温泉・観光・グルメ全てを満喫できる!別府温泉の観光ガイド
九州で最も有名な温泉地と言っても過言ではない「別府温泉」。
湯めぐりを楽しめるのはもちろん、温泉が湧き出すダイナミックな光景を望む「地獄めぐり」という珍しい体験ができる。
その他にも温泉地ならではの料理や温泉街めぐり、別府の美しい景色を楽しめる観光スポットなど、様々な楽しみ方も可能だ。季節ごとに開催される大きなイベントも見逃せない。
何も調べずに別府温泉を観光すると、温泉に入って満足してしまうかもしれないが、それではもったいない。
この記事では別府温泉の魅力を満喫するために知っておくべき、楽しみ方や人気観光スポット、飲食店、お勧めの宿泊施設などを紹介していこう。
別府温泉ってどんなところ?
九州北東部に位置する大分県別府市の別府温泉は、年間400万人以上が訪れる人気の温泉地。
8世紀初頭の文献に記載があるほど、長い歴史を持つ温泉でもある。
一口に「別府温泉」といっても、「別府八湯」または「別府温泉郷」と呼ばれることからわかるように、8つの温泉地から成る大規模な温泉郷だ。
浜から温泉が湧き出る「浜脇温泉」、利便性の高い「別府温泉」、見晴らしの良い「観海寺(かんかいじ)温泉」、湯量豊富な「堀田温泉」、湯治の効果に定評のある「明礬(みょうばん)温泉」、「地獄めぐり」で有名な「鉄輪(かんなわ)温泉」、渓流沿いの「柴石(しばせき)温泉」、海に近く静かな「亀川温泉」と、それぞれ泉質や温泉街の雰囲気も異なる。
それぞれの特徴や魅力を味わいつつ、湯めぐりを楽しむには最適の温泉地だ。
別府温泉を構成する、8つの温泉地の特徴と魅力もそれぞれ紹介していこう。
1. 別府温泉
JR別府駅を中心とした別府の市街地、繁華街の中にある温泉地。
アクセスしやすいので別府温泉を巡る拠点ともなる。
旅館が経営する湯はもちろん、観光客も気軽に利用できる町内会が経営する共同温泉も多い。
別府温泉は、地元の人々の日常に根差した温泉の雰囲気を楽しむには最適。
単純泉、食塩泉、炭酸水素塩泉など、温泉初心者にも入りやすく万人に好かれる泉質の湯が多い。
なかでも「唐破風造(からはふづくり)」の豪華な屋根が特徴的な外観の「竹瓦温泉」は、1879年創業の別府温泉を象徴的する存在だ。
20世紀初頭を思わせるレトロな雰囲気や、暖められた砂に埋まるという、温泉地ならではの珍しい入浴法「砂湯」も体験できる。
2. 浜脇温泉
JR東別府駅の周辺、海沿いに位置する温泉地。
浜から温泉が湧き出していることから「浜わき」の名が付いた「浜脇温泉」は、別府温泉の発祥地と言われている。
主要な温泉施設は、20世紀初頭につくられた「浜脇温泉」。当時のモニュメントが残されており、レトロな雰囲気も楽しめる。
地元の人々の生活に密着したリーズナブルな価格設定と、早朝の6時30分から深夜1時という営業時間の長さが嬉しい。
3. 観海寺温泉
鶴見岳から別府湾に注ぐ朝見川上流の山の斜面に湧く、鎌倉時代から続く温泉地。
別府市街とその奥に広がる別府湾を見晴らす大パノラマを観賞できるエリアで、絶景を楽しめる露天風呂を備えた多くの温泉宿がある。
なかでも2大絶景風呂として有名なのが、「別府温泉杉乃井ホテル」と「いちのいで会館」。
4. 堀田温泉
「堀田温泉」は、大分の有名な温泉地「湯布院」や、九州の政治の要所「大宰府」へ通じる交通の要所として、数百年前から栄えている温泉地。
泉質は「単純温泉」で、万人にとって入りやすく、湯量も豊富。
貸切の湯を備えた施設も多く、家族またはカップルで、温泉を贅沢に楽しみたい旅行者にも愛されている。
リーズナブルな市営の入浴施設もあり、季節感を味わえる露天風呂や別府湾を望める休憩室は観光客にも人気。
5. 明礬温泉
鉄輪温泉からバスで10 分ほど山を上ったところに開けた温泉地。
人里離れたのどかな雰囲気で、硫黄の臭いが立ち込めている。お湯は白濁の硫黄泉で、皮膚病や神経痛などに効果があるという。
現在も当時の方法で湯の花を製造し続ける「みょうばん湯の里」では、国の重要無形文化財に指定された湯の花の製造技術を見学できる。
6. 鉄輪温泉
別府市街からバスで30分ほど山を上った所に開けた、別府八湯を代表する温泉地。
別府の源泉の大半は鉄輪地区に集中しており、湯けむりが立ちのぼる温泉街の景観は、「別府の湯けむり・温泉地景観」として文化的景観に選定されている。
別府観光の定番・地獄めぐりの拠点でもある。
7. 柴石温泉
柴(山や野原に生える雑木)の化石が見つかったことから「柴石」と呼ばれるようになった、というだけあり、森林に囲まれた癒しの温泉地が「柴石温泉」だ。
渓流沿いの歴史ある湯で、昔から温泉療養の地としても有名だった。
9世紀や10世紀には天皇も病気療養のために訪れたと伝わる。
単純温泉、塩化物泉の温度の異なる2つの温泉があり、露天風呂や蒸し風呂に入れる施設もある。
貸切湯もあるので、自然に囲まれた入浴を家族やカップルだけで楽しめるのも魅力。
8. 亀川温泉
別府湾沿いにあり、別府八湯のひとつである亀川温泉は、無色無臭で肌にやさしい単純温泉や保温効果の高い塩化物泉が多く湧く。
亀川温泉の名物といえば、砂に埋もれて温まる砂湯。
老廃物を排出し新陳代謝を促すデトックス効果があるとされ、江戸時代から行われていたという記録も残る。かつては民間の砂浴場もあったが、現在亀川温泉に残るのは市営の「別府海浜砂場」のみ。
別府温泉へのアクセス
大分県の空の玄関「大分空港」を起点とする、「JR別府駅」へのアクセスを紹介しよう。
大分空港には国際線もあるため、別府温泉には海外からもアクセスしやすい。
- 経路
-
1. 「大分空港」バス停から「連絡バス・大分交通・エアライナー」に乗車し、「日出」停留所下車
2. 「日出」停留所から徒歩、約10分で「JR暘谷(ようこく)駅」へ
3. 「JR暘谷(ようこく)駅」から「JR日豊本線」に乗車、約15分で「JR別府駅」に到着 - 所要時間
- 約1時間5分
別府温泉のお勧め観光シーズンは?
別府温泉のお勧め観光シーズンは春か秋。
特に早春か晩秋の少し肌寒いくらいがちょうど良いだろう。
観光スポット散策や地獄巡りでたくさん歩いても汗だくにならず、温泉に浸かってちょうど気持ちが良いくらいの気候が、早春3月下旬から4月上旬と晩秋10月後半から11月。
春なら桜の開花、秋なら木々の紅葉も見られ、景観も美しいのでお勧め。
入浴だけじゃない!別府温泉の楽しみ方
別府温泉では温泉に浸かる以外にも、様々な楽しみ方ができる。
温泉が湧き出す様子を楽しめる「地獄めぐり」や、別府湾の海の幸や大地の恵みを生かしたグルメ、レトロな雰囲気たっぷりの温泉街の散策など、アクティブにも悠々自適にも楽しめる。
これから紹介する具体的な楽しみ方を参考に観光してほしい。
1. 別府地獄めぐりを楽しむ
「地獄めぐり」という言葉だけ聞くと恐ろしいが、危険や恐怖はないのでご安心を。
別府温泉では、地中深くから100℃前後の噴気や熱泥、熱湯が噴出しており、その場所が「地獄」と呼ばれている。
源泉に溶け込む成分により、色や雰囲気の異なる7か所の「地獄」を巡って散策することが「地獄めぐり」と呼ばれ、別府名物になっている。
それぞれの「地獄」の色や雰囲気の違いも楽しめ、雄大な大地のエネルギーと地球の原始的な息吹を間近で眺める貴重な体験ができる。
コバルトブル一の「海地獄」、酸化鉄の成分で赤い「血の池地獄」をはじめ、7か所の地獄それぞれに特徴がある。
四季折々の花や植物との共演があったり、面白いオブジェのあるフォトスポットがあったり、中にはワニがいる「鬼山地獄」もある。
2. 別府ならではグルメを味わう
別府温泉では、別府湾の幸を用いた海鮮グルメと、温泉の地熱を利用して作られる別府グルメが有名。
温泉の蒸気を利用した「地獄蒸し」は、ここでしか食べられないものなので、ぜひ試してほしい。
魚介や肉、野菜や卵などの素材を温泉の蒸気で蒸すだけ。
油を使わないヘルシーな調理法でありながら、素材のうまみが凝縮される。
熱の通り方が独特なので食感も良い。
近年は「地獄蒸しプリン」や「地獄蒸しパン」なども販売されている。
他にも大分名物「とり天」や大分の和牛「豊後牛」も味わえるので、チェックしてみよう。
3. 個性豊かな温泉街を巡る
別府は県庁所在地の「大分市」に次ぎ、大分県で2番目に大きな都市なので、「JR別府駅」の周辺には温泉ホテルや百貨店などが立ち並び、とても賑やか。
しかし、繁華街・歓楽街でありながら駅前には気軽に温泉に手を浸けて楽しむ「手湯」があったり、街中に「足湯」があったりと温泉地らしさが垣間見える。
別府駅前から、別府の温泉街「鉄輪」エリアに足を延ばすと、一気にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気の街並みが広がる。
温泉街らしい湯けむりにつつまれ、歴史を感じさせる建物を眺めながら散策できる。
古民家を改良したカフェや食べ歩きグルメが販売されている店も多く、ゆったり過ごせる。
別府温泉で訪れるべき人気観光スポット6選
温泉、グルメだけでなく観光も別府温泉旅行の醍醐味だ。
別府温泉で観光を満喫するために、訪れるべき観光スポットを厳選して紹介しよう。
ここで紹介するのは、雄大な大地の力、自然の景観、マグマの息吹を五感で感じられるスケールの大きいスポットばかり。
足を運べば、多くの感動と癒やしを得られるだろう。
1. 別府ロープウェイ
日本三百名山のひとつである「鶴見岳」山麓の別府高原駅から標高1,300mの鶴見山上駅までをつなぐロープウェイで、1,816mの急勾配をおよそ10分かけてアプローチ。
ゴンドラは縦12m × 横8mの九州最大級のゆったり仕様なのが特徴で、開業した1962年以来、安全第一で運行を続けている。
2. 城島高原パーク
爽やかな山風が心地いい、別府市が誇るリゾートスポット「城島高原」に広がるアミューズメントパーク。
およそ100万坪もの敷地内にはホテルやゴルフ場を備えており、なかでもメインコンテンツの遊園地には一年を通じて多くのユーザーが訪れる。
アトラクションは、ちびっこも安心のほのぼの系からスリル満点の絶叫系まで、約40種類がお待ちかね。
3. 血の池地獄
高温・高圧の地下層で化学反応を起こして発生した「熱泥(ねつでい=火山泥流)」が地上に吹き出し、池に堆積したおどろおどろしい姿を例えて、古くから「地獄」と呼ばれている。
広さは約1,300㎡、1300年以上も前から存在しており、現在は安全を確保して周囲が整備され、別府が誇る代表的な観光地のひとつとして親しまれている。
4. 十文字原展望台
海抜約500mのロケーションで、秋にはススキが辺り一帯を黄金色に染め上げる「十文字原高原」内の展望台。
穏やかな潮の流れが特徴の別府湾や別府市街地が真正面に広がり、気候が良ければ、はるか向こうに四国まで見渡せる。
5. 志高湖
別府市の鶴見岳南東山腹、海抜600mのエリア一帯に広がっている高原の湖。「阿蘇くじゅう国立公園」の一部分を占め、雄大なフォルムの「由布岳」をはじめとする山々に囲まれた大自然の環境がすばらしい。
約2kmの湖の周囲にはウォーキングルートが整備されているので、野鳥や四季折々の草花とふれあいながらのアクティビティを満喫するのに最適。
6. 別府ラクテンチ
1929年(昭和4)創業、九州地方でもっとも歴史のある遊園地で、別府市民の思い出のスポットとして三世代に渡って愛されている。
園内には、日本で唯一の二重式観覧車「フラワーかんらん車」から、メルヘンな世界観を楽しめるメリーゴーランド、木々の間をくぐって約470mのコースを疾走するジェットコースター、さらに20年ぶりに復活したゴーカートまで、幅広いアトラクションがお待ちかね。
別府温泉・大分のグルメを満喫できる人気飲食店3選
別府温泉には、温泉の恵みや大地の恵み、ブランド鶏肉や和牛を使ったグルメがたくさんある。
そのため、何を食べれば良いか迷ってしまうだろう。
そんな時はこれから紹介する、人気飲食店へぜひ足を運んでほしい。
別府グルメを思う存分味わえるはずだ。
1. 地獄蒸し工房 鉄輪
路地のあちこちで湯煙の上がる温泉大国・別府屈指の温泉街、鉄輪温泉名物の地獄蒸し料理が体験できる複合施設。
地獄蒸しとは、摂氏98度、100%地熱エネルギーの温泉噴射を利用する江戸時代から続く調理法。別府ならではの伝統を体験できるとあって、週末は行列ができることも。
2. レストラン東洋軒
およそ100年もの歴史がある中華料理レストランで、休日はもちろん、平日でも大勢の利用客が訪れており、開店と同時に満席になることも少なくない。
初代料理長を務めた宮本四朗氏は、かつて天皇陛下の料理番を務めた経験をもつ凄腕職人。創業間もない頃に「とり天」を発案したことでも知られるレジェンドだ。
とり天には下味がついているので、何もつけずにそのまま召し上がっても良し、大分名産のカボスを搾ってかけたり、酢醤油とからしを付けたりするのもおすすめ。
3. 手のべ冷麺専門店 六盛本店
JR東別府駅から徒歩15分程度の場所にある「手のべ冷麺専門店 六盛本店」は「別府冷麺」が食べられる店。
「冷麺」というと全国的には、岩手県の盛岡が有名だが、朝鮮半島により近い大分の「別府冷麺」は、より本場に近い味わいと評判だ。
すっきりとした味わいの中にコクと旨みが凝縮された奥深い味わいのスープと、モチモチの食感で食べ応えのある麺の相性が抜群。
ツルツルと食べられて、1度食べたら癖になる。
寒い時期には「冷麺」を温めて提供する「温麺」がお勧めだ。
迷ったらココ!別府温泉のお勧め宿泊施設3選
全国的に有名な別府温泉には、昔から全国各地、または海外から多くの観光客が訪れているため、歴史ある旅館や宿泊施設が多い。
外観や内装はもちろん、景観の良さやもてなし、様々な面からお勧めの宿泊施設を、ここでは紹介する。
宿に迷ったら、ぜひここで取り上げた旅館やホテルをチェックしてほしい。
1. 大江戸温泉物語 別府清風
JR別府駅から徒歩約10分、大分空港から直通の別府北浜バスセンターから徒歩約3分、便利な交通アクセスに加え、別府湾に面した海沿いのロケーションもすばらしいホテル。
お楽しみの温泉は、目の前を遮るものがなく別府湾とつながりを感じられる露天風呂がメイン。
波音を耳にしながらゆったり過ごすのも良し、水平線から昇る朝日を眺める温泉体験もこの上ない贅沢だ。
2. 別府温泉 杉乃井ホテル
別府随一の大型温泉施設として高い知名度を誇り、全国各地から同ホテルを目的に訪れるユーザーも少なくない。
客室総数は554室、収容宿泊客数は約2,000人という規模で、宿泊棟は「宙館」「虹館」「中館」という3種類がそれぞれ隣接する。
宿泊棟はそれぞれ魅力が異なり、2023年に誕生した「宙館」は洗練されたデザイン&ゆったりくつろげる客室が特徴。
3. 亀の井ホテル 別府
界隈でも一際目を引く17階建ての高層ホテルで、窓の向こうにスケールの大きい別府の街を一望できる。
「お客様に気軽な別荘としてご利用いただきたい」というマインドのもとで、ラインアップしている客室はバラエティ豊か。
一般的なシングル・ツインはもちろん、1室に6つのベッドが並ぶ広々としたタイプや、絵本・知育玩具・おむつ用ごみ箱を備えたベビールームも揃う。
別府温泉を観光するなら参加すべき4つのイベント
歴史ある有名な観光地・別府温泉では、四季折々に大きなイベントが開催される。
観光客はもちろん、地元の人々も総出で盛り上がるスケールの大きなお祭りだ。
旅行する時期とイベントの開催時期が重なっていたら、別府温泉の観光はより楽しいものになる。
調整可能なら、イベントに合わせて旅行のプランを立てても良いだろう。
1. 別府八湯 温泉まつり
別府市は毎年4月1日を「温泉感謝の日」と定め、温泉のめぐみに感謝するお祭り「別府八湯温泉まつり」を開催している。
JR別府駅周辺の繁華街、駅前通りを中心に、約1週間かけて様々なイベントが開催される。
別府のシンボルである「扇山」に火を入れ、山肌を炎で染める、壮大な炎のショー「扇山火まつり」をはじめ、「湯ぶっかけまつり」や「べっぷフロマラソン」など、温泉地ならではのユニークなイベントが多い。
「湯ぶっかけまつり」では神輿が練り歩き、歩行者天国となる駅前通りで、何十トンもの温泉が放水ホースなどで沿道から撒き散らされる。
なにもかもが温泉浸しになる中で、踊ったり歌ったり飛んだり跳ねたり我を忘れて楽しめる。
2. 鉄輪湯あみ祭り
9月中旬に行われる、鉄輪温泉郷をあげての一大イベントが「鉄輪湯あみ祭」。
鉄輪温泉の開祖といわれる「一遍上人(いっぺんしょうにん)」と、温泉の恵みに感謝するお祭り。
期間中は、蒸し湯前の広場で「一遍上人奉納踊り」や「餅つき大会」が行われる。
浴衣を着て行くと無料で楽しめる縁日「鉄輪ゆかたでぃ」もある。
浴衣を持っていない観光客も、近隣の宿泊施設の貸し出し浴衣を利用できる。
浴衣を着てお祭りの町を散策すれば、温泉街の風情をより一層深く味わえるだろう。
3. べっぷ火の海まつり
別府市の夏の風物詩と言えば「べっぷ火の海まつり」だ。
毎年7月末の3日間にわたり、JR別府駅周辺、駅前通り、北浜公園、別府スパビーチに出店が立ち並ぶ。
駅前通りは歩行者天国となり、定番の屋台料理から多国籍料理などバラエティ豊かな屋台グルメが味わえる。
駅前通りの北側、「海門寺公園」では「べっぷ屋台村」が設置され、別府冷麺をはじめとした地元の名物料理を食べられるだけでなく、カラオケ大会やダンスコンテスト等のイベントが行われる。
最終日にはビーチで大規模な花火大会が開催。
4. べっぷクリスマスHanabiファンタジア
別府市の冬の風物詩として、30年以上親しまれているロマンティックなクリスマスイベント。
毎年、クリスマス直前の週末2日間に開催され、海辺にある「的ヶ浜公園・スパビーチ」では、2日連続で花火大会が打ち上げられる。
子どもたちがクリスマスソングを歌い、音楽とシンクロして、夜空に打ち上げられる色鮮やかな花火は、夏とはまた一味違った趣がある。
家族や恋人と一緒に訪れたら、きっと忘れられないクリスマスの思い出が作れるだろう。
別府温泉に関するよくある質問
Q
別府温泉には、何軒ぐらい温泉施設があるの?
「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉郷があり、150以上の温泉施設があります。
Q
別府温泉周辺に人気観光地はあるの?
別府温泉からバスで約75分の場所に、同じく有名な温泉地・由布院があります。
まとめ
多様な魅力を持つ別府温泉の楽しみ方をはじめ、人気の観光スポットや飲食店、お勧めの宿泊施設などを紹介してきた。
別府温泉を観光するなら、記事を参考に温泉めぐりだけでなく、様々な体験をしてほしい。
大分の別府以外の観光地を巡るなら、大分の観光スポットを厳選して紹介している、こちらの記事も参考にしてほしい。