【山形県村山地域3泊4日モデルコース】山寺と蔵王、銀山温泉。山形の魅力全部入りの充実コースガイド

【山形県村山地域3泊4日モデルコース】山寺と蔵王、銀山温泉。山形の魅力全部入りの充実コースガイド

更新 :
筆者 :  GOOD LUCK TRIP

山形県村山地域は、山形県の中心部に位置する7市7町からなるエリア。
山形の人気見どころトップ3の銀山温泉と山寺、蔵王はこのエリアに含まれ、村山地域を旅すれば、山形の魅力を一度に体験できる。
3泊4日の日程でこの地をじっくりと巡り、地元グルメや文化もたっぷり楽しめるモデルコースを紹介しよう。

山形県村山地域ってどんな場所?

村山地域は県の中央部を占めるエリア
村山地域は県の中央部を占めるエリア

銀山温泉(尾花沢市)や山寺(山形市)、蔵王(山形市)の人気の見どころがあり、温泉と将棋の駒で有名な天童市や、上山城(上山市)もある。
村山地域の中央部には山形盆地が広がっているため、寒暖差が大きく、果実や米などの農産物の生育に適している。
山形県は全国と比較しても果実生産量が多いが、村山地域は山形県の中でも生産量が多い、まさにフルーツ王国だ。

西洋ナシは生産量日本一を誇る
西洋ナシは生産量日本一を誇る

フルーツ以外にソバの生産量も多く(全国第4位)、村山市や尾花沢市、大石田町には、「山形3大そば街道」と呼ばれるエリアがある。
秋には芋煮会が開かれる郷土料理「芋煮」や、夏でもするするっと食べられる冷やしラーメンなど、村山地方はグルメ天国でもある。

村山地域のおすすめの季節はいつ?

四季ははっきりしており、冬の銀世界から春の桜の花、初夏の水田や山々のグリーン、真夏の濃い緑から真っ赤な紅葉の秋へと、ビビッドに色が変わっていく。
お勧めの季節は、旅する人の目的により異なる。
山形グルメを楽しむなら初夏から秋の果物の季節、花の景色を楽しむならやはり春、水墨画のような景色を見るなら冬がお勧めだ。

山形の春の訪れは、関東地方よりも2週間近く遅い

山形の春の訪れは関東地方より2週間近く遅く、ソメイヨシノやシダレザクラは4月中旬に見頃を迎える。
桜の名所は、鉄道駅から徒歩圏のアクセスしやすい場所にもあり、天童市では甲冑や着物姿の人々が、盤上の駒となって動く「人間将棋」の祭りが開催される。

上山城の周辺も桜の名所だ
上山城の周辺も桜の名所だ

梅雨の時期はサクランボが旬の季節

普通はうっとうしく感じられる、6〜7月の梅雨の季節も、山形はサクランボの最盛期となり、多くの観光客でにぎわう。

初夏の山形の味覚といえばサクランボ
初夏の山形の味覚といえばサクランボ

暑い夏はお祭りシーズン

夏は北国のわりには暑いが(2007年まで日本の最高気温の記録を保持)、熱帯夜になることはあまりなく、夜になると過ごしやすい気温まで下がる。
山形市内では花笠祭りが、各地で夏祭や花火大会が開催され、1年で最も活気づくシーズンだ。

花笠祭りは毎年8月5〜7日の夕方から行われるお祭りだ
花笠祭りは毎年8月5〜7日の夕方から行われるお祭りだ

秋の紅葉は早めに訪れる

秋の訪れも早く、蔵王は10月中旬には紅葉が見頃となり、平地でも11月上旬には紅葉が見られるようになる。
西洋ナシやブドウ、リンゴなどのフルーツが旬を迎え、芋煮会が催される時期でもある。

花笠音頭で「紅葉の天童」と謡われる天童市では、市内でも見事な紅葉の姿が見られる
花笠音頭で「紅葉の天童」と謡われる天童市では、市内でも見事な紅葉の姿が見られる

中心エリアは積雪が少ないが、東部と北部は豪雪地帯の冬

村山地域の冬は、西側にそびえる朝日連峰の影響で、上山市から東根市に至るエリアは積雪量がそれほど多くなく、行動しやすい。
一方で大石田町や銀山温泉のある尾花沢市は1m以上の積雪があり、西川町では4mを超える積雪量を記録することもある。
気温は最高でも5度前後、最低気温はマイナス10度近くまで下がるときもあるので、樹氷観光シーズンの1〜2月に山形を訪問するなら、十分な防寒着が必要だ。

蔵王の樹氷は、冬の山形で銀山温泉とともに人気の高い見どころ
蔵王の樹氷は、冬の山形で銀山温泉とともに人気の高い見どころ

村山地域を3泊4日で旅するモデルコース紹介

蔵王と山寺、銀山温泉を巡りながら、山形の魅力を深掘りできる3泊4日のモデルコースを紹介しよう。
訪問予定の見どころやお店には定休日や休業日があるが、1日目を月、水、金曜のいずれかの出発日にすれば、ほとんどの体験が可能なようにスケジュールを組んである。
基本的にレンタカーを使った移動で、車移動のための所要時間は少し多めに見積もっている。

1日目 上山城と蔵王

1日目は上山市からのスタート。かみのやま温泉駅前すぐのレンタカーショップで、すぐにレンタカーを借りて行動することも可能だが、せっかくなので町歩きも体験してみたい。
午後はさっそく、今回の旅の3大見どころのひとつ、蔵王へ。
ロープウェイで空中散歩したあとは、御釜までドライブし、夕食前に温泉を楽しもう。

上山城

かつて「羽州の名城」と呼ばれたお城で、別名「月岡城」。
山形を治めていた最上家の最南端の城砦だったが、最上家が改易(領地を没収)された後は、歴代藩主の居城となっていた。
1692年に幕府の命により取り壊されたが、1982年に3層の天守が建立され、郷土資料館としてオープンした。
四季折々の姿が美しく、天守閣から望む上山市の市街地や蔵王連峰の景色もすばらしい。

高台に位置しているので、天守閣からの眺めがいい
高台に位置しているので、天守閣からの眺めがいい

武家屋敷(三輪家)

上山城の北部に残る武家屋敷で、森本家、三輪家、山田家、旧曽我部家の4軒が並んでいる。
いずれも築200年を越える建物で、要職に就いていた武士たちの住まいだった。
家々はL字の形をした曲屋という建物で、敵の攻撃に対抗するための機能ももっていた。
三輪家は家の中の見学も可能で、詳しい説明を見ることができる。

三輪家は年間を通じて見学することができる
三輪家は年間を通じて見学することができる

楢下宿 丹野こんにゃく こんにゃく番所

こんにゃくの懐石料理が食べられるお店。
説明を聞かなければこんにゃくだとは気付かない料理もあり、こんにゃくの奥深さをじっくりと味わえる。
土産店の品揃えも充実しており、試食して選ぶことができると好評だ。

こんにゃくで構成されているとは思えないほどバリエーション豊富な料理が楽しめる
こんにゃくで構成されているとは思えないほどバリエーション豊富な料理が楽しめる

蔵王ロープウェイ

標高1,331mの樹氷高原駅を経由して、標高1,661mの地蔵山頂駅までアクセスできるロープウェイ。
地蔵山頂駅に向かうエリアは樹氷原となっており、年間を通じて人気の高いロープウェイ路線だ。
冬の樹氷の季節はもちろん、秋の紅葉シーズンの眺めもすばらしい。

秋の色づきを見せている蔵王ロープウェイ。このエリアから山頂まで樹氷が見られる
秋の色づきを見せている蔵王ロープウェイ。このエリアから山頂まで樹氷が見られる

御釜

夏の蔵王を代表する景色で、蔵王エコーラインが通行できる4月下旬から11月頭まで、有料道路の蔵王ハイラインを上った先の展望台から見学することができる。
噴火口にできた火口湖で、気象条件によって、湖水は異なる色合いで見えるため、五色沼とも呼ばれる。
展望ポイントは標高が高く、風もあるので、夏でも長袖の上着があると安心だ。

晴れの日はエメラルドグリーンの色を見せる御釜
晴れの日はエメラルドグリーンの色を見せる御釜

蔵王温泉

1,900年前に開かれた、強酸性の硫黄泉で、傷や皮膚病、筋肉痛や関節痛、冷え性などに効く、多くの効能がある。
3つの共同浴場と4つの足湯、5つの日帰り温泉施設もあるので、さまざまな温泉を楽しむことができる。
日帰り温泉では、渓流沿いの広い露天風呂が楽しめる「蔵王温泉大露天風呂」を訪れてみることをお勧めする。
6月から10月中旬の土曜と休前日、お盆休みは、営業時間を延長して、21:00まで入浴できる(11月下旬〜4月中旬まで休業)。

蔵王温泉大露天風呂は、源泉掛け流しで解放感のある入浴が楽しめる
蔵王温泉大露天風呂は、源泉掛け流しで解放感のある入浴が楽しめる

1日目の旅程表(月、水、金)

時刻 現地所要時間 訪問先、移動手段
9:00   かみのやま温泉駅からスタート
    駅に荷物を預ける
    徒歩で11分
9:15 35分 上山城
    徒歩で6分
9:55 20分 武家屋敷(三輪家は水曜を除き内部見学可能)
    徒歩で15分
10:30   かみのやま温泉駅着
    預けた荷物のピックアップ
    レンタカー借り出し
10:50   かみのやま温泉駅前発
    車で15分
11:05 60分 こんにゃく番所でランチ
    車で50分
13:00   蔵王ロープウェイ 山麓駅発
13:10 15分 樹氷高原駅
13:40 20分 地蔵山頂駅
14:30   蔵王ロープウェイ 山麓駅着
    車で45分
15:15 20分 御釜
    車で45分
16:20 50分 蔵王温泉大露天風呂
17:15   蔵王温泉のホテルへチェックイン

2日目 山寺と天童

2日目も3大見どころのひとつ「山寺」を訪れる。
1,000段を超える階段を上るので、おやつにわらび餅を買っていくといい。
午後は天童グルメを味わい、将棋駒の絵付けを体験。
山寺の登山で疲れた身体を、温泉で休めよう。

山寺(宝珠山立石寺)

860年に天台宗座主第3世慈覚大師円仁によって建立された、俳人松尾芭蕉の句にも登場する、東北地方を代表する霊山。
山全体が修行と信仰の場になっており、奥の院(正しくは如法堂)までは1,015段の階段を上って参拝する。

写真の開山堂からさらに上った場所にある五大堂からの眺望がすばらしい
写真の開山堂からさらに上った場所にある五大堂からの眺望がすばらしい

手打 水車生そば

1861年創業と、160年以上続く老舗のそば店。
店の前にある水車の動力で挽かれた、10割そばを食べることができるが、まかないとして出されていた「鳥中華」も看板メニューのひとつだ。
鳥中華のスープは、少しスパイシーなたぬきそば(天かすを浮かしたそば)のような味わいだが、中華麺を口に含んだ途端、こくのある和風ラーメンに変身する。
メニューには表記がないが、大盛りの注文も可能だ。

鳥中華はこの店で生まれ、山形名物として広がった
鳥中華はこの店で生まれ、山形名物として広がった

将棋むら天童タワー

土産物店とレストラン、庭園のある商業施設。
そば打ちや紅花染め、将棋の駒の書駒や、彫駒体験もできる。
書駒は40分ほどの所要時間で、好きな1文字を書き入れることができるお勧めの体験だ。

書駒は短い時間で手軽に体験できる
書駒は短い時間で手軽に体験できる

ほほえみの空湯舟 つるや

お風呂も含めた全館が畳敷きで、天童木工の家具が配置された館内では、中庭を見ながらゆったりと過ごすことができる。
部屋はツインのベッドが置かれた和モダンの部屋のほか、源泉掛け流しの露天風呂(半露天風呂の部屋もあり)付きの広い部屋もある。
食事のクオリティ、スタッフのホスピタリティともに、宿泊客の評価が高く、落ち着いた温泉宿滞在を満喫できる。

部屋の露天風呂のお湯も源泉掛け流し
部屋の露天風呂のお湯も源泉掛け流し

2日目の旅程表(火、木、土)

時刻 現地所要時間 訪問先、移動手段
9:00   蔵王温泉発
    車で75分
10:15 10分 腰掛庵
    車で25分
10:50 100分 宝珠山立石寺
    車で25分
13:00 50分 手打 水車生そばでランチ
    車で10分
14:10   将棋むら天童タワー
14:30 40分 書き駒体験
    車で15分
15:25   ほほえみの空湯舟 つるや
    チェックイン後、温泉街散策

3日目 山形市から銀山温泉へ。居合道もプチ体験

3日目は3大見どころの銀山温泉での宿泊。
この日は午前中に山形市内を観光し、午後にはサムライ体験がある、盛りだくさんの1日だ。

山形県郷土館「文翔館」

大正5(1916)年建築で、昭和50(1975)年まで、県庁舎及び県会議事堂として使われていた建物。
昭和59(1984)年に国の重要文化財に指定され、平成7(1995)年から、山形県郷土館「文翔館」として、公開されている。
外観も立派なレンガ造りの建物は、修理・復原が行われ、内装のカーテンや絨毯、壁紙まで当時を再現している。

旧県庁舎は英国近世復興様式の3階建て建物で、外回りの壁面は石貼りで覆われている
旧県庁舎は英国近世復興様式の3階建て建物で、外回りの壁面は石貼りで覆われている

御殿堰

山形市のショッピング街「七日町」に修復・復元された、城下町と農村への水の確保のために造られた5つの堰のうちのひとつ。
この御殿堰は城の濠へと引かれた用水だったため「御殿」堰と名付けられた。
現在は、水路沿いに柳が植えられ、飲食店やショップが入る木造建築のある風情あふれる一画となっている。

繁華街にあるとは思えない、落ち着いた雰囲気が漂う場所だ
繁華街にあるとは思えない、落ち着いた雰囲気が漂う場所だ

金澤屋牛肉店

1893年創業の精肉店が営む食事処で、左手の精肉店で肉やお弁当、総菜も購入できる。
仕入れから、肉のカットまでこだわり、すき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキなどのほか、コース料理でも山形牛のおいしさを堪能できる。
ランチには牛鍋やステーキ丼、ハンバーグなどのメニューも登場する。
すき焼きやカットステーキも注文できるが、提供までに少し時間がかかるので、予約しておいたほうがよい。

ランチの牛鍋やステーキ丼は提供数が限られているので、早めの来店を
ランチの牛鍋やステーキ丼は提供数が限られているので、早めの来店を

日本一社林崎居合神社 「居合抜刀術サムライ体験」

日本唯一の「居合神社」は、居合道発祥の地として、村山出身の居合道始祖、林崎甚助重信が祀られている。
居合道は、刀を鞘に収めた状態から敵の機先を制し、抜刀する剣術である。作法と基本の形「初発刀」を学び、精神面を鍛える。
居合抜刀術サムライ体験は、道着を身につけ、型と作法、精神力を学ぶことができる2時間のコースだ。
師範による本物の刀で畳筒を斬る抜刀術「試斬(ためしぎり)」も見ることができる。

銀山温泉

大正時代建築の旅館が建ち並び、夜はガスライトが灯る、大正ロマンと称される、風情ある景色が人気の温泉地。
冬の滞在が特に人気だが、夏もほかの地域に比べて涼しく、避暑地としての滞在を楽しむことができる。

蔵王の樹氷とともに、山形を代表する景色となっている銀山温泉
蔵王の樹氷とともに、山形を代表する景色となっている銀山温泉

3日目の旅程表(水、金、日)

時刻 現地所要時間 訪問先、移動手段
9:15   ほほえみの空湯舟 つるやを出発
    車で35分
文翔館東側の県営駐車場に車を入れる
徒歩2分
10:00 40分 文翔館
    徒歩6分
10:50 30分 御殿堰
    徒歩8分
11:30 50分 金澤屋牛肉店でランチ
駐車場まで徒歩4分
    車で60分(高速道路を利用した方がよい)
13:30 120分 日本一社林崎居合神社 「居合抜刀術サムライ体験」
15:45   居合神社発
    車で45分
16:30   銀山温泉着
16:45   宿泊先にチェックイン
  銀山温泉の夕景を楽しむ

4日目 朝の銀山散歩と大石田グルメを堪能し、山形酒の飲み比べも

最終日は、銀山温泉の散策と、山形グルメを楽しむ1日。
山形県3大そば街道のひとつがある大石田町でそばを食べ、デザートに絶品のだんごをいただく。
山形市に戻ったら、日本酒やワインなど山形産のお酒を試飲して、お気に入りの銘柄をお土産に持ち帰ろう。

銀山温泉散策

旅館が建ち並ぶエリアの奥にも見どころがあるので、散策しよう。
白銀の滝」や、真夏でもクーラーのような冷風が吹き出す「夏しらず」、銀鉱山の跡である「延沢銀鉱洞」(入場可能)などがある。

落差22mの白銀の滝は滝壺のすぐ近くまで行くことができる
落差22mの白銀の滝は滝壺のすぐ近くまで行くことができる

おそば美登利

JR大石田駅から徒歩12分ほどの場所にある、平日営業のそば店。
かもせいろがおすすめで、そばを2種類のつゆで楽しむことができる。
初めは薬味(ネギやワサビ、大根おろし)を入れず、冷たいつゆでそばののど越しと香りを楽しみたい。
また、温かいつゆには旨み深い山形産鴨肉を使用している。

かもせいろのそばは2段重ねになっているので、ボリュームもたっぷり
かもせいろのそばは2段重ねになっているので、ボリュームもたっぷり

最上川 千本だんご

添加物を一切使わずに作られた、賞味期限は当日中というだんご店。
ふわふわのできたてのだんごは、次元が違うおいしさで、口当たりがよく何本でも食べられそうなほど。
テイクアウトでも、たっぷりとかけられたあんこを堪能できる。

何を注文したらいいか迷うほどバリエーション豊富
何を注文したらいいか迷うほどバリエーション豊富

やまがた酒巡り Chetto

山形駅西側に隣接する、霞城セントラル1階にあるやまがた観光情報センターに入る、お酒の試飲スペース。
「Chetto=ちぇっと」は山形弁で「ちょっと」を意味し、少しずつさまざまな酒蔵のお酒を味わうことができる。
常時42種類の酒が準備されており(うちワインが12種類)、3ショット500円、6ショット1000円で試飲可能。

テーブルも置かれているので、じっくりと味わうこともできる
テーブルも置かれているので、じっくりと味わうこともできる

4日目の旅程表(水、金、日)

時刻 現地所要時間 訪問先、移動手段
9:00 90分 銀山温泉散策(白銀の滝、夏しらず、延沢銀鉱洞)
10:40   銀山温泉を出発
    車で35分
11:15 50分 おそば美登利でランチ
    車で2分
12:10 30分 最上川 千本だんご
    車で65分(高速道路を利用した方がよい)
13:45   トヨタレンタカー山形駅西口店着、レンタカーを返却
14:00 40分 やまがた酒巡り Chetto
  50分 山形駅でお土産購入
15:46   山形駅発 新幹線つばさ148号に乗車
18:36   東京駅着

山形ドライブ旅の注意点

山形県村山地域は、全体に交通量はそれほど多くないので、運転しやすい。
山形の運転マナーは悪くなく、横断歩道を渡る歩行者を優先するという交通法規もよく守られている。
歩行者も横断歩道では車が止まってくれるものと認識しているので、歩行者がいる場合は必ず一時停止すること。

山形市内の七日町商店街に通じる道路は、約960mに渡り一方通行になっている。
天童市方面から七日町に来る場合は、文翔館東側にある県営駐車場に車を入れて、そこから徒歩でアクセスしたほうがいい。
通勤時間帯(7:30〜9:00)には、山形市に通じる国道13号線と山形市内は渋滞が発生することがある。

七日町は山形市のメインのショッピング街で、道路は一方通行になっている
七日町は山形市のメインのショッピング街で、道路は一方通行になっている

2日目午前中に訪問する腰掛庵が位置するような住宅街は、車1台分の幅しかない道もある。
地図上で近道のように見えていても、幹線からの距離が短いルートでアクセスしたほうが安心だ。

知ればおもしろい山形弁ミニ講座

広く東北弁と呼ばれる方言のひとつだが、山形でしか通じない言い回しがあり、同じ市内でもエリアが違うと単語が違うほど多様。
ほかの日本語にない言葉としては以下のようなものがある。

  • んだ=そうだね
  • はらくっつい=お腹いっぱい
  • やばつい=濡れていて気持ち悪い

たった1文字で会話できるのも山形弁のおもしろいところ。
「け」「く」で会話が成り立ってしまうのだ。
この会話は「け=食べてください」「く=いただきます」という意味。
初めて会った人同士ではなく、知り合いや友人の間で使われる会話文だ。

腰掛庵入口ののれんに書かれた「あがらっしゃい」は「どうぞお入りください」と「お召し上がりください」の両方の意味がある
腰掛庵入口ののれんに書かれた「あがらっしゃい」は「どうぞお入りください」と「お召し上がりください」の両方の意味がある

旅行者も使える挨拶や言い回しとしては、以下のような言葉がある。

  • おばんです=こんばんは
  • ありがどさま=ありがとうございます
  • さすけね=大丈夫、問題ありません

「さすけね」は、自分は問題ないよ、ということを伝えると同時に、相手に「心配しなくてもいいですよ」と気づかう気持ちを伝える言葉だ。

山形県村山地域の旅に関するよくある質問

Q

東京方面から山形へのアクセスは?

A

東京駅や上野駅から山形新幹線が使えるほか、羽田空港から日本航空がフライトをもっています。
羽田発からの所要時間は1時間ちょっとですが、空港は東根市に位置しているので、山形市から観光をスタートするなら、新幹線利用が便利です。

Q

山形旅行の際の服装の注意点は?

A

春や秋は関東地方よりも気温低下の時期が早く、冬は厳しい寒さになります。
春と秋に旅するなら防寒のための上着をプラスしておきましょう。
冬はしっかりした防寒着(温かい下着とダウンコート)とスノーブーツがあると安心です。

Q

地元のグルメを教えてください

A

郷土料理としては「芋煮」があり、秋は屋外で芋煮会が開かれるほどです。
そばやラーメンも名店が多く、地元の人にも観光客にも人気です。
サクランボやモモ、西洋ナシ、リンゴなど、多くの果物の名産地でもあります。

Q

冬の山形の楽しみ方は?

A

スキーやスノーボードができるなら、ぜひ蔵王を訪れましょう。
蔵王は1月下旬から2月は樹氷観光のベストシーズンですので、滑れなくても景色を楽しめます。
平地でも美しい雪景色が見られますので、町歩きもお勧めします。

まとめ

山形はアメリカの旅行メディア「ナショナル・ジオグラフィック」から、「2026年に訪れるべき世界の旅行先25選」のひとつに選ばれた。
静かな環境で文化を学び、おいしい食事と温泉、自然に親しむことができる点が評価された結果だが、村山地域ではそのすべての魅力に触れることができる。
新幹線や飛行機など、首都圏からのアクセスもよく、見どころやおいしい食べ物いっぱいの村山地域。
モデルコースでは紹介できなかった場所も多いので、時間の許す限りこの地に滞在し、山形の魅力を味わってみてはいかがだろうか。