午後のそよ風がわずかな涼しさを帯び、みなとみらいの開けた街並みを吹き抜けていく。
テラスの端に立って見渡すと、高さ296メートルの横浜ランドマークタワーがすらりとした姿で視界の中央にそびえ、まるでこの港町を支える揺るぎない柱のよう。混雑した人波の圧迫感もなく、空へまっすぐ伸びる幾何学的なラインを遠くから眺めていると、むしろゆとりと静けさが感じられる。
旅の途中で最も心地よい瞬間は、慌ただしく名所を巡るときではなく、こうしてふと足を止め、テラスで風に吹かれながら、目の前に広がる現代的ですっきりとした都市の風景を静かに目に焼き付けるときなのかもしれない。
横浜ランドマークタワー | Eddieさんの口コミ
Eddieさんのその他の口コミ
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MARK IS みなとみらい
横浜の観光地として知られるみなとみらいエリアに位置する商業施設。地下4階から地上6階までの広大なフロアに、ファッション、雑貨、食品、レストランなど、約175店舗が集結。5階の映画館「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」では最新鋭の没入音響体感シートを全席に導入。
午後、横浜みなとみらいを通りかかると、潮風がほのかな涼しさを帯びて街のスカイラインを吹き抜けていた。
テラスから遠くを眺めると、横浜ランドマークタワーは相変わらず象徴的で落ち着きのある輪郭をたたえ、薄曇りの空へまっすぐ伸びていた。今回は旅程が詰まっていたため、ただ歩いて通り過ぎただけで、わざわざ展望台に上って港全体を見渡すことはせず、手すりにもたれながら、街並みの中にたたずむ外観を何気なく写真に収めた。
旅では、すべての名所をくまなく巡る必要はないこともある。日常の風景に溶け込む姿を遠くから眺め、この現代的な港町のすっきりとした開放感をアルバムに収めるだけでも、十分に心地よいひとときだった。 -
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小江戸川越一番街商店街
江戸まで流れる「新河岸川」を利用して、米や野菜などの食料を運ぶ重要な要所として栄えた「川越」。今も蔵造りの情緒ある建物が並び、当時の面影を色濃く残したスポットが点在することから、現代の小江戸と呼ばれ親しまれている。そんな川越のメインストリートである「小江戸川越一番街商店街」には、老舗から最新ショップまで個性豊かな100店舗以上のお店が軒を連ねる。
川越の蔵造りの一番街を歩いていると、いつも時間がひそかにゆっくり流れているような錯覚を覚える。
通りの両側には重厚な黒い蔵造りの建物が整然と並び、落ち着いた瓦屋根と漆喰の外壁が、江戸時代から今に受け継がれてきた町の風情を静かにたたえている。午後の日差しはそれほどまぶしくなく、そよ風が軒下の風鈴や看板の間を通り抜ける。傍らにはゆったりと歩く旅人たちがいて、老舗の暖簾がふわりとなびく音も時折耳に届く。
ここでは、急いで予定をこなす必要はない。角を曲がって路地の奥にある時の鐘を見に行ったり、香ばしい焼き団子やさつまいものお菓子を売る店を選んで足を止めたり。木格子の窓や昔ながらの店先を通り過ぎるたび、生き生きとした時の記憶を一ページずつめくっているようで、呼吸までゆっくりとしながら、新旧が溶け合う日常のぬくもりをじっくり味わいたくなる。 -
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アメ横商店街
JR上野駅からJR御徒町駅間の、約500mの距離に約400店の店が並ぶ商店街で、「アメ横」の愛称で親しまれている。食品や菓子、衣類、雑貨、宝飾品などさまざまな業種の店が集まる。
アメ横センタービルの前に立つと、目の前にはおなじみのY字路が広がる。左側は高架線路に沿って延び、電車の轟音が響くアメ横丁。右側は真っ赤なアーチが掲げられた上野中通商店街(上中)だ。通りのネオン看板や電光掲示板が一斉に輝き、夜空をにぎやかでどこか幻想的な雰囲気に染めている。
現地は想像以上の混雑ぶりで、仕事帰りにビジネスバッグを提げてもう一軒飲みに来た会社員、買い物袋を手に行き交う観光客、屋外のハイチェアに座って豪快に酒を飲みながら話す客もいる。空気には焼き鳥の炭火の香ばしさ、居酒屋から漂う熱いスープの湯気、そして店員が懸命に呼び込みをする日本語の声が入り混じり、辺り一帯は騒がしくも、荒々しいほどの下町の活気に満ちている。
上中の通りに入ると、両側にはスニーカー店、古着店、ドラッグストア、ラーメン店の看板がずっと続き、綿密な散策プランなどまったく必要ない。気の向くままにぶらつき、行列のできた路上の店を眺めたり、気になった居酒屋に入って生ビールを一杯飲み、焼き鳥を何本か頼んだりする。これこそ、東京の夜の最も本場らしく、庶民的な姿だ。 -








