
【石川県の人気デートスポット11選】歴史と絶景で紡ぐ、記憶に残る特別な時間
石川県は、金沢の城下町を中心に、兼六園やひがし茶屋街といった歴史的な街並みが広がる一方で、加賀の温泉地や渓谷、海沿いの景色など、エリアごとに異なる表情を持つ。石畳の路地を歩いたり、庭園を眺めたり、渓谷や海沿いの景色に足を伸ばしたりと、二人で並んで過ごす時間そのものが自然と特別に感じられる。

717年に泰澄によって開創された、自然智(じねんち)を今に伝える白山信仰の寺。境内にはそそり立つ奇岩霊石にいくつもの窟が開口した奇岩遊仙境をはじめ、国の重要文化財にも指定されている三重塔や本殿、鐘楼、護摩堂、さらには朱色の欄干が印象的な楓月橋など、山水画のような風景が広がる。
他の書院づくりでは見られない特徴が随所で見られ、国の指定重要文化財に指定されている書院および庭園・茶室、その奥に広がる、岩面が3つに分かれた神々しい三尊石で知られる琉美園は特別拝観で見学できる。
“自然智”とは小さな草庵や洞窟の中で、自然から得られる生まれながらの智恵を求める行のこと。加賀には白山信仰が根付き、自然の神を崇めてきた。古くから自然智の道場であった那谷寺には「岩屋」と呼ばれる洞窟があり、内部を巡ることができる。古来、死と葬の場でありながらも他界への入口だった洞窟は母の胎内とも見なされ、岩屋内部を巡ることでこの世の罪を洗い流し、魂を新たに生まれ変わらせて出直すことができるという。

奇岩にいくつもの窟が開口した奇岩遊仙境 (写真提供:石川県観光連盟)

岩壁に寄りそうようにして立つ本殿 (写真提供:石川県観光連盟)

「自生山」の額が掲げられた山門

奇岩遊仙境を眼下に見下ろす楓月橋

木々に囲まれた本殿からの風景