グルメだけじゃない!仙台の魅力を感じられる観光スポット14選

グルメだけじゃない!仙台の魅力を感じられる観光スポット14選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

伊達政宗(だて まさむね)の時代から、東北地方の中心都市として発展してきた仙台市。
仙台といえば、牛タンやずんだ、海鮮料理などのグルメが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
美味しいグルメも仙台の魅力の1つですが、仙台を観光するなら大都会と自然が調和した景観も見逃せません。
今回は仙台観光を最大限に楽しめる、お勧めの観光スポットやショッピングエリア、イベントを厳選して紹介しよう。

仙台ってどんなところ?

宮城県のほぼ中央に位置する仙台市は、伊達政宗に城下町として築かれ、その豊かな土地と伊達政宗の政策によって発展を遂げた。
今では人口108万人を有する東北地方最大の都市となっている。
市内中心を流れる広瀬川の両岸には自然が多く残っており、四季の移ろいを感じられるケヤキ並木の見事な景観が訪れる人の心を和ませる。
その緑の多さから、仙台市は「杜の都」とも呼ばれている。
市内近郊には日本屈指の漁港もあり、鮮度抜群の海の幸が味わえる。

仙台の都会と自然が溶け合う街並み
仙台の都会と自然が溶け合う街並み

仙台のおすすめの観光シーズンは?

杜の都とも称される仙台を観光するなら、新緑の時期の5月がお勧め。
秋には鮮やかな錦の紅葉絵巻が織りなす、圧巻の渓谷美も楽しめるため、紅葉と新緑どちらを楽しみたいかによって、訪れる時期を調整しよう。

仙台の季節ごとの着衣例

  • 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
  • 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
  • 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
  • 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット

仙台への移動方法は?

東京から東北新幹線で約1時間40分という便の良さに加え、日本の主要都市と仙台空港は国内定期便が運行しており、アクセスは抜群。
成田空港からは電車で3時間程度、関西国際空港から国内線に乗り換えれば、仙台空港まで1時間20分と国外からもアクセスしやすい。

仙台観光の主要交通手段

仙台市内の観光なら、鉄道とバスを利用すれば、移動に不自由しないはずだ。
鉄道ならJRと地下鉄、バスなら仙台交通局と宮城交通を利用すれば、自然を堪能しつつ、史跡や観光施設巡りが快適に楽しめる。

伊達政宗ゆかりの土地!仙台の厳選観光スポット14選

伊達政宗が城下町として築き、経済的にも文化的にも発展してきた仙台は文化的にも豊かな土地だ。
それだけでなく、大都会ながらも「杜の都」と呼ばれるにふさわしいほど緑豊かであり、都市と自然が調和している町と言っても過言ではない。
開湯1500年の歴史を誇り、伊達家にも愛された名湯もある。
伊達政宗が築き上げた文化や豊かな緑が今も息づく魅力的な都市、仙台市の観光スポットを厳選して紹介しよう。

仙台見どころマップ
仙台見どころマップ

1. 大崎八幡宮

仙台城築城の際に、伊達政宗の命によって戌亥(北西)の位置に遷した大崎八幡宮
以来仙台の総鎮守として特に戌年、亥年生まれの守護神として尊崇されている。
桃山建築の傑作ともいわれる国宝の社殿が見どころのハイライト。
拝殿は総黒漆塗りの落ち着いた雰囲気ながら、屋根や斗栱には意匠を凝らした鮮やかな装飾が施されている。

黒塗りに鮮やかな装飾が映える拝殿
黒塗りに鮮やかな装飾が映える拝殿

2. 瑞鳳殿

仙台藩祖の伊達政宗の霊廟。寛永13(1636)年に没した政宗の遺命を受けて、第2代藩主の忠宗によって翌年に建てられた。
瑞鳳殿の周辺には伊達忠宗の霊廟である感仙殿、伊達綱宗の霊廟である善応殿といった伊達家の霊廟や付属資料館があり、一帯が経ヶ峯伊達家墓所として仙台市指定史跡となっている。

絢爛豪華な装飾が施された瑞鳳殿
絢爛豪華な装飾が施された瑞鳳殿

3. 仙台城跡(青葉城)

伊達政宗公の命によって築城された仙台城。通称「青葉城」とも呼ばれ、以来270年にわたって藩政の中心だった。
しかし明治以降は陸軍用地となり多くの建築物が解体され、残っていた大手門などの建造物もほとんどが仙台大空襲によって焼失した。
現在一帯は公園として整備され、石垣と再建された大手門の脇櫓と大手門北側土塀を見ることができる。

本丸跡にある伊達政宗公騎馬像
©︎(公財)仙台観光国際協会
本丸跡にある伊達政宗公騎馬像
©︎(公財)仙台観光国際協会

4. 仙台うみの杜水族館

仙台港の近くにある東北最大級の水族館。
平成27(2015)年に「復興を象徴する水族館」としてオープンした。
三陸沖の生物から世界の生物まで幅広く展示している。
入場口のすぐ先にある「いのちきらめく うみ」は幅14m、高さ7.5mの2階まで続く巨大水槽。三陸の海をイメージして作られ、50種類約3万匹の生物が優雅に泳ぐ。
約1000人を収容できる「うみの杜スタジアム」で行われるイルカとアシカとバードのショーも人気だ。

天井から日差しが降り注ぐ巨大水槽
天井から日差しが降り注ぐ巨大水槽

5. ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所

北海道にある余市蒸溜所と並ぶニッカウヰスキーの原酒工場。
蒸留所は山形県との県境にほど近い山あいに位置し、新川と広瀬川に囲まれている。
日本のウイスキーの父、竹鶴政孝によって余市に次ぐ第2の蒸留所の建設地として昭和44(1969)年に建設された。
無料ガイドツアー(インターネット予約必須)では蒸留棟や貯蔵庫を見学するほか、ウイスキーの試飲も可能。蒸留所限定のボトルが売られているショップにも行っておきたい。

貯蔵庫では十数年かけて原酒が熟成される
貯蔵庫では十数年かけて原酒が熟成される

6. 定禅寺通

青葉通とともに、“杜の都”と言われる仙台を象徴する目抜き通り。
700mほどの4列のケヤキ並木で、新緑や紅葉と四季折々で楽しむことができる。
道路の中央が遊歩道になっており、コーヒーを飲みながらゆったりと散歩するのも楽しい。

ケヤキ並木が続く定禅寺通 ©︎(公財)仙台観光国際協会
ケヤキ並木が続く定禅寺通 ©︎(公財)仙台観光国際協会

7. 仙台大観音

大観密寺の境内にある日本一大きい観音像で、正式名称は仙台天道白衣大観音。
周囲一帯の都市開発を進めていた実業家によって約40億円もの建設費をかけて平成3(1991)年に落慶した。
像の高さは地上100mであるが、100という数字は平成元(1989)年に政令指定都市に移行した仙台市が同時に市制100周年を迎えたことを祝うとともに、来たる21世紀の繁栄を願ったことに由来する。

日本で一番大きい観音像
日本で一番大きい観音像

8. 秋保温泉

仙台市西部の名取川の渓谷沿いに位置する、高級旅館から素泊まりのリーズナブルな宿まで立ち並ぶ温泉街。
仙台市街から車で30分程とアクセスもよく、付近はレジャーアクティビティも豊富。
名取川上流の二口峡谷では登山やキャニオニング、キャンプなどを楽しめる。

政宗公も愛した歴史ある湯。
政宗公も愛した歴史ある湯。

9. 仙台市天文台

「宇宙を身近に」をコンセプトにした「仙台市天文台」。美しい星空とともに迫力ある映像を投映するプラネタリウムや、宇宙について模型や映像を使って楽しく学べる展示室、日本屈指の大きさを誇る、口径1.3mの「ひとみ望遠鏡」を備えた天文総合博物館だ。

見て、聴いて楽しむプラネタリウムで宇宙を身近に感じる
見て、聴いて楽しむプラネタリウムで宇宙を身近に感じる

10. せんだいメディアテーク

約700mのケヤキ並木が続く、杜の都・仙台のシンボルロード定禅寺通り。そんな定禅寺通りでひときわ目を引くのが、全面ガラス張りの外観が特徴的なこちら。地下2階、地上7階の建物には仙台市民図書館をはじめ、イベントスペースやギャラリー、スタジオ、カフェなどが入る複合文化施設だ。
さまざまなメディアによる情報収集や保管、発信、また美術や映像文化の活動拠点として多彩なイベントやワークショップを開催している。

散策の途中にぜひ立ち寄りたい、地元に根付いた文化施設
散策の途中にぜひ立ち寄りたい、地元に根付いた文化施設

11. 八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)

絶滅危惧種を含む115種約600頭の動物を飼育する、東北最大級の動物園「八木山動物公園フジサキの杜」。仙台城址のある青葉山の近隣エリアに位置し、仙台駅から地下鉄で12分、「八木山動物公園駅」下車すぐというアクセスの良さと、哺乳類・鳥類・爬虫類の多様な種が観察できることから、地元の人にも観光客にも愛されている。

猛獣にも間近に出会える、東北最大級の動物園
猛獣にも間近に出会える、東北最大級の動物園

12. キリンビール仙台工場

1923年に操業を開始した、東北地方で最も歴史のあるビール工場。主力商品の「キリン一番搾り生ビール」の製造工程を見学でき、最後に試飲ができる工場見学ツアーを実施している。

「一番搾り」について楽しく学べて、テイスティングもできる工場見学
「一番搾り」について楽しく学べて、テイスティングもできる工場見学

13. 松島

京都の天橋立、広島の宮島と並び、日本三景の一つに数えられる全国的にも有名な景勝地。太平洋ならではの雄大な水平線と、大小260余島もの緑豊かな島々が織り成す景観は、平安の時代から人びとを惹きつけている。
松島四大観」と呼ばれる東西南北4か所が主な眺望地。松島湾の東側に位置する大高森からの「壮観」、富山山頂からの「麗観」、七ヶ浜町の北端にある多門山からの「偉観」、双観山の背後にある扇谷からの「幽観」と、眺めの印象を表す漢字がそれぞれに当てられている。

雄大な多島美に目を奪われる日本三景
雄大な多島美に目を奪われる日本三景

14. スプリングバレー仙台泉スキー場

泉ヶ岳の自然を利用したレジャー施設。冬場はスキー場、グリーンシーズンの時期はアトラクションやバーべキュー、芋煮会などが楽しめるスポットとして四季を通じて多くのレジャー客で賑わう。
人気ナンバー1のアトラクションは「ジップラインアドベンチャー」。木々の間に張られたワイヤロープを一気に滑り降りるアトラクションで、全7つのコースをすべて体験できるマウンテンツアー(1人3,800円)と、4コースで遊べるライトルアー(1人2,600円)がある。※開催期間で異なる。

大自然の中でジップラインなどさまざまなアトラクションを楽しめる
大自然の中でジップラインなどさまざまなアトラクションを楽しめる

仙台の人気飲食店3選

仙台といえば、牛タンやずんだなど絶品グルメが多い地域としても知られている。
観光だけでなく、しっかり仙台グルメも楽しんでほしい。
絶品ご当地グルメが楽しめる、仙台でも人気の飲食店をご紹介。

1. 旨味 太助

終戦直後、初代・太助店主の佐野啓四郎氏が「塩味をつけて、網に乗せて炭火で焼く」という調理法で、仙台市内に牛タン焼き専門店を開店させたことが仙台牛タン焼きの発祥とされており、まさに元祖とも言われる「旨味 太助」。太助は昭和23年(1948)より続く人気店として、今では全国で多くのファンを魅了するまでになった。

仙台牛タン焼きの始まりを作ったとされる店舗で味わう、戦後発祥の伊達の味
仙台牛タン焼きの始まりを作ったとされる店舗で味わう、戦後発祥の伊達の味

2. エンドー餅店

1948年創業の仙台・宮町にある老舗「エンドー餅店」。
仙台名物「づんだ餅」で知られる和菓子専門店だ。
宮城県産の良質な素材を使い、手作り・無添加の姿勢を守り抜いてきた。「全国菓子大博覧会」では「農林水産大臣賞」をはじめ数々の賞を受賞。
品質の高さは県内外で広く認められている。

厳選素材と職人技が光る!宮城・仙台伝統の味「づんだ餅」が食べられる
厳選素材と職人技が光る!宮城・仙台伝統の味「づんだ餅」が食べられる

3. 阿古

宮城県にある割烹料理店「阿古」は、ミシュランガイドにも掲載された食通注目の名店だ。
店内はカウンター席のみで、目の前での調理が楽しめるライブ感が魅力。
目利きの店主が厳選した新鮮な魚介を炭火で焼き上げ、素材の味を最大限に引き出す。
おすすめの逸品は、仙台名物「笹かまぼこ」。スケソウダラのすり身を使った自家製で、炙ることで風味が増し、ふわふわの食感が口いっぱいに広がる。

食通もうなる!店主の技が光る、炭火でいただく仙台の味
食通もうなる!店主の技が光る、炭火でいただく仙台の味

雑貨やグルメから食材まで揃う!仙台の厳選ショッピングスポット3選

東北地方最大の都市である仙台には、様々なショッピングスポットも多く集まる。
数あるショッピングスポットの中でも、特に訪れてほしいスポットを厳選してご紹介。

1. S-PAL仙台

東北新幹線やJR在来線、仙台地下鉄、高速バスが乗り入れる東北地方最大のターミナル駅・仙台駅に直結し、通学・通勤客はもちろん観光客の利用が多いショッピングセンター。
仙台駅の南西に隣接する本館は1978年にオープン。地下1階から3階までの4フロアにファッションや雑貨、グルメなど200店以上が集結。

ファッションにグルメ、お土産もおまかせ! 仙台駅直結のショッピングセンター
ファッションにグルメ、お土産もおまかせ! 仙台駅直結のショッピングセンター

2. 仙台朝市

仙台駅から徒歩5分と好アクセスを誇る「仙台朝市」。新鮮な地元宮城の生鮮食料品をメインに、食事処も用意されており、買い物から食事まで宮城の食を余すことなく堪能することができる。
昭和20年(1945)に仙台駅前にできた「青空市場」がルーツとなっており、現在では約60店舗が軒を連ねる一大商店街に成長した。取り扱う食材は、野菜や果物の青物、鮮魚・海産品を中心に、精肉や惣菜、漬物や穀物などが幅広く取り揃えられている。

新鮮や地元宮城の食材と食事が揃う、仙台の台所
新鮮や地元宮城の食材と食事が揃う、仙台の台所

3. 三井アウトレットパーク 仙台港

国内外の有名メーカーやブランド、セレクトショップなど、バラエティ豊かな約120店舗が集結する東北最大のアウトレットモール。選りすぐりのアイテムをアウトレット価格で販売するショップはもちろん、フードコートやカフェなど飲食店も充実している。

1日中遊べる、東北最大のアウトレット
1日中遊べる、東北最大のアウトレット

仙台のお勧め宿泊施設3選

里山と清流に抱かれてゆっくり温泉に浸かれる旅館や、洗練された雰囲気が楽しめるホテルなど、様々な宿泊施設が数多くある仙台。
今回はその中でも特にお勧めの宿泊施設を厳選して紹介しよう。

1. 天然温泉 杜都の湯 御宿 野乃仙台

天然温泉大浴場と和の雰囲気に包まれた空間が特徴的なホテル。
客室はもちろん、ロビーや廊下など全館が畳敷き。
玄関で靴を脱ぎ、旅館のような感覚でゆったりとくつろげる。
天然温泉大浴場があるのは最上階の14階。
伊達政宗の兜をイメージしたモニュメントが目を引くモダンな内湯や石造りの露天風呂で、自家源泉を持つ仙台の系列ホテルから運ばれた天然温泉を堪能できる。

街中にいながら畳敷きの空間と天然温泉でくつろげる和風ホテル
街中にいながら畳敷きの空間と天然温泉でくつろげる和風ホテル

2. ホテルメトロポリタン仙台イースト

東北の玄関口・JR仙台駅直結の観光にもビジネスにも利便性が高いホテル。
「東北六感 SENSE OF TOHOKU」をコンセプトに、「期待感、風土感、まごころ感、非日常感、安心感、予感」を感じられる設備やサービスで宿泊客を迎えてくれる。
282の客室は、シングル、ダブル、ツインからスイートまで全9タイプ。
全室バス、トイレ別になっており、ゆったりと旅の疲れを癒やすことができる。

駅直結の便利なロケーションが魅力のホテル
駅直結の便利なロケーションが魅力のホテル

3. 仙台・作並温泉ゆづくしSalon 一の坊

宮城県・仙台の奥座敷として知られる作並温泉に位置する、大人のための静かな温泉宿。
自家源泉かけ流しの温泉を、趣異なる露天・内湯で堪能できる。
清流・広瀬川の源流を望む露天風呂では、川辺のせせらぎを間近に感じ、心身ともにリラックスできること間違いなしだ。

里山と清流に抱かれた、オールインクルーシブの温泉リゾート
里山と清流に抱かれた、オールインクルーシブの温泉リゾート

仙台の定番イベント3選

都市としても栄え、自然も豊かな仙台では大規模なお祭りやイルミネーションも楽しめる。
5月・8月・12月と、春・夏・冬とそれぞれの季節ごとに大きなイベントがあるため、観光するタイミングとイベントのタイミングが合えば、ぜひ参加してほしい。

1. 仙台七夕まつり

仙台市中心部とその周辺地域の商店街が色とりどりの七夕飾りで華やぐ「仙台七夕まつり」。地元の人からは「たなばたさん」と親しまれ、旧暦の7月7日頃である8月6日から8日までの3日間開催されている。現在では国内外から例年約200万人が訪れる、400年以上続く伝統行事だ。

地元の人から「たなばたさん」と呼ばれ親しまれる、400年以上続く東北三大祭りのひとつ
地元の人から「たなばたさん」と呼ばれ親しまれる、400年以上続く東北三大祭りのひとつ

2. 仙台・青葉まつり

伊達政宗公没後350年を迎えた昭和60年(1985)に、華やかで盛大な仙台の祭りの伝統を復活させる目的で開催されることになった「仙台・青葉まつり」。現在では、仙台三大まつりのひとつとして国内外の多くの人が足を運ぶ仙台の夏の風物詩となった。
毎年5月に開催される仙台・青葉まつりは、“伊達の粋を競う”祭りである。華やかな仙台すずめ踊りが披露される「宵まつり」、伊達政宗公を祀る青葉神社神輿渡御や11基の仙台山鉾巡行などによる時代絵巻が繰り広げられる「本まつり」の2日間にわたり開催される。

仙台で巻き起こる時代絵巻と街を彩る仙台すずめ踊り
仙台で巻き起こる時代絵巻と街を彩る仙台すずめ踊り

3. SENDAI光のページェント

1986年に「冬の仙台を明るくしたい」「杜の都を光の都に」という2つの想いから誕生した「SENDAI光のページェント」。杜の都を象徴するメインストリートの定禅寺通を舞台に、ケヤキ並木のライトアップを行うイベントだ。幻想的な世界をつくりだす仙台の冬の風物詩として、市民や観光客に愛されている。

杜の都・仙台の冬の夜を明るく照らす、冬の風物詩として知られるイルミネーション
杜の都・仙台の冬の夜を明るく照らす、冬の風物詩として知られるイルミネーション

まとめ

仙台市は自然と調和した大都市としての景観と、城下町の文化を色濃く残す、見どころの多い町。
今回はそんな仙台市を満喫できる観光スポットやショッピングエリア、イベントを紹介してきた。
もし旅の日程に余裕があれば、3つの世界遺産を誇る岩手県を訪れてみてはいかがでしょうか。
新幹線を利用すれば、仙台市から1時間程度で移動できるため、ぜひ足を伸ばしてみてほしい。