
【季節別】日本文化に触れる特別な体験ができる有名なお祭り17選
旅行先で「その土地ならでは」の文化を感じたいと思ったことはないだろうか? 日本各地で開催されるお祭りには、地域の歴史や伝統、そして人々の熱気が詰まっている。 春夏秋冬それぞれに個性豊かなお祭りがあり、ただ観るだけでなく、音や踊りに巻き込まれて一緒に楽しめるのも魅力のひとつ。 この記事では、日本を代表する有名なお祭りを季節ごとに厳選して紹介する。
毎年5月15日に京都の下鴨神社(賀茂御祖神社)と上賀茂神社(賀茂別雷神社)で開催される例祭で、祇園祭と時代祭に並び「京都三大祭」と呼ばれる京都の初夏の風物詩。約1500年前に行われた、五穀豊穣を祈る祭事を起源とし、「枕草子」や「源氏物語」にも登場する、歴史と由緒のある祭だ。正式名称を「賀茂祭」といい、平安中期の貴族の間では、祭といえば「賀茂祭」のことを指したそう。
ハイライトは、平安装束に身をまとった人びとが約8㎞にも渡って練り歩く「路頭の儀」。京都御所を出発し、丸太町通から河原町通を進み下鴨神社へ。さらに、北大路通を通り上賀茂神社へと進んで行く。
行列は、十二単をまとった“斎王代”を乗せた神輿・腰輿(およよ)を中心に、約500名、馬36頭、牛4頭、牛車2基で構成。約1㎞にも及ぶ、現代に蘇った平安絵巻は一見の価値あり!
葵祭に向けて5月初旬から行われるさまざまな行事にも注目したい。
約1㎞の行列が続くメインイベント「路頭の儀」
神輿に担がれる葵祭のヒロイン“斎王代”
ご回答ありがとうございました。