とても古い時計台だけど、特別なのは百年前に地元の農民が自分で作ったってところ。アイデア満載で本当にすごい。大きくはないけど、目の前で正確に動いているのを見ると、時を超えて職人の情熱が伝わってきて感動します。写真映えもするし、地元の人の暮らしへのこだわりも感じられてオススメ!

まだ時計が一般的に普及していなかった明治の中頃、地主であった畠中源馬氏が時計組み立ての技術を身につけ、歯車から分銅まで手づくりで作り上げた時計台。平成8(1996)年に国の登録有形文化財に指定された。
田園風景にたたずむ日本家屋と、ローマ数字の文字盤がハイカラさを感じさせる時計台のコントラストは印象的で、安芸市を代表する風景となっている。時計前に夏はヒマワリ、秋はコスモスが咲き誇り、美しい時計台と季節の花々の共演が楽しめる。
同氏が10歳のころに父に買ってもらった八角形の米国製掛時計を何度も分解しては組み立てて、ほぼ独学で時計の構造を学んだといわれている。
現在時計は常時動いておらず、観光シーズンやイベント時などに所有者の協力を得て動かしている。なお、野良時計は個人の住居であり、内部の見学は不可。マナーを守り外観を見学しよう。
ポイント
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まだ時計が一般的に普及していなかった明治の中頃に畠中源馬氏が手作りで作った時計台。
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田園風景のなかにたたずむ優美な姿は、安芸市の象徴として広く親しまれている。
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ヒマワリやコスモスの名所としても知られている。
写真
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ヒマワリ畑と野良時計は高知の夏を代表する風景のひとつ 写真提供:(公財)高知県観光コンベンション協会
口コミ
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もともとは農作業をしている人が遠くからでも時間が分かるように作られた時計台。今では地元の人にとっておなじみの景色になってるよ。
基本情報
- 日本語名称
- 野良時計
- 郵便番号
- 784-0042
- 住所
- 高知県安芸市土居638-4
- 電話
- 0887-34-8344(安芸観光情報センター)
- 時間
- 外観見学自由
- アクセス
- JR「安芸」駅からバスで16分、「野良時計前」下車すぐ
- 公式サイト
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