知覧武家屋敷庭園群

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

知覧武家屋敷庭園群

国の名勝に指定された7つの庭園を心穏やかに散策。

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江戸時代、武士の人数が極端に多かった薩摩藩では領地内に武士を分散させて住まわせる「外城制度」と呼ばれる独自の体制がとられて、「麓」と呼ばれる武家屋敷群がつくられた。知覧の武家屋敷庭園群はそんな麓のひとつで、およそ270年前に形成されたものといわれ、当時にタイムスリップしたかのような街並みが残されている。

折れ曲がったメイン通りに石垣や生垣が続き、武家屋敷が連なる街並みは「薩摩の小京都」と称されており、通りに沿ってある国名勝の7つの庭園は一般公開されているので歩きながら立ち寄って鑑賞ができる。6つが枯山水式の庭園で、北東部にそびえる母ヶ岳を借景に取り入れた庭園も多くみられる。通りの東端にある森重堅庭園は、唯一の池泉式庭園で、こちらも注目だ。

また、知覧の港が薩摩藩の琉球貿易の拠点のひとつで交流があったことから、琉球文化の影響も所々見られる。1週間前までに予約すればボランティアガイドを申し込むことができる。

ポイント

  • 薩摩の小京都と呼ばれる270年前の町並みを保存。
  • 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
  • 保存地区内にある7つの庭園は国の名勝に指定されている。
  • 通りは日本の道100選に選定されている。
  • 2019年、日本遺産(薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓」~)に認定された。

写真

  • 石垣に囲まれた屋敷が続く

    石垣に囲まれた屋敷が続く

  • 綺麗に整備された「西郷恵一郎邸庭園」

    綺麗に整備された「西郷恵一郎邸庭園」

  • 風格漂う「佐多直忠氏庭園」

    風格漂う「佐多直忠氏庭園」

  • 「森重堅邸庭園」は敷地内唯一の池泉式

    「森重堅邸庭園」は敷地内唯一の池泉式

  • ひなまつりイベントのワンシーン

    ひなまつりイベントのワンシーン

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

外国語対応は可能ですか?(可能な場合、対応言語もお知らせください)

A

リーフレット(英語、韓国語、中国語)は用意してあります。また無料Wi-Fiで音声ガイド(英語、韓国語、中国語)が利用できます。

Q

再入場(再入園)は可能でしょうか。

A

当日のみ可能です。

Q

施設内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?

A

あります。音声ガイドをご利用いただけます。

Q

飲食は可能ですか? また、飲食物の持ち込みは可能でしょうか。

A

武家屋敷庭園内での飲食はできません。周辺に飲食店はあります。なお、飲食物の持ち込みは可能です。

Q

コインロッカーはありますか?

A

ありません。(お荷物の一時預かりは、武家屋敷庭園事務所、または入園料取扱所で可能です。)

Q

お得なチケットはありますか?

A

ありません。

口コミ

基本情報

日本語名称
知覧武家屋敷庭園群
郵便番号
897-0302
住所
鹿児島県南九州市知覧町郡13731-1
電話
0993-58-7878
定休日
無休
時間
9:00〜17:00
料金
入園料大人530円、小人(小・中学生)320円
アクセス
鹿児島交通バス「鹿児島中央駅」から約1時間10分、「武家屋敷入口」下車
クレジットカード
不可
公式サイト
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