なまはげ柴灯まつり

秋田県男鹿市で毎年2月第2土曜を含む金・土・日にかけて行われ、60年以上の伝統を誇る冬恒例の観光行事。会場である真山神社で毎年1月3日に行われる神事「柴灯祭」と男鹿地方で古くから伝わる伝統行事「男鹿のナマハゲ」を組み合わせた内容で、毎年多くの観光客が訪れる。

「湯の舞」と呼ばれる神楽の奉納や伝統的な神事の「鎮釜祭」に続き、大みそかの男鹿地方でナマハゲが家々を巡る伝統行事「男鹿のナマハゲ」の再現が行われる。2体のなまはげによる荒々しい「なまはげ踊り」や神楽殿でなまはげが演奏する「なまはげ太鼓」など迫力満点のパフォーマンスも必見だ。クライマックスには松明を持ったなまはげが雪山から現れ境内を練り歩く。会場に集合した男鹿地方各地域のバラエティ豊かななまはげとの交流も楽しい。

祭り当日は近隣にある関連施設「なまはげ館」や「男鹿真山伝承館」も合わせて利用するのがおすすめ。なまはげについてより深く理解でき、お土産選びにも最適だ。会場周辺には臨時駐車場も用意されている。男鹿駅や男鹿温泉郷からの臨時有料バスを使ってアクセスするのも便利。