寒霞渓 (ロープウェイ)
香川県小豆島にある渓谷「寒霞渓」。瀬戸内海国立公園の中心地に位置する。およそ千三百万年前の火山活動によってできた安山岩、集塊岩などの岩石が、長い年月の地殻変動や侵食により、そそりたつ奇岩怪石の絶景をつくりあげた。
11月に小豆島へ来て、一番楽しみにしていたのが寒霞渓。
ロープウェイで山を上っていると、眼下の景色が想像以上にきれいなことに気づいた。渓谷のカエデはかなり赤く色づいていて、黄色や緑の木々も混じり、寒霞渓の変わった形の岩と合わさって、とても奥行きがあるように見えた。ロープウェイがゆっくり上っていくにつれ、見る角度が変わり、景色もどんどん変化していった。
山頂に着くと天気がよく、展望台から瀬戸内海を一望できた。目の前には山いっぱいに広がるカエデ、その先には青い海と点在する島々が見え、さっきロープウェイから見た景色とはまた少し違う印象だった。
山頂には土器のかわらけを投げられる場所もあり、小さなかわらけを1枚買って、渓谷にある鉄の輪をめがけて投げた。厄を払い、福を招くといわれている。初めて投げたので成功したかどうかも分からなかったけど、とにかくみんなそこでずっと投げていて、意外と楽しかった。
その後は近くを少し歩いた。11月の山の上はもう少し寒く、地面には落ち葉もたくさんあった。寒霞渓では特に複雑な楽しみ方をするわけではなく、ロープウェイに乗って、カエデを見て、海を眺め、それからゆっくり歩くだけ。でも、むしろそれが心地よかった。
11月に小豆島へ来るなら、寒霞渓に立ち寄ってみてもいいと思う。特に紅葉の季節は本当にきれいだった。






























