埼玉県寄居町の荒川と深沢川に挟まれた断崖上にあった鉢形城は、文明8年(1476)、関東管領山内上杉氏の家臣・長尾景春により築かれた城。
鉢形の地は、上州や信州との交通の要衝にあたり、川に挟まれた断崖絶壁の上に築かれた天然の要塞であったために、武田信玄や上杉謙信をも跳ね返した堅城としても知られている。関東地方では最大級の規模を誇り、戦国時代の代表的な城郭として日本100名城のひとつに数えられる。
現在は「鉢形城公園」として整備され、堀・土塁の多くは当時の形態をよく残し、発掘調査で判明した石積み土塁や門・階段、苑池などの遺構が復元されている。そのほか一部には石垣も残り、戦国時代の足跡を肌で感じられる城跡として人気。
そんな鉢形城の歴史を映像などで学習・体験することができる「鉢形城歴史館」もあり、なかでも目玉は当時の鉢形城を見事なまでに再現されたジオラマ。ボランティア案内人による城跡のガイドツアーもおすすめ。(無料、要予約)。
ポイント
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関東地方では最大級の規模を誇る城跡。
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日本100名城のひとつに数えられる。
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堀・土塁の多くは当時の形態をよく残し、戦国時代の足跡を肌で感じられるスポット。
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鉢形城の歴史を映像などで学習・体験することができる「鉢形城歴史館」。
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目玉は当時の鉢形城を見事なまでに再現されたジオラマ。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 鉢形城跡
- 郵便番号
- 369-1224
- 住所
- 埼玉県寄居町大字鉢形2496-2(鉢形城歴史館)
- 電話
- 048-586-0315(鉢形城歴史館)
- 入場料
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<鉢形城公園>無料、<鉢形城歴史館>大人200円、高校生・大学生100円
※70歳以上・中学生以下は無料 - 定休日
- <鉢形城公園>無休、<鉢形城歴史館>月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 営業時間
- 9:30〜16:30(鉢形城歴史館)※入館は16時まで
- アクセス
- 秩父鉄道・東武東上線・JR八高線「寄居駅」から徒歩約25分
- 公式サイト
- 公式サイト