お土産の定番「うなぎパイ」やキャベツたっぷりの「浜松餃子」は、静岡を代表するグルメでもある。
自然を満喫し、歴史巡りやグルメまで楽しめる魅力的なエリアだ。
静岡を満喫するために必要な日数
静岡には人気観光地やリゾート地が点在しているので、満喫するためには2泊3日は必要だ。
2泊以上できない場合は、訪れるエリアとスポットを絞って定番観光スポットを1泊2日で巡ろう。
静岡の定番観光スポットを巡る1泊2日のモデルコース
富士山の美しさはもちろん、富士山の魅力を深掘りできるスポットや静岡の歴史文化を満喫できるスポットを巡る、1泊2日のモデルコースを紹介しよう。
静岡の旅行プランに迷ったら、これから紹介するモデルコースを参考にしてほしい。
1日目:静岡の歴史文化と美しさを堪能
1日目は伊豆エリアと富士エリアの定番観光スポットを巡りつつ、美しい富士山を楽しもう。
様々な体験と富士山の絶景を満喫できる、欲張りプランとなっている。
9:00 JR熱海駅からスタート
9:10 「来宮神社」で健康・開運のご利益を授かろう
来福・縁起の神様として、熱海で古くから信仰されている神社。
境内には御神木である天然記念物の大楠があり、日本屈指のパワースポットとして人気だ。
樹齢2,100年という生命力あふれる大楠は、幹を一周すると寿命が一年延びるともいわれる。
また飲めば健康・開運のご利益があるお水取りも人気で、神社の浄化された気を含んだお水で、初穂料は1回1,000円。
健康に長生きできるように、しっかり参拝していこう。
10:20 「MOA美術館」でアートとパノラマの絶景を楽しむ
来宮神社の参拝が終わったら、JR来宮駅まで徒歩で戻り、電車に乗ってJR熱海駅へ。
JR熱海駅からMOA美術館行きのバスに乗車し、バス停「MOA美術館」で下車。
地上3階・地下1階、延べ床面積1万7,000m²の館内には、絵画、書跡、工芸などの東洋美術を中心に、約3,500点を収蔵しているMOA美術館。
四季折々の美しい自然風景が広がる庭園「瑞雲郷」や、メインロビーやムアスクエアからの眺望も素晴らしく、様々な楽しみ方ができる近代美術館だ。
国宝や重要文化財を含む美術作品と庭園の風景、静岡の絶景を満喫しよう。
12:30 「沼津港飲食店街」で海鮮グルメを味わう
MOA美術館を満喫したら、バスに乗ってJR熱海駅へ戻ろう。
JR熱海駅から電車で沼津駅へ向かい、そこからバスに乗ってバス停「沼津港食堂街」で下車。
日本で最も水深が深い湾、駿河湾に面した沼津港にある飲食店街は、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並ぶスポットだ。
漁港入り口にある「沼津みなと新鮮館」は海産物のほか、静岡の野菜やわさび、お茶などの静岡名産の店舗がずらり。
新鮮な海の幸を味わえる寿司屋や定食屋もあり、食事と買い物の両方を楽しめる。
様々な海鮮グルメを楽しめるが、お勧めは駿河特産である桜海老やシラス、アジが贅沢に乗せられた「ぬまづ丼」。
駿河湾の魅力が詰まった海鮮丼を、ぜひランチに味わってほしい。
14:45「富士山本宮浅間大社」で文化財と富士山を鑑賞する
「ぬまづ丼」でお腹を満たしたら、タクシーに乗ってJR沼津駅へ向かおう。
JR沼津駅から電車に乗り、JR富士宮駅へ。そこから徒歩10分程度で「富士山本宮浅間大社」に到着。
富士山本宮浅間大社は、富士山の御祭神・木花之佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)を主祭神とする、全国に1,300余ある浅間(せんげん)神社の総本宮。
約17,000坪の境内には、慶長9年(1604)に徳川家康により造営、国の重要文化財に指定される「浅間造り」と呼ばれる二階建ての珍しい「本殿」や静岡県指定の有形文化財「楼門」など見どころが豊富。
また、境内から御神体である富士山も望めるので、見逃さないように。
15:50 「静岡県富士山世界遺産センター」で富士山の魅力を深掘り
富士山本宮浅間大社で歴史的建造物と富士山を楽しんだら、歩いて約5分の場所にある次のスポット「静岡県富士山世界遺産センター」へ。
擬似的に登山体験もできる展示棟では、らせんスロープを登りながら富士山の歴史や文化・自然などを、展示や映像を使って学べる。
最上階まで登ると、美しい富士山を眺められる展望ホール・テラスに到着。
1階にはカフェ&ミュージアムショップもあり、富士山の湧き水を使用したコーヒーや、富士山のグッズなども購入できる。
17:30 「日本平ホテル」で絶景に癒される
静岡県富士山世界遺産センターを満喫したら、歩いてJR富士宮駅へ。
電車でJR静岡駅を目指し、下車したらタクシーに乗って1日目の宿である「日本平ホテル」に到着。
「日本平ホテル」は、正面には世界文化遺産の富士山、眼下には駿河湾が広がる絶好のロケーションに位置する。
富士山側の客室はゆったりとした広さで、ワンフレームの大きな窓から見える富士山はまるで絵画のよう。
日中は緑あふれるホテル自慢の1万5千坪の庭園、夕暮れ時には夕焼けに染まる富士山、夜には市街地の夜景など時間によってその時々の美しい景色を楽しめる。
日本のシンボルである富士山を眺めながら、1日目の思い出を振り返ろう。
2日目:中部エリア・西部エリアの定番観光スポットを巡る
2日目は徳川家康ゆかりのスポットや砂丘を巡り、旅の終わりには幻想的な夕景を眺められる公園へ向かう。
静岡が持つ富士山以外の魅力も満喫しよう。
9:00 日本平ホテルからスタート
2日目は日本平ホテルからタクシーに乗って、日本平ロープウェイの「日本平駅」へ向かおう。
そこからロープウェイに乗って「久能山駅」へ向かい、歩いて約5分すると2日目最初のスポット「久能山東照宮」に到着する。
9:15 徳川とゆかりの深い「久能山東照宮」で文化財を鑑賞
江戸幕府を開いた初代将軍・徳川家康を祀るため、2代将軍秀忠公が1617年に創建した神社「久能山東照宮」。
「死後は久能山に葬るように」との遺言にもとづき、建てられたといわれる。
御社殿は本殿と、参拝するための拝殿を石の間でつないだ権現造。
総漆塗りで豪奢な装飾に彩られた江戸時代初期を代表する建造物で、2010年に国宝建造物の指定を受けた。
隣接する久能山東照宮博物館は、徳川家康をはじめ江戸幕府の歴代将軍に関する2000点以上もの文化財を収蔵。
徳川全15代将軍の具足(甲冑)や50を超える刀剣などが展示されているため、久能山東照宮博物館も併せて観光しよう。
11:40 「駿府城公園」で歴史的建造物と自然景観を満喫
久能山東照宮の散策を終えたら、日本平ロープウェイの「久能山駅」からロープウェイに乗って日本平駅へ。
日本平駅からバスに乗って、JR静岡駅まで向かおう。駅から15分ほど歩けば「駿府城公園」に到着する。
徳川家康が1585年に築城、将軍職を退いたあと大御所として晩年を過ごした駿府城の城跡を整備した公園で、駿府城の東御門や巽櫓、坤(ひつじさる)櫓などが復元されている。
それぞれ内部の見学が可能なだけでなく、四季折々の花々が美しい「紅葉山庭園」、富士山を眺められる「富士見山広場」など、見どころが多い。
園内を散策して、歴史的建造物だけでなく、美しい自然景観も満喫しよう。
14:40 「浜松まつり会館」で日本のお祭りの魅力を体感
駿府城公園の散策を終えたら、JR静岡駅まで徒歩で戻ろう。
JR静岡駅周辺でランチを食べたら、東海道新幹線に乗ってJR浜松駅へ。
バスに乗車し「中田島線・中田島砂丘」下車してすぐの「浜松まつり会館」へ到着。
浜松まつり会館では、日本文化を感じられる大凧や屋台などの展示を楽しめる。
凧とは竹の骨組みに紙を張り、糸をつけて風を利用し空に飛ばすおもちゃのこと。
450年以上の歴史ある「浜松まつり」では、大勢の人が一斉に空高く凧を飛ばし、糸を絡ませ切って落とす「凧揚げ合戦」が開催される。夜には豪華絢爛な御殿屋台が、お囃子とともに街を彩る。
長年続くお祭りの雰囲気や魅力を、展示された大凧や屋台から感じてみよう。
15:10 「中田島砂丘」を散策して自然美を堪能
浜松まつり会館を満喫したら、歩いて約3分の「中田島砂丘」へ。
遠州灘に沿って東西4km続く砂丘は、季節風が作る風紋も美しく「日本三大砂丘」のひとつに数えられる。
遮るものがない砂丘で、どこまでも広がる遠州灘海岸の絶景を満喫したら、静岡旅の最終目的地「弁天島海浜公園」へ向かおう。
17:00 「弁天島海浜公園」で幻想的な夕景を眺める
中田島砂丘の景観を堪能したら、最寄りのバス停「中田島砂丘」からJR浜松駅へ。
JR東海道本線に乗ってJR弁天島駅で下車。3分ほど歩くと最後のスポット「弁天島海浜公園」に到着。
浜名湖に面する東西約500mに渡って広がる公園で、ヤシの木が立ち並び、南国ムードがあふれている。
湖面に浮かぶ高さ18mの赤い鳥居は、弁天島のシンボルタワー。
11月~1月頃の期間限定で見られる、シンボルタワーの間に夕陽が沈む景色は神秘的かつ幻想的。旅の最後に見る風景にピッタリだ。
静岡旅行で外せないご当地グルメ3選
静岡は海・山の幸が豊富で、様々な旬の素材を活かしたグルメを味わえる。
その中でも、地元の人からも愛されるご当地グルメを3つに厳選して紹介しよう。
1. 静岡おでん
牛すじ・黒はんぺん・練り物・卵などに串を刺し、具材から出る出汁と色の濃い醤油で煮込んだ「静岡おでん」。
香りや風味が増すように、青のりや魚のだし粉をかけるのも特徴のひとつだ。
また、スープが黒く、見た目にもインパクトがある。
長めの串で刺しているため、箸を使わず気軽に食べられる。
2. 富士宮焼きそば
独特なコシのある食感と味付けの「富士宮やきそば」。
麺を蒸してから冷やし、油でコーティングすることで強いコシと噛み応えのある食感を出す。
そこに肉かすとあっさり目のソースを絡ませ、魚の削り粉を振りかける。
普通のやきそばとはひと味違う、「富士宮やきそば」もぜひ味わってほしい。
3. 浜松餃子
円形に焼かれた餃子の中心に、もやしが添えられた見た目が特徴的な「浜松餃子」。
ただ、特徴的な見た目ではなくとも、浜松市内で製造され、浜松市に3年以上在住している調理人が作る餃子であれば「浜松餃子」とされる。
そのため、キャベツの多さと豚肉のコクを感じられる浜松餃子は多いが、焼き方や具はお店によって異なる。
色んなお店の浜松餃子を食べ比べるのも、楽しみ方のひとつだ。
春の静岡旅行で訪れるべき桜の名所
静岡の桜といえば河津桜が並ぶ河津川が有名だが、その他にも魅力的な桜の名所は多い。
特に「駿府城公園」は、800本以上もの桜が風情ある園内に咲き誇り、満開の桜が並ぶお堀、満開の桜越しに眺める富士山など、バラエティ豊かな春の景色を楽しめる。
「はままつフラワーパーク」では、カラフルな50万球のチューリップと1,300本の桜が競演する姿は「世界一」と例えられるのも納得の美しさ。
桜並木のすぐそばをSLが走る、珍しい風景を見られる「家山の桜トンネル」も人気の花見スポットだ。
例年の桜の開花日・満開日は、以下の表を参考にしてほしい。
ただ、気候や気温によっては日付が前後するため注意しよう。
- 開花日
- 3月24日
- 満開日
- 4月2日
- 桜の見頃
- 4月2日〜4月8日
参考:気象庁 さくらの開花状況
参考:気象庁 さくらの満開状況
バラエティ豊かな絶景に出会える静岡の紅葉の名所
静岡には桜の名所だけでなく、紅葉の名所も多い。
豊かな自然と様々な観光スポットがあるため、様々なシチュエーションで紅葉を楽しめる。
静岡でも屈指の景勝地「寸又峡」も紅葉の名所のひとつ。
夢の吊り橋を渡りながら、峡谷が秋色に染まる様子を一望できる。
「修善寺 虹の郷」では、紅やオレンジなど様々な色彩に染まるもみじ林を。
梅の名所として知られる「熱海梅園」では、紅葉の見頃になるとライトアップが行われ、幻想的な空間を散策できる。
秋の静岡旅行なら紅葉名所に足を運び、ゆっくり散策しながら秋の絶景を満喫するべきだ。
11月下旬〜12月中旬に見頃を迎えるスポットが多いが、その年の気候や気温、スポットによって見頃は前後するため注意してほしい。
静岡旅行に関するよくある質問
Q
静岡を旅行するのにお勧めの季節は?
富士山を背景に桜が見られる春がお勧めです。
Q
静岡で有名な温泉地は?
温泉地が多い静岡の中でも、熱海温泉や修善寺温泉は特に有名です。
Q
静岡で有名なリゾート地は?
大自然と温泉が楽しめる伊豆エリアです。
まとめ
この記事では静岡のエリアごとの魅力やご当地グルメ、交通情報、参考にすべきモデルコースなど、静岡旅行に必要な情報を網羅的に紹介してきた。
富士山以外にも魅力が多い静岡を、記事を参考に満喫してほしい。
この記事では紹介しきれなかった、静岡の魅力的な観光スポットをまとめた、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。