日本現存最古老的鋼結構建築物哦
明治から昭和初期にかけて多量の石炭を生産し、日本の近代化を支えた炭鉱のひとつ。石炭の採掘は江戸時代から行われていたが、1889年に三井組に払い下げられ、採掘が本格化した。戦後は三井三池争議などの労働争議、安い海外炭の輸入、石油への転換などから衰退し、1997年に閉山した。2015年に「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして世界遺産に登録された。
三池炭鉱万田坑には、赤れんが造りの第二竪坑巻揚機室や安全燈室、事務所、浴室などの建物や、第二竪坑櫓、山ノ神祭祀施設などが、使用されていた当時の姿で保存されている。第二竪坑坑口内部では、埋め立てられた約274mの竪坑跡が見られる。
隣接する万田坑ステーションでは復元模型や古写真、映像などから万田坑の歴史に触れることができる。
ポイント
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「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に登録。
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荒尾市内と大牟田市内に散在する三池炭鉱の主要な坑口のひとつ。
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国の重要文化財にも指定されている第二竪坑櫓と第二竪坑巻揚機室が象徴的な建造物。
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福岡県との県境にある。
写真
口コミ
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薛玉美
基本情報
- 日本語名称
- 三池炭鉱万田坑
- 郵便番号
- 864-0001
- 住所
- 熊本県荒尾市原万田200番地2
- 電話
- 0968-57-9155
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌日休)、年末年始
- 営業時間
- 9:30~17:00(有料エリアの入場は16時30分まで)
- 料金
- 大人410円、高校生310円、小・中学生210円(万田坑ステーションは無料)
- アクセス
- JR「荒尾」駅から産交バスで「万田抗前」下車、徒歩2分
- クレジットカード
- 使用不可
- 公式サイト
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