隠れキリシタンの地・平戸ならではの「寺院と教会の見える風景」の主役ともいえる教会で、1913年に建てられた後、1931年に現在の場所へと移された。
色鮮やかなエメラルドグリーンの外壁が印象的な鉄筋コンクリートづくりの建物は、先端に十字架を掲げる尖った三角屋根が特徴。内部は三廊式になっていて、漆喰塗りの技法を駆使したという彫刻が壁や柱の随所に施されている。
天井はリブ・ヴォールトと呼ばれる、こうもりが羽を広げたようなデザインを採用。そのスケールの大きさには誰もが圧倒されるはずだ。聖堂内ではイエス像、マリア像が出迎えてくれ、祭壇正面には大天使聖ミカエル像が待ち、神聖な雰囲気に満ちあふれている。
教会脇には平戸を度々訪れた宣教師のフランシスコ・ザビエルの記念像も立つ。今や界隈を代表する観光名所であるが、由緒ある宗教施設ゆえ、祈りの気持ちをもって見学するなど教会マナーを厳守して訪れたい。
※教会の拝観については、感染拡大防止のため内観ができない教会があります。
ポイント
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「寺院と教会の見える風景」の主役ともいえる教会。
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十字架が掲げられた尖った三角屋根が特徴。
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神聖な雰囲気の内部は彫刻が随所に施されている。
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教会脇には宣教師のフランシスコ・ザビエルの記念像も立つ。
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宗教施設ゆえ教会マナーを守ることをお忘れなく。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 平戸ザビエル記念教会
- 郵便番号
- 859-5152
- 住所
- 長崎県平戸市鏡川町259-1
- 電話
- 0950-22-9140(長崎県 観光課)
- 定休日
- 無休
- 時間
- 6:00〜16:30、日曜10:00〜16:30(ミサ、冠婚葬祭時には入館不可の場合あり)
- 料金
- 無料
- アクセス
- 西肥バス「平戸市役所前」バス停下車、徒歩約5分
- 公式サイト
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