松坂城跡

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

松坂城跡

堅固かつ豪壮な石垣が多く残され、かつての城下町の景観が体感できる城跡。

更新 :
監修 :  松阪市

三重県松阪市殿町にある松坂城跡は、標高約38メートルの独立丘陵「四五百森(よいほのもり)」に築かれた平山城跡。

築城は1588年で、戦国武将・蒲生氏郷が南伊勢約12万石を与えられてからわずか3年で築城。天守などの建物は現存しないが、堅固かつ豪壮な石垣が多く残されており、往時の城郭としての構えを今に伝えている。縄張りは本丸・二の丸・三の丸などの曲輪が丘陵上に配され、大手口を北東、搦手を南東に設けている点が特徴だ。

明治以降、城郭としての機能は解体と変遷を経て、1881年には県管轄の公園となり、その後も都市公園法に基づき整備が進められてきた。

2006年には日本城郭協会が選定する「日本100名城」の一つに数えられ、2011年には国指定史跡に指定されている。

現在は公園として整備され、季節の移ろいとともに石垣や城下町の景観が美しさを増す。歴史的価値のみならず、町の中心で貴重な遺構を体感できる場所として、多くの人びとに親しまれている。

ポイント

  • 築いた時期の新旧による石垣の積み方の違いに注目。
  • 猪の目石と呼ばれるハート型の石が石垣のどこにあるか探してみよう。(探せたらかなりラッキー!)
  • 堅牢豪壮な石垣が多く残り往時の城郭の構えがわかる。
  • 本丸や二の丸跡からの眺望が素晴らしい。よく晴れた日には海が見える。

写真

  • 二ノ丸御殿跡

    二ノ丸御殿跡

  • 築城時代から残っており、現在も水をたたえている唯一の井戸

    築城時代から残っており、現在も水をたたえている唯一の井戸

  • 敵見櫓跡と天守跡

    敵見櫓跡と天守跡

  • 表門跡

    表門跡

  • 裏門跡

    裏門跡

  • 自然石がほぼそのままの形で積み上げられる天守の石垣

    自然石がほぼそのままの形で積み上げられる天守の石垣

  • 二ノ丸跡から見た眺望

    二ノ丸跡から見た眺望

  • 本丸跡から見た眺望

    本丸跡から見た眺望

  • 猪の目石と呼ばれるハート型を探してみよう

    猪の目石と呼ばれるハート型を探してみよう

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の回答です。

Q

エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?

A

あります。

Q

コインロッカーはありますか?

A

周辺にはありません。駅前の「松阪駅観光情報センター」が手荷物預かりのサービスをしております。

Q

周辺に観光スポットはありますか?

A

御城番屋敷、旧長谷川治郎兵衛家、本居宣長記念館、旧小津清左衛門・原田二郎旧宅。

口コミ

基本情報

日本語名称
松坂城跡
郵便番号
515-0073
住所
三重県松阪市殿町
電話
0598-23-7771(松阪市観光協会)
定休日
見学自由
時間
見学自由
料金
無料
アクセス
JR・近鉄「松阪」駅から徒歩約18分
公式サイト
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