
【沖縄のエリア別お勧め宿泊施設21選】好みにピッタリな宿泊先が見つかる!
日本人だけでなく、訪日観光客からも絶大な人気を誇る「沖縄」。
エメラルドグリーンの海と白い砂浜、豊かなサンゴ礁や亜熱帯の自然環境をはじめ、多彩な見どころが尽きない。
琉球王国の歴史が色濃く残り、伝統工芸・民俗芸能・グルメなど、あらゆるところで独特な文化を感じられる。
その一方で沖縄本島は南北に長く、離島もあるため、どこに泊まれば良いのか迷ってしまう方も多いだろう。
この記事では、人気観光地ごとにお勧めの宿泊施設を紹介していく。
最後まで読めば、観光目的・プランに合ったエリアとホテルが見つかるはずだ。
初めての沖縄観光ならココ!那覇のお勧め宿泊施設3選
沖縄本島の玄関口「那覇」は、伝統・歴史・自然・現代文化が融合した魅力あふれる観光地。
「首里城」や「識名園」といった琉球王国の世界遺産が点在するほか、「国際通り」・「ちむん通り」・「波の上ビーチ」に行けば沖縄独自の風景を楽しめる。
那覇空港からのアクセスに優れ、市内は交通網が充実しているため、観光拠点にもぴったり。
宿泊施設の選択肢も多く、リゾートホテル・ビジネスホテル・ゲストハウスなど好みに選べるのもうれしい。
ここでは、質の高いおもてなしに定評のあるお勧めのホテルを紹介しよう。
1. ホテルアンテルーム那覇
ウォーターフロントに立地するアートがちりばめられたホテル。
すべての客室から、ハーバービューを望むことができ、海との連続性が意識されている。
なかでもアーティストによるコンセプトルームは、ぜひ泊まりたい。
美術家・神谷徹氏のコンセプトルームは、豊かな色彩を使った絵画や沖縄の自然をモチーフにした内装が特徴、黒坂祐氏のものは、客室全体が一枚の絵画のようで、宿泊客の感性をくすぐる。

2. ヒューイットリゾート那覇
館内に入ってまず目に飛び込むのは、フロント背面の壁にかけられた現代日本画家大竹寛子氏の作品。
蝶や花が渦を巻く大画面の絵が出迎えてくれる。
沖縄の海や太陽を感じさせる客室には、最高の眠りへと誘うシモンズ製のベッドを設置するなど、インテリアもハイグレード。
那覇市内を一望しながらBBQを満喫できる13階テラス(季節限定・要予約)ほか、日没後には、立体映像を映し出す3Dホログラムショーを開催。

3. ザ・ナハテラス
空港や駅、繁華街への交通アクセスが良く、観光やビジネスの拠点としての利便性が高い那覇の新都心・おもろまち。
「ザ・ナハテラス」はそんな都心部にありながら閑静な佇まいで、優雅に滞在できるシティリゾートホテルだ。
ゲストルームは145室。なかでもクラブツインやテラススイートといった客室からなるクラブフロアではワンランク上のサービスを提供。

美しい自然に癒やされたい方にお勧め!恩納村のお勧め宿泊施設3選
沖縄本島西海岸に広がる「恩納村(おんなそん)」は、美しい自然景観が魅力のリゾートタウン。
沖縄屈指の景勝地「万座毛」の断崖絶景や真栄田岬の「青の洞窟」をはじめ、白砂ビーチとエメラルドグリーンの海を満喫できる。
ダイビング・シュノーケリングも盛んなので、アクティビティを楽しみたい方にもお勧め。
那覇空港から車で50分前後とアクセスしやすく、多彩なリゾートホテルが点在するため、利便性を備えながらゆったりと過ごせるのもポイント。
ここでは、全ての客室でオーシャンビューを望める宿泊施設を紹介しよう。
1. ルネッサンスリゾートオキナワ
沖縄本島の西海岸に位置する人気のリゾートホテル。
377室の客室は、全室オーシャンビューのバルコニー付きで、東シナ海を一望できる美しいロケーションが魅力だ。
モダンな洋室、畳敷きの和室のほか、イルカやカメのイラストなどが散りばめられた、子ども連れ限定客室「フリッパーズ コネクティング」も完備。

2. ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート
沖縄本島の西海岸にあるタイガービーチを目の前にしたリゾートホテル。
ピクチュアレスクリゾートをコンセプトに、どこを切り取っても絵になるような空間を演出。
約1万坪にも及ぶ広大な敷地には、思わずカメラを向けたくなるような美しい風景があちこちに広がっている。
399の客室は全室がオーシャンビュー。コロニアルデザインを取り入れ、海が見えるようにベッドを配置するなど、部屋に居ながらリゾート感を満喫できる。

3. ハレクラニ沖縄
沖縄本島屈指の景勝地、恩納村の海岸線にある「ハレクラニ沖縄」は、ハワイで100年以上の歴史を誇る「ハレクラニ」ブランドの日本初進出ホテルだ。
白を基調とした上品なインテリアで統一された全360室の客室は、すべてオーシャンビュー。
沖縄の青い海を引き立てるデザインは、訪れる人に至福の空間を提供する。
さらに、プライベートプールと天然温泉を備えた5棟のヴィラもあり、よりラグジュアリーな滞在を求めるゲストのニーズにも応じる。

買い物やナイトライフを満喫!北谷町のお勧め宿泊施設3選
沖縄本島中部の海辺にある「北谷町(ちゃたんちょう)」は、アメリカ西海岸を思わせる異国情緒と豊かな自然が共存する観光地。
ランドマーク「アメリカンビレッジ」を中心に、ショッピングエリアや飲食店、ナイトライフが集まっており、国内にいながら海外気分を味わえる。
フォトジェニックなスポットが多いほか、周辺にはビーチ・マリンアクティビティもあり、遊びの選択肢が非常に豊富だ。
宿泊施設も様々なプラン・設備が用意されており、カップル・ファミリー・仲間内など、ニーズに合ったホテルが見つかりやすい。
ここでは、人気のリゾートホテルを紹介しよう。
1. レクー沖縄北谷スパ&リゾート
沖縄本島中央部・北谷町の西海岸エリアにあり、充実の施設でラグジュアリーな時間を体験できるリゾートホテル。
最上階の大浴場は地下1,400mから汲み上げた沖縄では珍しい天然温泉。
モダンな空間でゆっくりとお湯に浸かれば、沖縄の日差しの中で過ごしたお肌も癒されるはず。
最上階には海や夕日を望むホテル自慢のインフィニティプールや展望ジャグジー、ガゼボなどを備えたリゾートムード満点のスパがあり、そちらも人気。

2. ベッセルホテルカンパーナ沖縄
沖縄中部のシーサイドエリアに位置する、異国情緒あふれる「アメリカンビレッジ」に建つシティリゾートホテル。
ビーチまで徒歩1分と抜群の立地を誇り、屋上には、絶景を眺めながら湯あみができるサウナ付き展望浴場を完備。
3月下旬から10月末までは、東シナ海を望むオーシャンビューが眺望できる展望スカイプールがオープンし、沖縄の空と海を体感できる。
客室はすべて開放感たっぷりのバルコニー付き。オーシャンビューの客室からは、一面に広がる紺碧の海と空が一望できる。

3. テラスガーデン美浜リゾート
沖縄県中頭郡北谷町美浜の国道58号沿い、「アメリカンビレッジ」の入口にある全15室の高級リゾートホテル。
那覇空港から車で約40分、ビーチへは徒歩5分という便利な立地を誇り、観光拠点にもぴったり。
全室100平方メートルの広々としたスイートルームタイプで、開放的なL字型のバルコニーとジャグジー付きのバスルームを備える。
美しい北谷の海やサンセットを満喫できるほか、電子レンジ・冷蔵庫・コーヒーマシンといった部屋内の設備も充実し、快適で贅沢な滞在を楽しめる。
接客の良さや清潔感への評価が高く、リピーターが多いのも特徴だ。

ローカルカルチャーを楽しみたい方にぴったり!沖縄市のお勧め宿泊施設3選
沖縄本島の中央部にある「沖縄市」は、「コザ」の愛称で親しまれる国際色豊かな観光都市。
戦後のアメリカ文化と沖縄の伝統文化が融合した「チャンプルー文化」が最大の特徴だ。
コザゲート通りでは英字看板が並ぶ独特な街並みが広がり、個性的な飲食店・カフェを巡る散策を楽しめる。
また、ロックから沖縄民謡まで多様なジャンルが息づく音楽の街としても有名。
ライブハウス・ステージが点在し、夜通しライブや地元イベントが頻繁に行われており、沖縄市に宿泊すれば、ローカルカルチャーを肌で体感できる。
ここでは、趣の異なるホテルを紹介しよう。
1. オキナワ グランメールリゾート
コザゲート通りから車で10分ほどの場所にあるリゾートホテル。広々とした開放感あふれる客室からは、沖縄のオーシャンビューを眺めることができる。
最大200名まで利用できる大型レストランや、フィットネスルーム、屋内プール&サウナなど、ホテル内には充実した時間を演出する施設が揃う。
そのほか、オプションプランとして沖縄ならではのアクティビティも楽しむことができる。

2. ミュージックホテルコザ バイ コルディオプレミアム
「コザ・ミュージックタウン」から徒歩8分ほど、沖縄市上地にあるミュージックホテル。
音楽をテーマにした内装やオリジナルアートが配された客室、1Fロビーのストリートピアノ(宿泊者は自由に演奏可)など、エンターテインメント性の高さが特徴だ。
コンセプトに沿ったオリジナルプレイリスト搭載のスマートスピーカーor Bluetoothスピーカーが部屋ごとにあり、滞在中も音に触れながら過ごせる。
セルフチェックイン方式により柔軟なチェックイン(15時〜24時)が可能、周辺にはライブハウスやイベント開催が多いので音楽好きにお勧め。

3. ホテル コザ
国道330号線沿い、胡屋十字路から歩いて6分ほどの好立地にあるビジネスホテル。
落ち着いたモダンスタイルの客室は、リラックスして過ごすのに最適で、「安心・安全・快適・おもてなし」をコンセプトに、アメニティや館内施設も充実している。
そのほかにも、好みに合わせて枕の種類を選べたり、レンタル自転車を利用できたりと、仕事や旅の合間をストレスフリーで過ごせるサービスが盛りだくさん。

ジャングリア・美ら海水族館へのアクセスも良好!名護のお勧め宿泊施設3選
沖縄本島北部に位置する「名護」は、やんばるの自然やユニークなテーマパークが揃う人気観光地。
代表的な「ナゴパイナップルパーク」をはじめ、桜が美しい「名護城公園」、100種類以上の動物が暮らす「ネオパークオキナワ」など見どころが盛りだくさん。
マリンスポーツ・星空観賞・シーサー作り・オリオンビールの製造見学といった、体験型施設も多いのでアウトドア好きにお勧め。
観光拠点に便利なほか、グルメや名護湾の景色を楽しめるのも名護に泊まるメリットだ。
ここでは、やんばるエリアの玄関口にあるホテルを紹介しよう。
1. オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ
「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」は、世界自然遺産に指定された沖縄本島北部の「やんばる」の入口に位置するリゾートホテル。
「島とあそぶ 森とつながる」をコンセプトに、ホテルを通してやんばるとつながる体験が可能だ。
客室の窓際に設置された全面ガラス張りのリビングスペースからは東シナ海を望め、くつろぎのひと時を過ごすことができる。

2. カヌチャリゾート(カヌチャベイホテル&ヴィラズ/カヌチャゴルフコース)
世界自然遺産にも登録される沖縄北部の「やんばる」エリアの玄関口に位置する、約80万坪の緑豊かな森や海に囲まれたカヌチャリゾート。
敷地内には9つの宿泊棟をはじめ、レストランやビーチ、プール、ゴルフ場やレストラン、ショップまでが点在する、まるでひとつの街のようなリゾートだ。
客室は、ゆとりある間取りが特徴のスタンダードなツインルームから、オープンジェットバスや天蓋付きベッドなどエグゼクティブ仕様の設備の揃うスイートタイプの部屋まで、コテージタイプの部屋も含め全部で19種類。

3. ザ・ブセナテラス
国内でも最大級のリゾート地・部瀬名岬に佇むリゾートホテル。
沖縄の気候風土に即した設備やロイヤリティのあふれる温かなもてなしで、大人のための洗練された空間とゆったりと流れる時間を演出する。
南国の光と風が心地よいオープンエアスタイルの客室やパブリックスペースは、自然そのものが最高のインテリアとなるよう、シンプルなデザインの落ち着いた造りになっている。

石垣島のロケーションを堪能できる宿泊施設3選
「石垣島」は、八重山諸島の中心に位置するリゾートアイランド。
ミシュラン三ツ星に選ばれた「川平湾」、人気の「米原ビーチ」に代表される透明度の高い海と豊かなサンゴ礁が人々を惹きつける。
海だけでなく、新鮮な海産物や南国フルーツといったグルメ、伝統的な街並み・スポットも充実しており、沖縄らしい体験ができる。
石垣島周辺に泊まればオーシャンビュー・サンセット・星空など、昼夜を通じて絶景とともに過ごせるのもメリットだ。
ここでは、石垣島のロケーションを生かしたラグジュアリーホテルを紹介しよう。
1. フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ
石垣島の西部に面した約1kmの天然ビーチ沿いに広がるリゾートホテル。
赤瓦の屋根と白壁のコテージが建ち並び、島の集落にいるかのような気分でリラックスしてくつろげる。
客室はホテル棟とヴィラに分かれ、広々としたスイートや家族連れに最適なファミリールーム、オーシャンビュールームなど多彩なタイプから選ぶことができる。

2. ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
2020年7月に新館が開業し、島内のリゾートホテルでも屈指の客室カテゴリーを持つラグジュアリーリゾート。
石垣島ならではのプレミアムな体験とパーソナライズされたおもてなしで、充実した寛ぎのひとときを堪能できる。
目の前に広がる紺碧に輝く海は壮観だ。クラブインターコンチネンタルでは、優美に佇む専用のプールやアフタヌーンティー、イブニングカクテルを愉しむことができる。

3. Seven Colors 石垣島
夜に咲いて朝には散ってしまうサガリバナ群落やマングローブの林など、手つかずの豊かな自然が残る石垣島北部・平久保半島にある全7室の隠れ家リゾート。
オーシャンビューの客室や3つのプライベートビーチなどでゆっくりと流れる時間を贅沢に満喫できる。
客室はスタンダードなツインルーム、トリプルルームに加え、大型の冷蔵庫やミニキッチン付きで長期滞在にも対応したコンドミニアムルーム、天井プラネタリウムや子ども用2段ベッド完備のファミリールームなど多彩なバリエーションがあります。

自然美をゆっくり堪能するならココ!宮古島のお勧め宿泊施設3選
沖縄に属する離島の中で非常に高い人気を誇る「宮古島」。
「与那覇前浜ビーチ」・「砂山ビーチ」をはじめ、「宮古ブルー」と呼ばれる透き通った海と真っ白な砂浜が織りなす美しい景観が最大の魅力だ。
池間大橋や来間大橋などから望むグラデーションも圧巻で、ドライブ・写真撮影に最適なリゾート空間が広がる。
シュノーケリング・ダイビングの聖地としても知られ、豊かな海の生態系を間近に楽しめる。
文化・歴史・体験型施設も多く、海と陸の両方を満喫できるのが宮古島観光の醍醐味であり、宿泊するメリット。
ここでは、特徴の異なるお勧めのホテルを紹介しよう。
1. ヒルトン沖縄宮古島リゾート
みやこサンセットビーチに隣接し、伊良部大橋の絶景を望むという恵まれたロケーションにあるリゾートホテル。
全室にプライベートバルコニーが付いた客室は、宮古ブルーの海や自然をデザインに取り入れた快適な空間で、非日常感たっぷりの時間を演出してくれる。
オーシャンビューや伊良部大橋の全景、美しいサンセットと、客室ごとに異なる景色が見られるのも魅力。

2. 宮古島東急ホテル&リゾーツ
“東洋一美しい”と称される与那覇前浜ビーチを望むリゾートホテル。
宮古空港から車で10分ほどの場所に位置し、事前予約制の無料送迎バスもあり、アクセスの良さも魅力だ。
館内はオーシャンウィングとコーラルウィング2棟に分かれ、全247室の客室を用意。
全室に広々としたバルコニーを備え、波音やサンセットを間近で堪能できる。

3. HOTEL PINK HIBISCUS
宮古島の中心部から少し離れた場所に位置する、コンドミニアム型のホテルで、客室はピンク、ブルー、グレージュの3色のテーマカラーで統一された創造的な空間。
キッチンや冷蔵庫、電子レンジといったキッチンアイテムからガス乾燥機まで設備も充実しており、暮らすように宿泊できる工夫が随所に凝らされている。
いずれの客室も2-3名まで宿泊可能で、女子旅のほか、家族旅行での利用にも最適だ。

沖縄の宿泊施設に関するよくある質問
Q
沖縄の宿泊拠点はどこがお勧め?
旅行の目的や楽しみ方によって異なります。美ら海水族館を楽しむなら「北部エリア」、国際通り・首里城を巡るなら「南部・那覇エリア」、異国情緒の雰囲気を味わうなら「中部エリア」がお勧めです。
Q
沖縄のホテルはいつが安い?
閑散期となる5月中旬〜6月中旬、11月〜2月(年末年始を除く)の平日(特に連休明け)は安く設定されていることが多いです。
まとめ
沖縄の人気観光地ごとにお勧めのホテルを紹介してきた。
一口に沖縄と言っても意外と広く、どこを拠点に選ぶかで滞在中の過ごし方・観光のしやすさが変わる。
宿泊施設の種類・タイプも様々なので、事前に情報がないと探すのは大変だ。
そのため、まずは本島全体や離島、お目当ての観光スポットの位置を把握すると楽になるだろう。
沖縄の基本情報をはじめ、定番ショッピングスポット・モデルコースなど、旅行プラン作成の役に立つ情報をまとめた、こちらの記事も併せて読んでほしい。