
【夏の金沢市観光ガイド】水と木陰の涼をたどる、金沢の夏さんぽ
加賀百万石の城下町として栄えた金沢は、歴史ある庭園や茶屋街、美しい町並みが今も色濃く残る街。夏は兼六園や用水沿いの木陰、浅野川や犀川の川風など、暑さのなかにも涼を感じられる風景が各地に広がる。歴史的な街並みをゆったり歩き、庭園で景観を眺めたあとは、「金沢市民の台所」として知られる近江町市場で新鮮な海の幸や加賀グルメを味わうのも金沢ならではの楽しみ方。

明治6(1873)年に旧加賀藩士たちが建てた、加賀藩祖・前田利家公と正室お松の方を祀る神社。和漢洋の三洋式を混用した独特の神門で知られている。最上階にギヤマン(ガラス)をはめ込んだ珍しい造りで、そこから放たれる御神灯はかつて金沢の町を照らし、日本海を航行する船の標でもあった。
神門を通り抜けると、目の前に入母屋造屋根瓦葺きの拝殿が現れる。各間にうどんげの花が極彩色で描かれた各天井や、見事な梅花紋の透かし彫りが施された欄間などが見どころ。拝殿奥には、三間社流造りの本殿が厳かな姿で立っている。本殿に向かって右側面の玉垣は珍しいレンガ造りで、剣梅鉢の御紋すかしが施されている。
境内には、古代舞楽の楽器を模した地泉回遊式の庭園が広がり、初代藩主前田利長をはじめ17代までの藩主、正室を祀る金谷神社、旧金沢城の二の丸の唐門で明治初期からは旧卯辰山招魂社前にあったものを移築した東神門、前田利家公やお松の方の像などが立っている。

異色の門として知られる神門

入母屋造屋根瓦葺きの拝殿

境内に立つ前田利家公の像 (写真提供:金沢市)

境内にあるお松の方の像 (写真提供:金沢市)

ライトアップされた神門 (写真提供:金沢市)

尾山神社
ご回答ありがとうございました。