日本人の美の精神宿る“金継ぎ”の魅力 傷を受け入れ、不完全なものにも美を見出す、日本人の美学が生み出したものが、この「金継ぎ」です。室町時代に「茶の湯」文化において生まれた「侘び寂び」の精神から結実されています。今回の記事では金継ぎの歴史から工程、そして再び注目されるようになった背景をご紹介します。
【組紐完全ガイド】日本人の美意識込めた“組紐”の世界 2016年に公開されたアニメ映画「君の名は。」ではヒロインの髪ひもや主人公のブレスレットに組紐が使われ、劇中で重要なアイテムとして描かれています。公開直後から組紐のブレスレットが日本国内で大流行し、産地では生産が追い付かないほどになり、社会現象となりました。その中でも組紐は日本の中で、その時代の文化とともに特別に発展してきました。糸を組むことで作られる組紐は、単なる実用品として使われてきただけではなく、日本人の美意識が込められています。今回はその繊細で美しい組紐の世界をご紹介します。
日本の伝統的な運勢カレンダー「高島暦」を手に入れよう! 今日というこの日はいったいどんな日か知っていますか?冠婚葬祭や引っ越し、作物の種植えなど、生活のどんなことに関しても、日本人が今日を生きるヒントとして活用してきたのが「高島暦」(たかしまこよみ)というものです。この「高島暦」が、どのようにして日本人から親しまれてきたのかをご紹介します。
【竹工芸完全ガイド】職人のワザ光る! 日本庭園を造る上で欠かせない、竹垣。さらに、米を研いだり野菜を洗ったりするかごとして、その材料に竹が使われるなど、昔から日本人の身近には「竹工芸」はありました。今回は、竹垣から現代の日常に馴染む指輪やボトルスタンドまで、多彩な用途がある竹工芸の魅力をご紹介します!
心地よい香りにリラックス!「お香」のススメ 暮らしをより豊かにしてくれる“お香”。いい香りが漂ってくると心がほっとしますよね。日々めまぐるしく生活する現代人のリフレッシュ方法として、“お香”をたく文化が日本にはあります。古くから日本人の生活とともにあった「お香」の世界の奥深さをご紹介します。
【和ろうそく楽しみ方ガイド】揺らめく炎に癒される! 人々の暮らしに欠かせない「明かり」。現代のように電気やガスが普及していない時代は、夜、暗闇を明るく照らすために、人類はろうそくを灯して暮らしてきました。世界でみると洋ローソクが主流ですが、日本には古くから日本の生活に寄り添った「和ろうそく」というものがあります。その歴史や日本人にどのように親しまれてきたか、さらには和ろうそく職人のワザまでをもご紹介していきます。
【歌舞伎の魅力とその楽しみ方ガイド】日本の伝統芸能を体感しよう! 日本の伝統芸能、「歌舞伎」。さまざまな魅力を併せ持つ歌舞伎は、日本で古くからいつの時代も人気のエンターテインメントです。歌舞伎の劇場に入れば、そこは非日常の空間。400年以上の日本の伝統を脈々と受け継ぎ守ってきた、日本が誇る歌舞伎俳優たちが華やかに舞い踊ったり、豪華な舞台を魅せてくれたりします。衣裳のきらびやかさ、三味線などの日本の楽器の音色、指先まで洗練された踊りの美しさを一堂に堪能できる特別な時間を過ごすことができます。舞台上は基本的に全て男性が演じるこの世界。男役の「立役(たちやく)」も、女役の「女方(おんながた)」も、それぞれの様式美があります。ことばがわからなくても見方のポイントをおさえれば大丈夫!実際に観てみると、何かひとつでも心動かされるところがあるはずです。