薩摩半島南端に位置する「開聞岳」は、ほぼ完璧な円錐形をしていることから「薩摩富士」と称され、日本百名山の一つでもある。
今回は指宿駅からはるばるバスを乗り継いで長崎鼻へ。伝説の龍宮神社を訪れた後は、海に面したベンチを見つけて静かに座るのが最高の過ごし方だった。海からそびえ立つ美しい山容を遠くに眺め、波音に包まれる。曇り空ではあったものの、頬をなでるそよ風は旅の中でかけがえのない心の癒やしだった。一時陽光が差し込み、薩摩富士の水面に映る姿も、逆さ富士のような魅力的な姿に見えた。
薩摩半島南端に位置する「開聞岳」は、ほぼ完璧な円錐形をしていることから「薩摩富士」と称され、日本百名山の一つでもある。
今回は指宿駅からはるばるバスを乗り継いで長崎鼻へ。伝説の龍宮神社を訪れた後は、海に面したベンチを見つけて静かに座るのが最高の過ごし方だった。海からそびえ立つ美しい山容を遠くに眺め、波音に包まれる。曇り空ではあったものの、頬をなでるそよ風は旅の中でかけがえのない心の癒やしだった。一時陽光が差し込み、薩摩富士の水面に映る姿も、逆さ富士のような魅力的な姿に見えた。








ニデック京都タワー
京都駅の改札を出てすぐ目の前にそびえ立つ。京都の街を照らす灯台をイメージして建設され、高さは131mで京都市街で1番高い建物だ。1964年にオープンして以来、3200万人以上の人々が訪れている。
京都駅を出ると、空に向かってまっすぐそびえ立つ京都タワーがすぐ目に入る。昼間は純白の姿で静かにたたずみ、夜の帳が下りると温かく柔らかな明かりがともる。旅人が夜の中でもひと目で帰る方向を見つけられる、安心感のある揺るぎない存在だ。
景色を満喫したいなら、展望台に上れば京都の風景を一望できる。また、タワーの下には地元ならではのお土産やグルメ街が集まっている。周辺は近代的な京都駅ビルや伊勢丹、地下街Portaともつながっており、買い物にも食事にも散策にもとても便利。旅の始まりにも終わりにも、京都タワーはいつも優しい姿で、行き交う旅人一人ひとりを見守っている。




伊根湾めぐり遊覧船
京都の北部に位置する丹後半島の伊根湾を、約25分かけて周遊する遊覧船。伊根湾を囲むように舟屋群が立ち並び、日本の原風景と呼ぶに相応しい美しい景色を海上から楽しむことができる。舟屋とは、1階が海から直接繋がる船置き場、2階が住居スペースという珍しい建造物のこと。
海の京都を訪れたら、遊覧船に乗り、海上からこの水上漁村を眺め、別の角度から舟屋の全景を楽しむことができます。
船がゆっくりと桟橋を離れると、伊根湾は鏡のように穏やかで、沿岸の木造舟屋が緑の山々と青い海岸線に沿って一列に並び、水面には灰黒色の瓦屋根が映り込みます。視界が開け、圧倒される景色です。
乗船したら、船内で販売されているえびせんを1袋買うのをお忘れなく。船が動き出すと、海風の中、群れをなすカモメが旋回しながらついてきます。手に持ったせんべいを差し出すたびに、カモメが急降下してついばむスリルと楽しさを間近で味わえます。特に注意したいのは、時折、素早いトンビもその中に交じって低空を飛び、すばやく餌を奪っていくことです。餌やりの際は指をしっかり守るよう気をつけてください。伊根湾を巡る船旅は、波の音と鳥の鳴き声に包まれ、癒やされると同時に笑いにもあふれていました。






伊根の舟屋
古くから漁業が盛んな京都府北部に位置する伊根湾。海沿いには、漁に使用する船置き場として一階部分が海と繋がる「舟屋」と呼ばれる建物が軒を連ねている。約5kmに渡り、約230軒の舟屋が並ぶ景観は全国的にも珍しく、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
ずっと憧れていた「海の京都」。今回ようやく機会に恵まれ、「日本で最も美しい漁村」と称される伊根を訪れた。バスは曲がりくねった道を進み、湾沿いに延々と並ぶ何百棟もの伝統的な舟屋が一望できた。下車して宿に入って初めて、1階に船を泊め、2階を居住空間とする舟屋の工夫に気づき、かつての漁師たちが海と共に生きた知恵がそのまま残されていることを実感した。
伊根の魅力を本当に感じたいなら、ぜひ一泊することをおすすめしたい。特におすすめなのは、1日1組限定の「舟屋 壹」。一棟貸しならではのプライベート感があり、穏やかな湾を独り占めできる。午後になって日帰り観光客が帰ると、漁村全体に再び静けさが戻る。初春の海風が少し冷たかったので、今回は出発前に傘松公園周辺のスーパーで丹後産の農産物や食材を買い、宿で熱々の鍋を作った。お腹が温まるだけでなく、かつて漁師たちが海辺で暮らしていた日常を、より深く感じることができた。
のんびり巡るのが好きなら、翌日は観光案内所で自転車を借りてゆっくり走るのもいい。ついでに200年以上の歴史を受け継ぐ「向井酒造」に立ち寄り、果実のような香りがするロゼワインのような看板清酒「伊根満開」を一本持ち帰れば、この海の京都巡りの最高の思い出になる。あの湾の美しい景色は、一生忘れないと思う。






