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くらやみ祭

大太鼓と神輿が市内を練り歩く、武蔵国伝統の祭り。

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東京府中市にある大國魂神社の例大祭。武蔵国の「国府祭」を起源に1000年以上続く歴史ある祭礼で、東京都指定無形民俗文化財に指定されている。

毎年4月30日から5月6日の7日間にさまざまな神事が執り行われるが、一番の盛り上がりは5月5日の「神輿渡御」。花火の合図とともに6張の大太鼓が打ち鳴らされ、8基の神輿が御旅所(旧甲州街道と府中街道の交差点)へ遷る。「くらやみ祭」という名前は、この「神輿渡御」がかつて街の明かりを消した暗闇の中で行われていたことに由来する。

そのほか、旧甲州街道を6頭の馬が往復する「競馬式(こまくらべ)」(5月3日)や、22台もの山車が巡行する「山車行列」(5月4日)なども見ごたえあり。期間中は500店ほどの露店で賑わうほか、境内東側で開催される関東大植木市目当ての客も多く訪れ、町中がお祭りムードで盛り上がる。

ポイント

  • 1000年以上の歴史を持つ、大國魂神社の例大祭。
  • 毎年4月30日〜5月6日の7日間に渡って開催。
  • かつては神事が暗闇の中で行われていたことから「くらやみ祭」と呼ばれる。
  • 大太鼓と神輿が巡行する「神輿渡御」が一番の見どころ。

写真

  • 直径2m以上の大太鼓が市内を練り歩く様子は圧巻

    直径2m以上の大太鼓が市内を練り歩く様子は圧巻

  • 大鳥居前の旧甲州街道とけやき並木を山車が巡行する「山車行列」

    大鳥居前の旧甲州街道とけやき並木を山車が巡行する「山車行列」

  • 府中周辺で駿馬が多く産出されたことに由来する「競馬式(こまくらべ)」

    府中周辺で駿馬が多く産出されたことに由来する「競馬式(こまくらべ)」

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基本情報

日本語名称
くらやみ祭
開催地
大國魂神社
電話
042-362-2130(大國魂神社)
開催日
毎年4月30日〜5月6日
アクセス
1)京王線「府中」駅から徒歩約5分
2)JR武蔵野線・南武線「府中本町」駅から徒歩約5分
公式サイト
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