かみのやま温泉

山形県鶴岡市の湯野浜温泉、福島県会津若松市の東山温泉と並び、「奥羽三楽郷」のひとつに挙げられる、かみのやま温泉。赤ちゃんでも入浴可能な優しいお湯は、保温・保湿効果が高く「美人の湯」とも言われる泉質で、無色透明のさらりとしたお湯が特徴だ。

山形県の南東部に位置するかみのやま温泉は、趣の異なる２つの地区からなる温泉郷。別名・月岡城とも呼ばれる名城「上山城」の城下町で、江戸時代には羽州街道の宿場町としても栄えた「新湯・湯町・十日町地区」では、温泉とともに城下町・宿場町散策が楽しめる。

「葉山・河崎・高松地区」は、蔵王連峰を一望することができる高台に位置し、温泉とともに美しい眺望を楽しむことができるロケーションが魅力だ。

温泉郷には、散策途中の一休みにもぴったりの、無料で利用できる足湯が５ヶ所あるほか、手軽な価格で入浴できる共同浴場も点在。ドイツ・ミュンヘン大学認定の健康保養地・療養地を意味するクアオルト健康ウォーキングコースも５ヶ所・８コースあるので、長期滞在して健康づくりもおすすめだ。