1955年開通の歴史あるロープウェーで、現在のロープウェーは6代目となる。岐阜城が建つ金華山の麓、岐阜公園の乗り場から標高329mの山頂までは約4分。通常は毎時15分おき、混雑時には毎時10分おきに運行している。全長599.43m、高低差255.43mで、日本で初めて羽根のない扇風機を設置した。
山麓の乗り場には、みやげ物売り場のほか、休憩所、コインロッカー、授乳室を完備。ペットの乗車も可能なので、ペット用のケージ(小型まで)が用意されている。
山頂には、飲み物などを購入できる売店「テラスコート329」や展望台のほか、展望レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」もあり、南東~北を望むことができるガラス張りの展望レストランでは、絶景を楽しみながら食事ができる。
金華山山頂駅を出たところには、リスと遊ぶことができる「リス村」もある。金華山には数多くの野生のリスが住んでおり、この野生のリスを、長い年月をかけて調教し、1965年に当時日本では初めての「リス村」が誕生した。野生のリスは、昭和11 (1936) 年開催の博覧会に持ち込まれたタイワンリスが金華山に逃げ込み、野生化したものといわれている。
ポイント
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金華山山麓から4分で山頂まで上ることができる。
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山頂駅付近にある「リス村」でリスと遊ぶことができる。
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山頂駅には展望レストランや展望台があり、岐阜の街並みや長良川などを一望できる。
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時期によりナイター営業もしており、夜景も楽しめる。