青く透き通る海と琉球王国の文化を楽しもう!沖縄の厳選観光スポット21選

青く透き通る海と琉球王国の文化を楽しもう!沖縄の厳選観光スポット21選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

1年を通して暖かく、青く澄んだ海が魅力の沖縄県。
リゾート地というイメージが強いかもしれないが、琉球王国の歴史や文化を感じられる観光スポットも魅力の一つだ。
海やビーチだけでなく、沖縄の歴史や文化を感じられるスポットにも訪れることで、沖縄をより楽しめるはず。また、ショッピングやグルメを楽しめるスポットも多い。
色んな魅力が詰まった沖縄の中でも、絶対に訪れておきたい観光スポット、お勧めのグルメ宿泊施設・ショッピングエリアなどを紹介しよう。

沖縄ってどんなところ?

本州よりも南西に位置する沖縄県は、沖縄本島と宮古島石垣島などの150の小さな島々で形成されている。
南国のような暖かい気候と、青い海・青い空を始めとする豊かな自然が魅力の一つだ。
沖縄県は明治時代まで、日本とは別の国で「琉球王国」という、王さまが国を治める独立国だった。
世界遺産に登録されている琉球王国の遺跡の数々には、琉球王国独自の歴史や文化が今なお残っている。
また、沖縄には米軍基地もあるため、アメリカの文化が感じられる街並みや飲食店も多い。

アメリカの文化を感じられる沖縄の街並み
アメリカの文化を感じられる沖縄の街並み

沖縄のおすすめの観光シーズンは?

沖縄を観光するなら、海が最も綺麗に見える7・8月がお勧め。
マリンアクティビティや沖縄ならではの伝統行事も楽しめるため、できる限り観光の時期を調整しよう。

沖縄の季節ごとの着衣例

  • 春(3月 - 5月): Tシャツ、ジャケット、パーカー
  • 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
  • 秋(9月 - 11月): 半そでシャツ、カーディガン
  • 冬(12月 - 2月):長袖シャツ、 コート、ウールスーツ

沖縄への移動方法は?

沖縄には那覇空港があるため、同じく空港がある東京名古屋・大阪からは約2時間程度で移動できる。
那覇空港には国際線もあるため、海外からもアクセスしやすい。
那覇空港から各観光エリアへ向かう、空港リムジンバスが走っているのも嬉しいポイントだ。

沖縄観光の主要交通手段

沖縄観光の主な移動手段はモノレールとバス。
那覇市内の那覇バスとゆいレールが乗り放題になる、「那覇バス&ゆいレール1日共通1dayパスポート」を活用すればスムーズに観光地を巡れるはずだ。

沖縄の自然と歴史を感じよう!厳選観光スポット21選

日本屈指の観光地である沖縄。
透明度が高い真っ青な海と白い砂浜を始めとする、美しい大自然が最大の魅力だ。
沖縄の美しい海を堪能したいなら、マリンアクティビティへ参加しよう。
また、琉球王国の文化を感じられる、世界遺産に登録された遺跡も沖縄の魅力の一つ。
沖縄の魅力的な観光スポットの中でも、必ず訪れてほしいスポットを厳選して紹介しよう。

沖縄観光マップ
沖縄観光マップ

1. 沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館」は、沖縄の海洋博公園内にある、人気の観光スポット。
建物4Fからエスカレーターで3Fへ降りたら水族館入口へ着く。
2F・1Fへと海深くへ潜っていくような造りになっている。
神秘に満ちた沖縄の生き物たちの雄大な世界が広がる。

沖縄の必見スポット!全長8.8mものジンベエザメやナンヨウマンタが見られる水族館
沖縄の必見スポット!全長8.8mものジンベエザメやナンヨウマンタが見られる水族館

2. 首里城公園

首里城は、鮮やかな朱色に彩られた日本で唯一の赤い城であり、沖縄のシンボル的存在である。
かつて1429年から1879年までの450年間にわたり存在した「琉球王国」の政治、外交、文化の中心地として威容を誇った首里城。
那覇の町が見下ろせる小高い丘の上に立地し、曲線を描く城壁に取り囲まれている。

再建に向けて歩みを進める、沖縄の歴史・文化を象徴する美しい城
再建に向けて歩みを進める、沖縄の歴史・文化を象徴する美しい城

3. 斎場御嶽(せーふぁうたき)

沖縄本島南部、南城市知念久手堅の山中に広がる、琉球王国最高の聖地。
神が降臨する森として、王国の最高神女である聞得大君の就任儀式「御新下り」をはじめ、重要な祭祀や神事が執り行われた。
2000年、ユネスコ世界文化遺産に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産である。

神の島「久高島」を遥拝できる、琉球王国最高の聖地
神の島「久高島」を遥拝できる、琉球王国最高の聖地

4. 青の洞窟(真栄田岬)

沖縄本島北部の恩納村にある真栄田岬
その崖の下にある海に面した洞窟は、太陽の光が差し込み、青色に光り輝くことから、「青の洞窟」と呼ばれている。
沖縄本島で最も人気のダイビング・シュノーケリングスポットの一つだ。

青く輝く幻想的な風景を楽しめる人気のダイビングスポット
画像提供:恩納村観光協会 青く輝く幻想的な風景を楽しめる人気のダイビングスポット

5. 波上宮

その名の通り、青い海に張り出した岸壁の上に建つ古社で、地元民からは「なんみんさん」の愛称で親しまれている。
発祥は不明とされているが、海のかなたにあると信じられている理想郷「ニライカナイ」の神々に、豊漁と豊穣を祈願し、祈りを捧げた拝所が始まりとされる。
沖縄らしい南国ムードあふれる朱色の拝殿は必見。

青い海の上に立つ荘厳な神社
青い海の上に立つ荘厳な神社

6. ナゴパイナップルパーク

1992年に誕生した、パイナップルに特化したテーマパーク。
パイナップル畑や色とりどりの花々、ジャングルのように茂る植物を鑑賞でき、パイナップルについてのレクチャーや資料で沖縄のパイナップルの歴史を学べる。

パインづくしのテーマパーク
パインづくしのテーマパーク

7. 沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)

おきみゅーの愛称で親しまれている、博物館と美術館が一つになった県内最大の文化施設。
博物館では、「海と島に生きる」をテーマに掲げ、沖縄の自然や歴史、文化を紐解いていく。
足元に珊瑚礁を配したアプローチに始まり、琉球王国の誕生から滅亡、そして戦後の沖縄から未来までを学ぶことができる。

沖縄の自然や歴史、文化などを多角的に映す複合文化施設
沖縄の自然や歴史、文化などを多角的に映す複合文化施設

8. おきなわワールド

沖縄の魅力を凝縮し、国内外からの観光客に大人気のテーマパーク。沖縄最大の鍾乳洞「玉泉洞」は、約30万年の年月をかけて創られており、100万本以上の鍾乳石が自然の神秘と雄大さを再確認させてくれる。玉泉洞のほかにも国の有形文化財に登録された古民家が軒を連ね、かつての琉球を再現した「琉球王国城下町」、シークヮーサーやライチといった珍しい南国フルーツを栽培する「熱帯フルーツ園」など見どころ多数。

自然・文化・歴史…沖縄の魅力が大集合
自然・文化・歴史…沖縄の魅力が大集合

9. 玉陵

1501年、琉球王国最盛期と名高い尚真王(しょうしんおう)の時代に建てられた陵墓。首里城をモデルにしたという巨大な石造りで、遺骨が埋葬されている墓室が東西3つに分かれているのが特徴。玉陵(たまうどぅん)に眠る王族の名が刻まれた玉陵碑をはじめ、1501年創建当初の遺構がそのまま残っている。

勇壮な石造りが圧巻の、琉球王が眠る世界遺産
勇壮な石造りが圧巻の、琉球王が眠る世界遺産

10. 古宇利大橋

2005年に開通した、名護市屋我地島と古宇利島を結ぶ、全長1,960メートルの離島架橋。
無料で通行できる橋としては、沖縄で2番目に長く、橋の両側に広がるエメラルドグリーンの美しい海の景観は、人気のドライブコースとしても知られるほか、絶景スポットとしても人気を集めている。

屋我地島と古宇利島を結ぶ絶景の離島架橋
屋我地島と古宇利島を結ぶ絶景の離島架橋

11. 万座毛

沖縄本島のほぼ中央に位置する恩納村の東シナ海沿いにあり、沖縄を代表する景勝地。
「毛」とは野原の意味で、琉球国の尚敬王が1726年に恩納を訪れた際、「万人を座らせるに足る」と称賛したことからその名が付いたとされる。

芝生の台地と断崖絶壁の下にコバルトブルーの海が広がる沖縄有数の名勝
芝生の台地と断崖絶壁の下にコバルトブルーの海が広がる沖縄有数の名勝

12. 備瀬のフクギ並木

「美ら海水族館」が立地する「海洋博公園」から車でおよそ5分、碁盤の目のように区画整理された昔ながらの村落・備瀬地区の並木道。
総距離約1kmの小道の両脇に樹高10〜20mのフクギが数千本も立ち並び、琉球情緒漂う雰囲気を創り出している。
隣り合う木々の葉が重なりあい、陽光を遮る木陰の下はゆったりとした時間が流れ、南国のリゾート気分を感じながら散策するのにもぴったり。

琉球情緒漂う昔ながらの並木道で、南国気分を味わいながらのんびり散策
琉球情緒漂う昔ながらの並木道で、南国気分を味わいながらのんびり散策

13. 琉球村

県内各所から移築された古民家が並び、古き良き琉球の村を再現したテーマパークで、さまざまな体験や民謡・芸能のイベントを満喫することができる。
体験はシーサーの絵付け、沖縄ガラス万華鏡づくり、サンゴのフォトフレームづくりに加え、琉球衣装の着付けなど、沖縄文化に触れられるプログラムが人気。
さらにリアル宝探しや謎解き脱出ゲームといったトレンドのコンテンツもスタンバイする。

沖縄文化を学べる体験がいっぱい。古き良き琉球の村を再現したテーマパーク
沖縄文化を学べる体験がいっぱい。古き良き琉球の村を再現したテーマパーク

14. ビオスの丘

恩納村のリゾートエリアからもアクセスしやすい、沖縄県中部のうるま市にある自然植物園。
園内にはシダが生い茂る森が広がり、華やかなランの花々が育まれ、亜熱帯特有の自然環境が保たれている。
「こころ育む自然体験」をテーマにしたアクティビティが多数あり、なかでも約1kmの曲がりくねった湖のルートを、湖水観賞舟で船頭さんのガイドとともに進んでいくジャングルクルーズが一押し。

シダが生い茂る亜熱帯の森で楽しめる、こころ育む自然体験アクティビティ
シダが生い茂る亜熱帯の森で楽しめる、こころ育む自然体験アクティビティ

15. 今帰仁城跡

沖縄本島の北部、本部半島にある城跡。
琉球が北山、中山、南山の3つの地域に分かれて勢力争いをしていた三山時代の北山王の居城で、築城は13世紀と伝わる。
2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録された。

標高約100mの丘の上に築かれた三山時代の城跡
標高約100mの丘の上に築かれた三山時代の城跡

16. 勝連城跡

沖縄本島の中部、勝連半島の丘陵上に築かれている城跡。
15世紀に海外貿易によって勝連に繁栄をもたらした阿麻和利(あまわり)が居城したことでよく知られており、2000年にはユネスコ世界文化遺産に登録された。

自然の断崖を利用して造られた美しい城跡
自然の断崖を利用して造られた美しい城跡

17. 瀬長島ウミカジテラス

那覇空港と海上道路でつながる周囲1.8kmの離島、瀬長島にある複合リゾート施設。
エメラルドグリーンの海に面した島の斜面に白塗りの建物が建ち並ぶ姿はまるで小さな町のよう。
イタリアのアマルフィ海岸、エーゲ海に浮かぶサントリーニ島といった欧風リゾートをイメージしたというのもうなずける美しさだ。

離島の高台に建つオーシャンビューのリゾート施設でリゾート気分を満喫
離島の高台に建つオーシャンビューのリゾート施設でリゾート気分を満喫

18. 美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園

約1,300種5万株以上の植物を有する、日本最大級の屋外植物園。年間を通じて南国の景色が広がり、敷地内にある「水上楽園」と「植物園」では、貴重な熱帯・亜熱帯の植物を鑑賞することができる。
なかでも、アフリカなどのサバンナ地帯に多く分布する「バオバブ」や、日の出とともに甘い香りの花を6〜7月頃に咲かせる「ハス」、高さが10~20メートルに達する長寿の木「リュウケツジュ」など、日本本土では滅多に見ることができない植物は必見!

日本最大級の屋外植物園
日本最大級の屋外植物園

19. 壺屋やちむん通り

琉球王朝時代から300年以上の歴史をもつ沖縄独自の焼き物、やちむん。その名産地である壺屋の歩みは、1682年に琉球王府が各地に点在していた窯元をこの地に集約したことに始まる。
琉球石灰岩の石畳が敷き詰められた約400mの通りには、やちむんの工房やショップ、ギャラリーなどが点在。昔ながらの街並みを散策しながら、沖縄工芸の文化に触れられる。散策は、西側の通り入口からスタートするのがおすすめ。巨大なシーサーのやちむんが立つそばには那覇市立壺屋焼物博物館があり、歴史や技法などやちむんのイロハを学べる。

石畳の道を散策し、沖縄独自の焼物「やちむん」の歴史と魅力に触れる
石畳の道を散策し、沖縄独自の焼物「やちむん」の歴史と魅力に触れる

20. ガンガラーの谷

沖縄本島南部にある、数十万年前の鍾乳洞が崩落して生まれた谷。約1Kmのコースには長い年月をかけて育まれた亜熱帯の森が広がり、壮大な時の流れと自然の雄大さを感じさせる。
谷には亜熱帯の植物が生い茂る森、古代人を探し求めて今も発掘が続く遺跡や洞窟など、数々の興味深いスポットが点在する。最も人気なのは、枝から崖下に向かって長く根を垂らす推定樹齢150年の「大主(ウフシュ)ガジュマル」。高さ約20mの姿は森の主とも呼ぶべき圧巻のスケール。

古代人が暮らした洞窟とガジュマルの森が生命の神秘を感じさせる谷
古代人が暮らした洞窟とガジュマルの森が生命の神秘を感じさせる谷

21. ひめゆりの塔 / ひめゆり平和祈念資料館

太平洋戦争において数多くの犠牲者を出した沖縄戦。「ひめゆりの塔」は、沖縄戦で亡くなったひめゆりの生徒や先生のための慰霊碑で、沖縄戦の終焉の地である糸満市に建てられている。
「ひめゆりの塔」は、当時ひめゆり学徒や沖縄陸軍病院関係者、住民など約100人が身を隠していた伊原第三外科壕と呼ばれる洞窟のすぐ上にある。
沖縄戦で亡くなったひめゆりの学校(沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校)の生徒や教師227人の名前が刻まれている。

ひめゆり学徒の慰霊碑と戦争体験を伝える資料館
ひめゆり学徒の慰霊碑と戦争体験を伝える資料館

沖縄の名物グルメを食べつくそう!人気の飲食店5選

沖縄で人気のあるグルメの中から、定番の名物グルメを楽しめる5つの飲食店をピックアップ。
沖縄に来たらぜひ訪れてみてほしい。

1. 首里そば

首里城から少し歩いた住宅街の中にあり、開店前から行列ができる地元でも人気の沖縄そばの名店。
メニューはメインの首里そば以外は煮付けにおにぎり、ジューシー、氷ぜんざいと至ってシンプル。大・中・小の3種類からサイズを選ぶことができる首里そばは、手打ちならではのコシの強さとしっかりとした歯ごたえを感じさせる平打ち麺が特徴。豚と鰹節、沖縄の塩で作るスープは見た目通りのクリアで上品な味わい。三枚肉とロース、かまぼこ、針生姜にネギとトッピングも王道で、シンプルながら完成された一杯を堪能できる。

自家製の手打ち麺と深みのあるスープが絶品! 首里城近くの沖縄そば店
自家製の手打ち麺と深みのあるスープが絶品! 首里城近くの沖縄そば店

2. ステーキハウス88 辻本店

名護市役所から歩いて5分ほどのところにある、夜だけ営業のダイニング。
築70年の古き良き沖縄の古民家で、希少種の島黒アグーをしゃぶしゃぶでいただける。
一般的な「しゃぶしゃぶ」といえば牛肉だが、この店では希少種の県産豚で、アグーとアグーとの交配で産まれた純血種「しまくるー」を提供。

豊富なメニューで老若男女から愛される老舗ステーキハウス
豊富なメニューで老若男女から愛される老舗ステーキハウス

3. 民謡ライブ 沖縄地料理 わらゆい

ライブチャージ&テーブルチャージ無料で島唄ライブが楽しめる居酒屋。毎日19時〜、20時〜、21時〜の1日3回開催される島唄ライブは鑑賞するだけでなく、誰でも気軽に参加できるので、沖縄の思い出作りにぴったり。
料理も、沖縄ならではの逸品や昔から地元で愛される郷土料理がそろう。沖縄が誇る2大ブランド肉、あぐー豚と石垣牛の両方が楽しめるのも魅力。あぐー豚の三枚肉を泡盛や白みそでじっくり煮込んだとろとろの「ラフテーの煮込み」や美しいサシが入ったジューシーな「石垣牛ロースステーキ」は必食。

チャージ無料の島唄ライブを、豊富な沖縄料理とともに
チャージ無料の島唄ライブを、豊富な沖縄料理とともに

4. ジェフ サンライズ那覇店

創業者の喜名民雄氏が「沖縄本島南部にハンバーガー文化を広めたい」と、フランチャイズチェーン店として1973年に与那原町にオープンしたのが始まり。
沖縄県産のゴーヤーを卵でとじたゴーヤーパティをふわふわバンスで挟んだ「ゴーヤーバーガー」と、ゴーヤーパティとランチョンミートを合わせた「ぬーやるバーガー」が2大看板。

個性的なバーガーが人気の、沖縄生まれのファストフード
個性的なバーガーが人気の、沖縄生まれのファストフード

5. ブルーシール 国際通り店

1948年に創業した沖縄のアイスメーカー。ブルーシールアイスの特徴は、何といっても沖縄らしさあふれるフレーバー。紅イモやシークヮーサー、塩ちんすこうといった個性的な味を網羅。高温多湿な沖縄の気候に合わせ、コクがありつつもあっさりと仕上げた味わいも評判だ。
アイスのほか、ソフトクリームやタピオカドリンク、40種類以上のクレープも楽しめる。

国際通りにある「アメリカ生まれ、沖縄育ち」のアイスメーカー
国際通りにある「アメリカ生まれ、沖縄育ち」のアイスメーカー

観光だけでなく買い物も満喫しよう!沖縄の人気ショッピングエリア5選

沖縄には、国際通りの名で親しまれている那覇市のメインストリートや、離島の高台に建つオーシャンビューのリゾート施設、日本初のショッピングセンターなど、様々な魅力を持つショッピング施設がある。
ビーチや観光名所を巡った後はショッピングも満喫しよう。

1. 那覇市国際通り商店街

那覇市の中心街にあり、沖縄を代表するメインストリート「那覇市国際通り商店街」。
那覇市最大の繁華街で、商業とエンタテインメントの中心地としても有名だ。
「人に優しい街・歩いて楽しい街」がコンセプトで、「国際通り」と呼ばれ親しまれている。

約600の店舗などが軒を連ねる那覇市のメインストリート
約600の店舗などが軒を連ねる那覇市のメインストリート

2. 沖縄アウトレットモール あしびなー

豊崎海浜公園のビーチにほど近い場所に建つ、沖縄県初のアウトレットモール。施設名の「あしびなー」は沖縄の言葉で「遊び場」を意味し、さまざまな世代の人びとが集まる場所という思いが込められている。

那覇空港から南へ車で約15分、約100の人気ブランドが集まる沖縄初のアウトレットモール
那覇空港から南へ車で約15分、約100の人気ブランドが集まる沖縄初のアウトレットモール

3. 美浜タウンリゾートアメリカンビレッジ

沖縄・那覇空港から車で40分ほどのエリアにあるリゾートタウン。ショップやレストラン、天然温泉、アミューズメント施設、さらにビーチも隣接しており、家族連れやカップル、観光客でいつも賑わっている。

ビレッジはかつて米軍基地の飛行場があった場所に作られており、通りにはアメリカの街並みをイメージした店舗が並ぶ。大道芸人がパフォーマンスを披露していたり、グルメはアメリカンサイズで提供されたりと、異国情緒あふれる雰囲気が魅力だ。

アメリカと沖縄の街並みが融合したリゾート施設
アメリカと沖縄の街並みが融合したリゾート施設

4. プラザハウスショッピングセンター

コザゲート通りから車で約6分の場所にある日本初のショッピングセンター。
沖縄が本土復帰以前の1954年、駐留米兵やその家族の需要を満たすために誕生した。
ミッドセンチュリー建築を彷彿とさせる平屋の回廊に連なる吹き抜けの3階建ては、異国情緒あふれる雰囲気が今も漂うほか、緑豊かで散策も楽しい。

沖縄の名産を取り扱うセレクトショップもありお土産選びにもオススメ
沖縄の名産を取り扱うセレクトショップもありお土産選びにもオススメ

5. 那覇市第一牧志公設市場

色鮮やかな魚や大地のエネルギーを感じる島野菜、さまざまな部位の豚肉など、沖縄ならではの食材が並ぶウチナーンチュ(沖縄の人)の台所。戦後の闇市をルーツに長い歴史を重ねた市場は建物の老朽化によるリニューアル工事中で、現在は仮設の施設で営業が続けられている。

個性豊かな沖縄食材が所狭しと並ぶ、ウチナーンチュの台所
個性豊かな沖縄食材が所狭しと並ぶ、ウチナーンチュの台所

沖縄で泊まるならココ!宿泊施設5選

観光地としても人気がある沖縄には気軽に宿泊できるゲストハウスから、人気のリゾートホテルまで、ニーズに合わせたホテルがたくさんある。
今回はその中でも観光拠点としても最適な宿泊施設をご紹介。

1. STORYLINE 瀬長島

2024年4月オープンのリゾートホテル。沖縄の島の中では那覇空港から最も近い瀬長島にあり、空港をはじめ島内の商業施設「ウミカジテラス」や周辺の水族館、アウトレットモールへのアクセスも快適。
最上階には空港の滑走路を一望できるインフィニティプールや屋外温泉スパがあり、離発着する飛行機や青い海など抜群の眺望を楽しめる。

プールや客室から青い海や空港の滑走路を一望できるリゾートホテル
プールや客室から青い海や空港の滑走路を一望できるリゾートホテル

2. シェラトン沖縄サンマリーナリゾート

那覇空港から車で約1時間、沖縄本島の中央部に位置する恩納村のリゾートホテル。
白亜のピラミッドを思わせるメインタワーを中心に、国内屈指の透明度を誇る美しいビーチや専用のマリーナなどで沖縄の自然を満喫できる。
客室はバルコニー付きの開放的なメインタワー、沖縄らしさを取り入れた空間のサウスタワーとテイストの異なる2つのタワーに計246室。

充実した屋内外の設備を満喫できる滞在型リゾートホテル
充実した屋内外の設備を満喫できる滞在型リゾートホテル

3. ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート

沖縄本島の西海岸にあるタイガービーチを目の前にしたリゾートホテル。
ピクチュアレスクリゾートをコンセプトに、どこを切り取っても絵になるような空間を演出。
約1万坪にも及ぶ広大な敷地には、思わずカメラを向けたくなるような美しい風景があちこちに広がっている。
399の客室は全室がオーシャンビュー。コロニアルデザインを取り入れ、海が見えるようにベッドを配置するなど、部屋に居ながらリゾート感を満喫できる。

オーシャンビューを望むリゾートホテルで上質な時間を
オーシャンビューを望むリゾートホテルで上質な時間を

4. オキナワ グランメールリゾート

コザゲート通りから車で10分ほどの場所にあるリゾートホテル。
広々とした開放感あふれる客室からは、沖縄のオーシャンビューを眺めることができる。
最大200名まで利用できる大型レストランや、フィットネスルーム、屋内プール&サウナなど、ホテル内には充実した時間を演出する施設が揃う。

沖縄を満喫できるリゾートホテル
沖縄を満喫できるリゾートホテル

5. ザ・ブセナテラス

国内でも最大級のリゾート地・部瀬名岬に佇むリゾートホテル。
沖縄の気候風土に即した設備やロイヤリティのあふれる温かなもてなしで、大人のための洗練された空間とゆったりと流れる時間を演出する。
南国の光と風が心地よいオープンエアスタイルの客室やパブリックスペースは、自然そのものが最高のインテリアとなるよう、シンプルなデザインの落ち着いた造りになっている。

ワンランク上のひとときを愉しむリゾートホテル
ワンランク上のひとときを愉しむリゾートホテル

沖縄ならこれは外せない!定番のお土産5選

魅力的なお土産が多い沖縄。
その中でも、長年愛され続けている定番のお土産を5つに絞ってご紹介。

1. 沖縄南風堂株式会社「雪塩ちんすこう」

はじめはサクッ。
そしてしっとり。
まろやかな雪塩の旨みがクセになる「雪塩ちんすこう」。
2005年の誕生以来、15年以上に渡って沖縄土産の定番として愛され続けている。

まろやかな塩味で仕上げた新食感の「ちんすこう」。ほのかな塩味で美味しさを際立たせた、しっとり食感の「ちんすこう」
まろやかな塩味で仕上げた新食感の「ちんすこう」。ほのかな塩味で美味しさを際立たせた、しっとり食感の「ちんすこう」

2. 松原製菓「サーターアンダギー」

小麦粉と卵を使った生地に砂糖を入れ、油で揚げて作る「サーターアンダギー」。
昔から沖縄の家庭で作られてきた定番のおやつだ。
1週間ほど日持ちするのが特徴だ。

沖縄伝統の揚げ菓子
沖縄伝統の揚げ菓子

3. 御菓子御殿「元祖紅いもタルト」

紫色の紅いもペーストのビジュアルが印象深いタルト菓子。
タルト生地に140以上の契約農家から仕入れた沖縄産紅いも100%のペーストを絞ったもので、しっとりとした食感のタルトと紅いもの豊かな甘さが絶品。
紅いも本来の色や味わいを生かすため、保存料や着色料不使用で作られている。

沖縄土産の定番、100%紅いもペーストのタルト菓子
沖縄土産の定番、100%紅いもペーストのタルト菓子

4. 元祖オキコラーメン

沖縄県民ならだれもが知るご当地即席麺「オキコラーメン」。
沖縄で主にパンの製造販売を営む食品メーカー「オキコ」が、1966年に発売した沖縄初の即席麺だ。
販売当初はまだアメリカ統治下にあった沖縄では外国からの輸入品が多いなか、県内生産のオキコラーメンは飛ぶように売れ、最盛期には250万食を製造する人気商品となった。

昔懐かしいやさしい味わい、沖縄のソウルフード
昔懐かしいやさしい味わい、沖縄のソウルフード

5. 玉那覇味噌醤油

首里城のそばに工場を構え、琉球王家御用達の味を今も守り続ける創業170余年の「玉那覇味噌醤油」。天然醸造・無添加にこだわった味噌で地元を中心に根強く愛されている。
風味豊かな国産丸大豆と米麹を使った「王朝みそ」はまろやかな甘みと旨みでどんな料理にも合うほか、野菜スティックのディップにもベストマッチの看板商品。

琉球王朝にも愛された、伝統の無添加天然醸造味噌
琉球王朝にも愛された、伝統の無添加天然醸造味噌

伝統芸能も楽しめる!沖縄の人気イベント2選

琉球時代から伝わる伝統芸能を楽しめる、沖縄の人気イベントをご紹介。
もし観光するタイミングが合えば、迷わず参加してほしい。

1. 沖縄国際カーニバル

1993年に始まり、毎年11月の最終土・日曜日に沖縄市内で開催されるカーニバル。
イベントは2日間にわたり、毎年数万人規模出の参加者が訪れる。琉球舞踊やストリートダンス、エイサー、民族芸能、ミュージカル、ミュージックライブ、ブラスバンドなどが披露される。
メイン会場はコザゲート通り。イベントの目玉「カーニバルパレード」は、さまざまなコスチュームに身を包んだ市民団体や地元ダンスチームが、中央パークアベニューから国道330号線を経由してコザゲート通りを行進する。

毎年数万人規模の参加者。琉球舞踊からロックまで楽しめるカーニバル
毎年数万人規模の参加者。琉球舞踊からロックまで楽しめるカーニバル

2. 沖縄全島エイサーまつり

旧盆明けの週末に開催される「沖縄全島エイサーまつり」。
「エイサー」とは、旧暦のお盆(現在の7月13日から15日)にご先祖を迎え送り出す念仏踊りのこと。
三味線弾きが地唄を唄い、太鼓のリズムにあわせて踊る、沖縄の伝統芸能のひとつだ。
1956年、「コザ市」が誕生したのをきっかけにはじまった「沖縄全島エイサーまつり」は、旧盆明けの週末に開催。沖縄の本島各地から選抜された団体を中心に、全国の姉妹都市や協賛団体などがゲストとして招かれ、それぞれ個性豊かなエイサーを披露する。

沖縄の夏の風物詩として、例年30万人以上が訪れる一大イベント
沖縄の夏の風物詩として、例年30万人以上が訪れる一大イベント

まとめ

青く透き通った海や琉球王国の文化が残る建物、アメリカの文化を感じられる街並み、沖縄グルメなど、見どころ満載の沖縄。
魅力的な観光スポットの中でも、絶対に訪れてほしい観光スポットやお勧めの飲食店、宿泊施設を紹介してきた。
美しい海を満喫したいなら、那覇空港から飛行機で45分の場所に位置する、宮古島まで足を伸ばしてみてほしい。
沖縄本島よりもさらに透明度が高い、宮古ブルーと呼ばれる美しい海と真っ白な砂浜は絶景だ。
ダイビングやシュノーケリングといった、マリンアクティビティも充実しているため、宮古島にもぜひ訪れてみてほしい。