壇上伽藍

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

壇上伽藍

曼荼羅の世界観を表現した塔や堂が建つ高野山信仰の中心地。

更新 :

標高900mの山頂に広がる真言宗の総本山、高野山金剛峯寺。弘法大師が高野山を開いた際、まず整備に取り掛かった場所がこの「壇上伽藍」。伽藍とは、「僧が集い修行する閑静な場所」を意味し、弘法大師が眠る「奥之院」と並ぶ二大聖地として、高野山における信仰の中心地である。

高野山開創1200年の2015年に再建された中門をくぐった正面に建つのは、秘仏の薬師如来を祀り、高野山全体の総本堂としての役割を持つ「金堂」。境内には朱塗りの姿と48.5mの高さが目を引く高野山のシンボルで、多宝塔様式としては日本初といわれる「根本大塔」、「御影堂」を挟んで根本大塔と対になるように建つ「西塔」など19の塔や堂が立ち並び、密教思想に基づいた曼荼羅の世界観を立体的に表現している。諸堂すべてが意味を込めて建てられているため、金堂の仏像がある方向に右肩を向け、時計回りに参拝するのが正式な方法だ。

ポイント

  • 奥之院」と並ぶ高野山二大聖地のひとつ。
  • 密教思想に基づいた曼荼羅の世界を塔や堂で表現している。
  • 朱塗りの「根本大塔」は高野山のシンボル的存在。
  • 壇上伽藍とは「僧が集い修行する閑静な場所」を意味する。

写真

  • 朱塗りの外観が目を引く根本大塔

    朱塗りの外観が目を引く根本大塔

  • 高野山の総本堂的な役割を果たす金堂

    高野山の総本堂的な役割を果たす金堂

  • 金堂の正面にある中門

    金堂の正面にある中門

  • 弘法大師にまつわるエピソードが残る「三鈷の松」

    弘法大師にまつわるエピソードが残る「三鈷の松」

  • 根本大塔と対をなす存在として建設を計画された西塔

    根本大塔と対をなす存在として建設を計画された西塔

  • 現在も時を知らせるのに使われる大塔の鐘

    現在も時を知らせるのに使われる大塔の鐘

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

外国語対応のパンフレット等はありますか?(可能な場合、対応言語もお知らせください)

A

英語表記のパンフレットがあります。

Q

御朱印はありますか?

A

あります。根本大塔と金堂それぞれありますが、朱印自体は御供所にて受けてください。

Q

駐車場はありますか?

A

中門前にありますが、10数台分です。

Q

コインロッカーはありますか?

A

ありません。

口コミ

基本情報

日本語名称
壇上伽藍
郵便番号
648-0211
住所
和歌山県伊都郡高野町高野山132
電話
0736-56-2011 (金剛峯寺)
定休日
無休
時間
8:30〜17:00(最終受付16:30)
料金
金堂 中学生以上500円、小学生以下無料/根本大塔 中学生以上500円、小学生以下無料
アクセス
南海高野線「高野山」駅から南海りんかんバス「千手院」停下車、徒歩4分
クレジットカード
公式サイト
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