約450年の歴史を有する「長浜曳山まつり」は、三大山車祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財にも指定される。毎年4月9日から17日まで、長浜の町中で開催され、若衆の裸参りをはじめ、さまざまな行事で訪れる人を楽しませている。
「長浜曳山まつり」でぜひ注目したいのが、「曳山」と呼ばれる山車だ。現在、祭りで用いられる曳山は、江戸時代(1603−1868)中頃に造られたもので、当時の伝統工芸の粋が結集。豪華絢爛な曳山が町中を曳行する様子は圧巻だ。
まつり最大のみどころは、「子ども歌舞伎(子ども狂言)」。地元の5歳から12歳くらいの男の子たちによって演じられる歌舞伎で、13日の夜、14日の午前中と15〜16日に曳山の舞台上で、熱演が繰り広げられる。なかでも15日に披露される長濱八幡宮の境内での「奉納狂言」は必見! 境内に曳き入れられた4基の曳山の舞台上で、約40分間の歌舞伎を披露。大人顔負けの演技は観客たちを魅了する。
「長浜市曳山博物館」では、実物の「曳山」や「長浜曳山まつり」についての歴史や資料などを展示公開。祭礼期間以外でも祭について知ることができるので、チェックしておこう。2016年には国内32の「山・鉾・屋台行事」とともに、ユネスコ無形文化遺産に登録された。
ポイント
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約450年の歴史をもち、国の重要無形民俗文化財にも指定される祭礼。
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江戸時代中頃に造られた絢爛豪華な「曳山」と呼ばれる山車は必見。
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大人顔負けの演技で魅了する「子ども歌舞伎」が最大のみどころ。
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「長浜市曳山博物館」ではさまざまな展示で「長浜曳山まつり」を紹介。
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2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。
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基本情報
- 日本語名称
- 長浜曳山まつり
- 電話
- 0749-65-3300(長浜市曳山博物館)
- 開催日
- 4月9〜17日
- アクセス
- JR琵琶湖線「長浜」駅から徒歩7分
- 公式サイト
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