サンモール一番町商店街

東北初となるアーケード街の南の入口として1954年に誕生。伊達政宗公や政宗公の兜、伊達氏の家臣である支倉常長などのモチーフに彩られたアーケードを歩けば、「映画館のまち」として多くの人が行きかった往時の賑わいが偲ばれる。

通りから東に延びる「文化横丁」は、個性的な店が軒を連ねる夜の飲食店街として有名。名前の由来は、旧松竹ビルの地に映画館「文化キネマ」が生まれたことが始まりで、現在も「ブンヨコ」として地元民に親しまれている。「文化横丁」の1本南側に位置する「壱弐参横丁（いろは横丁）」も、2本の通りに書店や楽器店、服飾店や物販店、飲食店などさまざまな店が約100軒並び、ぶらぶら街歩きが楽しい。

7月には「一番町三社まつり」として、商店街にある野中神社、えびす神社、和霊神社の神輿が商店街を練り歩き、街全体がお祭りムードに。8月には全国各地から約200万人が訪れる「仙台七夕まつり」の会場として、美しい吹き流しが商店街を彩る。