
【石川で出会うユニークミュージアム11選】なぜこんな施設が石川に?
石川県には、思わず「なぜここに?」と足を止めてしまう個性派ミュージアムが点在している。日本自動車博物館や石川県立航空プラザのように巨大メカを間近で見られる場所から、金沢菓子木型美術館や鈴木大拙館のように文化の奥行きを感じる空間まで、驚きに満ちたスポットが揃う。巨大な建設機械が迎える施設や、忍者武器を集めた町家の博物館、洞窟に広がる石仏の世界など、そのテーマは実に多彩。

かつて石材の産地として栄えた、小松市の北東部エリアに位置。1951年に彫刻家の都賀田勇馬氏が、石切場跡を再利用して開いた長さ150mの洞窟内には、数多くの石仏などが安置されており、そのインパクトのあるシーンは国内外のSNSで話題を集めている。
天井や壁に刻まれた作品のすべては、石工の職人たちがノミでひとつずつ作り上げた芸術的価値の高い彫刻ばかり。気の遠くなるような年月をかけて築き上げられていて、仏教の世界観を表現するほか、地獄と極楽の描写をリアルに伝えるなど、思わず見入ってしまう完成度の高さが魅力だ。
また屋外には、世界平和がテーマの「釈迦牟尼大仏」がお出迎え。1983年に建立が計画されてから、現在もなお未完成だが高さ15mにもおよぶ仏頭のスケールの大きさには圧巻!
日本の仏教芸術の素晴らしさを感じさせてくれ、幽玄の世界へと導いていく歴史あるスポットは、国籍や宗派に関係なく、多くの人におすすめ。

高さ15m、世界平和がテーマの巨大な仏頭がお出迎え

険しく、恐ろしい表情でにらみつける閻魔大王像

地獄の鬼が食卓を囲む様子を描いたユニークな作品も