温泉天国・九州で訪れるべき人気温泉地12選
九州は日本全国の源泉のうち、約35%を有する温泉天国だ。 九州各地に温泉地が点在しているため、九州を観光するなら、ぜひ温泉地に宿泊してほしい。 地域や温泉地によって全く異なる特色があるため、九州の県をまたいで旅行するなら、各県の温泉地を泊まり比べてみるのもお勧めだ。 この記事では、九州で人気・有名な温泉地と温泉地の楽しみ方をご紹介。 記事を参考にすれば、九州観光の宿泊先が見つかるはずだ。
福岡と大分の県境にあたる朝倉市の筑後川沿いにあり「博多の奥座敷」と呼ばれ親しまれる温泉郷。
釣り人が筑後川に来た際、雪の積もっていない場所からお湯が湧いているのを見つけたのが温泉の発祥とされている。また、傷ついた鶴が温泉の湯によって癒され、飛び立って行ったという伝承が「原鶴」の名前の由来になったのだとか。
自慢の温泉は弱アルカリ性の単純温泉と硫黄泉の二つが混ざったトロトロのお湯。九州でも屈指の名泉と名高く、古い角質を落としてくれるという絶大な美肌効果を期待して訪れる人も多い。老舗旅館やホテル、共同浴場など施設のバリエーションもさまざまで、浴場のタイプや食事など多彩な条件の中から選べるのも嬉しい。
5月のアユ漁解禁とともに始まり、9月ごろまで行われる筑後川での鵜飼いは朝倉の夏の風物詩。夕闇の中、屋形船の明かりが水面に映る光景は必見だ。貴重な伝統漁法の様子をぜひ間近で楽しみたい。