
博多から1時間以内でアクセス可能!小倉の人気観光スポット9選
福岡県の北部に位置する人気観光地「小倉」。 小倉城をはじめ、日本の歴史文化を感じられる観光スポットや、日本三大カルストのひとつに数えられる自然公園など、見どころが豊富に揃う。 この記事では、小倉の人気観光スポットを中心に、人気飲食店や定番のショッピングスポットなどをご紹介。記事を参考に、小倉へ足を伸ばしてみよう。
日本人留学生とドイツの少女の恋を描いた『舞姫』で知られる明治の文豪、森鷗外。彼が旧陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任した際に住んでいたのが、北九州市の指定文化財されている「森鷗外旧居」だ。1897年ごろに建てられた木造の日本家屋で、森鷗外は主に八畳の座敷と南側に続く四畳半の小座敷を使っていたという。
軍務のかたわら、この家で後に名訳といわれるアンデルセンの『即興詩人』やクラウゼヴィッツの『戦論』などを翻訳し、『我をして九州の富人たらしめば』や『鷗外漁史とは誰ぞ』などを発表した。座敷から望む表庭には、小説『鶏』にも描かれた夾竹桃と白の百日紅が今も咲き誇り、当時の面影を残している。
入館は無料。森鷗外の年譜や著作に関する資料も展示されており、彼の文学的な足跡を辿ることができる。
JR小倉駅からも近く、周辺には小倉城や地元グルメが味わえる店など、観光スポットも豊富にある。
明治時代の文豪、森鷗外が一時暮らしていた
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