古き良き日本を感じられる山形の定番観光スポット19選

古き良き日本を感じられる山形の定番観光スポット19選

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筆者 :  GOOD LUCK TRIP

日本百名山に選ばれている蔵王山や月山などの山々と、母なる川として親しまれている最上川など、美しい自然に恵まれた山形。
美しい自然だけでなく、昔ながらの伝統や文化が残る温泉街や建物も多く、山形県を訪れることで、美しい自然の風景と古き良き日本を楽しめるはずだ。

山形ってどんなところ?

東北地方の日本海側に位置する山形県。
山形は自然が生み出す美しい風景と、さくらんぼの名産地として有名だ。
さくらんぼの生産量は日本一で、日本全体の7割を占める生産量というから驚きだ
もちろん、山形の魅力は自然だけではない。山居倉庫銀山温泉などの伝統・歴史を感じられる建物や街並みも山形の一つの魅力だ。
日本全国で9番目に広い面積を持つ山形は、庄内エリア・最上エリア・置賜エリア・村山エリアの4つに分かれており、それぞれ異なる方言と文化を持つ。
山形の各エリアを観光で巡る予定があれば、それぞれのエリアの違いを見つけてみると、より山形を楽しめるはずだ。

山々に囲まれている山形の町並み
山々に囲まれている山形の町並み

山形のおすすめの観光シーズンは?

春は桜、夏は青々とした木々、秋は紅葉、冬は雪景色と一年中いつ訪れても楽しめる。
もし温泉を楽しみたいなら、紅葉や雪景色を見ながら温泉に浸かれる9月〜2月がお勧めだ。

山形の季節ごとの着衣例

  • 春(3月 - 5月): ジャケットおよびセーター
  • 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣
  • 秋(9月 - 11月): セーターやカーディガン
  • 冬(12月 - 2月): コート、厚手のセーターやジャケット

山形への移動方法は?

東京からは山形新幹線で2時間半と短時間で移動できる。
山形空港があるため、飛行機を使えば大阪の伊丹空港から山形空港まで約1時間10分。
東京の羽田空港から山形空港へは約1時間と、大都市から短時間で移動出来るのは嬉しい。

山形観光の主要交通手段

山形は鉄道が8路線・観光バス・クルーズ船・乗合タクシーなど、交通手段も充実。
山形の観光知識と接遇スキルを持った、山形おもてなしドライバーが在籍しているタクシー会社もある。
どこを観光するか迷ったら、山形おもてなしドライバーに案内してもらうのも良いかもしれない。

四季折々の風景と伝統・文化を楽しもう!山形の定番観光スポット19選

自然と人間が調和する山形県。
古き良き日本の伝統・文化も残っており、山形県へ訪れることで日本の魅力を再発見できるはずだ。
日本三大急流にも数えられる最上川や大正時代の雰囲気が残る銀山温泉、名物のさくらんぼ狩りができる果樹園、日本の伝統と文化が感じられる山寺や上杉神社など、山形観光でぜひ訪れてほしい定番観光スポットをご紹介。

1. 霞城公園(かじょうこうえん)

「日本100名城」に認定された「山形城」の城跡を整備した都市公園。「山形城」は、本丸・二ノ丸・三ノ丸の三重の堀と土塁で囲まれた全国有数の規模を持つ輪郭式の平城。現在の城郭は第11代城主である最上義光(1546~1614)が築いたものが原型とされている。公園は本丸・二ノ丸と三ノ丸の一部。

雄大な城跡と可憐な桜の競演が見事
雄大な城跡と可憐な桜の競演が見事

2. 山形県郷土館「文翔館」

大正5(1916)年に山形県県庁舎及び県会議事堂として建てられたレンガ造りの建築物。
昭和50(1975)年に県庁舎としての機能が移転されて以降は、文化財として保存することとなり、昭和59(1984)年に国の重要文化財に指定された。平成7(1995)年からは山形県郷土館(文翔館)として開放されており、山形市を代表するシンボルとなっている。

豪華絢爛な大正時代の建築物。
豪華絢爛な大正時代の建築物。

3. 山寺(宝珠山立石寺)

天台宗のお山である山寺は、正しくは「宝珠山立石寺」という名前を持っている。
860年に慈覚大師が開山させた、歴史あるお山だ。
1015段ある石段を1段登るごとに煩悩が消滅すると言われる。また、悪縁を絶ち切り良縁を結ぶお寺として古くから信仰を集めてきた。

1015段の石段を登り参拝!悪縁を断ち切ると伝わる寺。
1015段の石段を登り参拝!悪縁を断ち切ると伝わる寺。

4. 蔵王温泉

開湯110年とされる歴史ある蔵王温泉は、強酸性の硫黄泉と豊富な湯量を誇り、“美人づくりの湯”として親しまれている。
源泉掛け流しの大露天風呂など多彩な湯処が点在し、冬は幻想的な樹氷、夏は爽やかな高原トレッキングも満喫できるのが魅力。
四季で表情を変える自然と温泉の贅沢なひとときを、ぜひ現地で体感してほしい。

1900年の歴史を持つ古湯。
1900年の歴史を持つ古湯。

5. 山形蔵王温泉スキー場

コース26本、リフト本数34基を備える、国内最大級のスノーリゾート。複雑な地形を生かしたビッグゲレンデは、大きく6つのエリアから成り、初級から上級までバリエーション豊富なコースが用意されている。雪質の良さでも知られ、ふわふわのパウダースノーを求めて全国からスキーヤーやスノーボーダーが集まる。

美しい樹氷と温泉が魅力の広大なスノーリゾート
美しい樹氷と温泉が魅力の広大なスノーリゾート

6. 御釜(五色湖)

蔵王山御釜は、蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにある火口湖。
季節や時間、気象、気温など、さまざまな条件により湖水の色が深緑や青、エメラルドグリーンなどに変化することから「五色湖」とも呼ばれる神秘的なスポットで、湖面の静かな輝きと火口壁の荒々しさとのコントラストが、自然美の奥深さを醸し出す。
大地のパワーに触れられるパワースポットなので、ぜひ足を延ばしたい。

山々に囲まれ、水面が深緑や青・エメラルドグリーンに変わる神秘的な湖
山々に囲まれ、水面が深緑や青・エメラルドグリーンに変わる神秘的な湖

7. 天童将棋資料館

天童市は将棋の生産の9割以上を占めるいわば将棋のメッカだ。
駅前広場や歩道には詰将棋がデザインされ、橋やマンホールにも駒があしらわれている。
天童駅の1階にある天童市将棋資料館には、25×25マスで駒数354枚の泰将棋や将棋のルーツとなった古代北インドのチャトランガが展示されているなど見ごたえ十分。
ミュージアムっショップでは将棋がデザインされたアイテムも数多くおみやげに最適。

将棋のまち、天童のシンボル
将棋のまち、天童のシンボル

8. 銀山温泉

江戸時代に栄えた延沢銀山の採掘とともに歴史を歩んだ温泉地。閉山後は湯治場としてにぎわいを見せたが大正2(1913)年の大洪水で温泉街は壊滅してしまった。その後、地元財界の協力のもと昭和初期ごろには洋風な木造多層建築が銀山川の両岸に立ち並ぶ現在の景観に近い状態まで復興した。
シックな旅館の外装に施された鏝絵と呼ばれる鮮やかなレリーフも見ごたえがあるほか、温泉街には足湯や共同浴場などもある。

大正ロマンあふれる温泉街。
大正ロマンあふれる温泉街。

9. 東根の観光果樹園

東根市はさくらんぼやりんごをはじめとする果樹の栽培が盛ん。なかでもさくらんぼの生産量は年間約3,600トンと全国の市町村で1位。さくらんぼの品種を代表する佐藤錦は東根市で作出された。JRさくらんぼ東根駅前には、佐藤錦の生みの親である佐藤栄助翁の功績をたたえて建てられたブロンズ像が立っている。

佐藤錦はまるで宝石のよう
佐藤錦はまるで宝石のよう

10. 最上峡

日本三大急流にも数えられる最上川は日本を代表する一級河川。その中流域(戸沢村の古口地区から庄内町の清川地区の区間)は風光明媚な渓谷が15kmにもおよび、最上峡と呼ばれている。
川沿いを走る国道47号線をドライブするだけでも十分楽しめるが、最上川の景色を存分に味わうなら舟下りがおすすめ。

壮大な景色が広がる峡谷で舟下り。
壮大な景色が広がる峡谷で舟下り。

11. 上杉神社

かつて米沢城があった松岬公園の本丸跡に建つ神社。鯉が優雅に泳ぐ水濠を越えた先には、「毘」「龍」と書かれた旗がはためく。広い境内の中心には厳かな流造の社殿が鎮座し、明治4(1871)年に創建されて以降、祭神ゆかりの勝ち運を頂きに多くの参拝者が訪れる。
稽照殿は上杉家ゆかりの文化財を多数所蔵しており、甲冑、刀剣、服飾類、古文書等を展示している。

戦国時代に名を馳せた上杉謙信を祀る神社。
戦国時代に名を馳せた上杉謙信を祀る神社。

12. 米沢市上杉博物館

米沢は戦国時代の武将、上杉謙信を祖とする上杉家が治めていた米沢藩の城下町。
米沢城二の丸跡に位置する米沢市上杉博物館には上杉家の資料が展示されている。この博物館の最大の見どころは、天正2 (1574) 年に織田信長から上杉謙信へ贈られたと伝えられる「上杉本洛中洛外図屏風」。

モダンな外観。隣接する米沢城跡の散策も楽しい
モダンな外観。隣接する米沢城跡の散策も楽しい

13. 高畠ワイナリー

南は福島県、東は宮城県に隣接する山形県高畠町。山に囲まれた豊かな自然を有し、稲作やぶどうの栽培が盛ん。ワインによく使用されるシャルドネ、デラウェアは、市町村単位では全国一の出荷量を誇っている。
1990年創業の高畠ワイナリーでは、地域ごとのぶどうの特長を生かしたワインづくりを得意とし、国内のみならず、世界的なワインの各種コンクールで多くの賞を受賞。

高畠町の雄大な自然を生かした芳醇なワイン
高畠町の雄大な自然を生かした芳醇なワイン

14. 鶴岡市立加茂水族館

鶴岡市の海岸沿いにある山形県唯一の水族館。展示しているクラゲの種類は60種類を超え、その飼育、展示の種類ともに世界一を誇る水族館として知られている。
最大の見どころは「クラゲドリームシアター」と呼ばれる直径5mの水槽。約1万匹のミズクラゲが巨大な水槽内でたゆたう光景はここでしか見ることができない。

幻想的な空間が広がる「クラゲドリームシアター」
幻想的な空間が広がる「クラゲドリームシアター」

15. 出羽三山神社

東北を代表する山岳信仰の聖地・出羽三山は、羽黒山(月山・湯殿山とともに過去・現在・未来を象徴)からなる霊場で、1400年以上の歴史を誇る。
羽黒山山頂には三神を祀る三神合祭殿(重要文化財)が建ち、山麓には国宝の五重塔も佇む。
杉木立に包まれた参道は神秘的で、随神門から山頂までは約90分。自然と信仰が融合する特別な空間を体感できる。

修験道の聖地として古くから信仰が息づく霊山の3つの神社
修験道の聖地として古くから信仰が息づく霊山の3つの神社

16. 羽黒山

出羽三山の主峰である月山の北西に位置する標高414mの山。バス停のある隋神門から山道を歩いて数分のところに高さ29mの五重塔が杉木立に溶け込むようにそびえている。天慶元(938)年に平将門の創建と伝えられており、神仏習合の形態だった羽黒山に残る数少ない仏教建築のひとつ。昭和41(1966)年には国宝に指定された。

深い緑に包まれた五重の塔
深い緑に包まれた五重の塔

17. 山居倉庫

米の積出港としてにぎわった酒田にある、土蔵づくりの米保管倉庫。明治26 (1893)年に旧藩主酒井家によって14棟が建てられた。現在は12棟が残っており、そのうちの9棟が1万800トンの米を貯蔵できる米倉庫として活用され、国の史跡に指定された。

国の史跡にも指定されている米保管倉庫。
国の史跡にも指定されている米保管倉庫。

18. 本間美術館

山形県酒田市にある本間美術館は、庄内の豪商・本間家ゆかりの美術館。
日本画や工芸品を中心とした所蔵品に加え、四季折々の風情が楽しめる名庭園も魅力だ。
美術鑑賞だけではなく、庭園「鶴舞園」が織りなす四季の風情や、「清遠閣」の京風木造建築の美、さらには北前船により栄えた酒田の歴史まで楽しめる。
芸術・自然・歴史の融合するオリジナリティあふれる空間で、素晴らしいアート体験と出合える。

趣ある庭や建築美にも心躍る唯一無二のアート空間
趣ある庭や建築美にも心躍る唯一無二のアート空間

19. 鳥海山

山形と秋田にまたがる名峰、鳥海山は、標高2,236mを誇る東北屈指の美しい山で「出羽富士」とも称される。
四季折々に表情を変え、登山や高原散策、写真撮影の名所として人気。
特に春は残雪の山肌と桜の共演が見どころで、雄大な自然美を堪能できるのが魅力だ。

残雪と桜が彩る鳥海山の春景色
残雪と桜が彩る鳥海山の春景色

山形ですべき5つのこと

山形には、雄大な自然と歴史・文化が融合した体験が揃う。
冬の絶景から信仰の聖地、風情ある温泉街まで、多彩な魅力を一度に味わえるのが特徴。
ここでは山形を訪れたらぜひ体験したい5つの楽しみ方を紹介する。

1. 山形蔵王温泉スキー場でスキーや樹氷観賞を楽しむ

冬の蔵王は、スキーやスノーボードとともに樹氷観賞が楽しめる国内屈指の山岳リゾート。“スノーモンスター”とも呼ばれる樹氷は、厳しい寒さと風が生み出す幻想的な自然現象で、ゲレンデ一帯に広がる光景は圧巻。
ロープウェイからの眺望やライトアップも人気で、非日常の冬景色を満喫できる。

ロープウェイから一望できる蔵王の樹氷
ロープウェイから一望できる蔵王の樹氷

2. 山寺(宝珠山立石寺)で階段登拝と絶景写真撮影

通称「山寺」として知られる立石寺は、1000段以上の石段を登る修行の場として有名。
杉木立に囲まれた参道を進むごとに静寂な空気が深まり、途中に点在する堂塔や石仏が歴史を感じさせる。
頂上付近から望む山々の景色は圧巻で、四季折々に異なる表情を見せる絶景スポットとしても人気。

五大堂からの眺め(初夏)
五大堂からの眺め(初夏)

3. 最上峡で遊覧船や渓谷美を満喫

最上川中流に広がる最上峡は、切り立つ断崖と豊かな自然が織りなす渓谷美が魅力。
遊覧船に乗れば、川面から四季の風景を間近に楽しめ、春の新緑や秋の紅葉は特に見応えがある。
船頭の舟唄が響く中、ゆったりと進む時間も旅の醍醐味。
山形の雄大な自然を体感できる癒やしのスポットだ。

桜を鑑賞しながらの川下りも趣深い
桜を鑑賞しながらの川下りも趣深い

4. 出羽三山で信仰と自然を感じる

羽黒山・月山・湯殿山からなる出羽三山は、古くから山岳信仰の聖地として知られる霊場。杉並木に囲まれた石段の参道や厳かな社殿が神秘的な雰囲気を醸し出す。
宿坊では精進料理を味わうこともでき、自然と信仰が密接に結びついた文化を体感可能。
心身を整える特別な時間を過ごせるだろう。

杉木立の中に佇む国宝「五重塔」はその美しい姿で人びとを魅了する
杉木立の中に佇む国宝「五重塔」はその美しい姿で人びとを魅了する

5. 銀山温泉でレトロな温泉街を散策

大正から昭和初期の風情を残す銀山温泉は、木造旅館が立ち並ぶノスタルジックな景観が魅力。
温泉街を流れる川とガス灯が織りなす雰囲気は、まるで映画のワンシーンのよう。
冬は雪景色とライトアップが幻想的で、歩くだけでも特別な体験に。
浴衣でのんびり散策するのもおすすめだ。

温泉街の中心にある足湯
温泉街の中心にある足湯

山形の人気飲食店3選

山形には個性豊かな飲食店が点在している。
その中でも、こだわりの料理だけでなく、店舗内装や外観も魅力的な飲食店を厳選して紹介しよう。

1. 楢下宿 丹野こんにゃく こんにゃく番所

山形県上山市の羽州街道・楢下宿エリアに1987年(昭和62年)に誕生した「楢下宿丹野こんにゃく 丹野こんにゃく番所」。
山形の四季の移ろいを繊細に汲み取りながら造る、「こんにゃく」を味わえる食事処だ。
弾力と粘りがあり、歯応えがしっかりとした良質な「こんにゃく」を懐石料理にまで洗練させて提供している。

歴史ある楢下宿で味わう、弾力と旨味のこんにゃく懐石
歴史ある楢下宿で味わう、弾力と旨味のこんにゃく懐石

2. 手打 水車生そば

1861年創業。
天童公園からほど近い蕎麦屋で、160年以上続く老舗だ。
店前には大きな水車が置かれ、今も昔ながらの製法で、この水車を廻し石臼でそばの実を挽いている。
挽きぐるみ100%の純粋そば粉で打たれた蕎麦は絶品。
抜群の味と香り、そして喉越しが楽しめる。

名物ラーメン「鳥中華」を提供する創業160年以上の蕎麦の老舗
名物ラーメン「鳥中華」を提供する創業160年以上の蕎麦の老舗

3. 野川とうふや

銀山温泉の入り口、「和楽足湯」すぐそばで営業する元祖銀山とうふのお店。
民家のような店舗に「とうふや」の看板が目印で、隣では昔、理髪店を営業していた。
玄関を入るとカウンターがあり、そこで注文するスタイル。
豆腐は木綿で、すべて手作りの数量限定。
つるっとした食感が特長の「立ち食い湯豆腐」や、外はカリッと中はふんわりとした「立ち食い生揚げ」は温かいメニューで寒い日におすすめだ。

元理髪店が営む、銀山温泉名物の手作り豆腐のお店
元理髪店が営む、銀山温泉名物の手作り豆腐のお店

山形の定番ショッピングスポット3選

山形にある数多くの商業施設・ショップの中から、地元に根付いたショッピングスポットを厳選してご紹介。
山形の銘品や伝統工芸品など、山形ならではの魅力的なアイテムを見つけに行こう。

1. ぐっと山形 株式会社山形県観光物産会館

山形県各地の名産品や特産品、民芸品など、あらゆるものがそろう物産館。
館内は、県産品が並ぶ「おみやげ売場エリア」、山形の味覚が気軽に味わえる「フードコートエリア」、館外に設けた「テナントエリア」の大きく3つに分かれている。

山形県内随一の品揃えを誇る観光物産館
山形県内随一の品揃えを誇る観光物産館

2. 栄春堂

天童温泉街中心地にある将棋駒の実演販売所。
天童市は将棋駒の生産で有名で、こちらのお店は温泉街の中でも一番の老舗だ。
店内では、熟練職人が将棋駒に文字を彫る様子が間近に見ることができる。
将棋駒関連商品をはじめ、各種お土産品を展示販売している。
また、将棋の歴史資料展示コーナーもあり、将棋駒について学ぶことができる。

天童温泉街にある将棋駒の実演販売所
天童温泉街にある将棋駒の実演販売所

3. あいらすげーな

大正時代に建てられた温泉宿が、銀山川沿いに建ち並ぶ人気の温泉街「銀山温泉」。
より温泉街を楽しむならぜひ利用したいのが、銀山温泉の入り口で営業する、貸衣装&カフェ「あいらすげーな」だ。
用意するのは、大正時代に日本で流行した「はいからさんスタイル」の衣装。
女性袴と着物の組み合わせで、大正ロマンあふれる銀山温泉街にぴったりの装いだ。

大正時代にタイムトリップすることができる貸衣装&カフェ
大正時代にタイムトリップすることができる貸衣装&カフェ

山形のお勧め宿泊施設3選

山形観光を楽しみたい人におすすめの宿泊施設を紹介する。好みや目的、観光相手など、様々なシチュエーションに応えられるように趣向の異なる3タイプを厳選して選んだ。
いずれも人気がある施設で、充実したサービスを通じて快適な滞在を提供する。
宿泊先がまだ決まっていない人は、ぜひ参考にしてほしい。

1. 日本の宿 古窯

蔵王連峰を一望できる高台ある旅館。
奈良時代の窯跡が敷地内から発掘されたことに由来し「古窯」と名付けられ、館内では、素焼の皿に絵付けを施す楽焼が楽しめるほか、楽焼回廊では著名人の作品を鑑賞できる。
温泉は「ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩温泉」という泉質で三大美人泉質としても知られ、肌の水分や脂を適度に保つメタケイ酸を豊富に含んでいる。

絶景を望む展望大浴場で体も心もリフレッシュ
絶景を望む展望大浴場で体も心もリフレッシュ

2. 天童温泉 美味求真の宿 天童ホテル

山形県のほぼ中心部、天童市に明治44年(1911)開湯した美肌の湯として知られる天童温泉が楽しめるホテル。
天童温泉随一という広さの湯船でゆったりと寛げる大浴場や、宿泊者限定の貸切風呂「桜」で天童温泉を堪能することができる。
なかでも豪快に流れ落ちる庭園の滝を眺めつつ湯浴みができる露天風呂「滝見露天」が自慢。
水が落ちる快音に耳を傾けつつ、日頃の疲れを癒そう。

将棋のまち・天童で、滝見露天風呂の温泉に癒やされる
将棋のまち・天童で、滝見露天風呂の温泉に癒やされる

3. 古勢起屋別館

天保年間(1831-1845)頃から「古勢起屋」の名で、長期間温泉地に滞在して温泉療養する「湯治」のための宿を開業したとされる老舗温泉宿だ。
銀山川のほとり、温泉街の中心地にあるこちらの宿は、大正ロマン漂う木造和風建築で風情あふれる佇まい。
2016年にリニューアルした最上階5階の「浪漫客室」をはじめ、客室は川側・山側それぞれ二間続きのゆったりとした間取りで、くつろぎのステイを実現する。

開湯500年を誇る「銀山温泉」の中心街にある温泉宿
開湯500年を誇る「銀山温泉」の中心街にある温泉宿

山形の定番・人気のお土産3選

山形のお土産に迷ったら、これから紹介する定番のお土産を購入していこう。
どれを選んでも家族や友人、知人に喜ばれること間違いなしだ。

1. 老舗 長榮堂「富貴豆」

明治19年(1886)創業、現在5代目が看板を守る老舗菓子舗「長榮堂」が手がける山形銘菓。
厳選した青えんどう豆の皮を丁寧にむき、芯まで柔らかく煮込むことで、素材が持つ豊かな風味を最大限に引き出している。
強い火力で吹きこぼしながら極限まで柔らかく煮込んでいるのに、煮くずれせずふっくらと仕上がっているのは、さすが老舗の技。

豆本来のふくよかな風味が素晴らしい山形の郷土菓子
豆本来のふくよかな風味が素晴らしい山形の郷土菓子

2. 木村屋「古鏡」

鶴岡に根差す老舗・木村屋が誇る庄内の名物菓子「古鏡(こきょう)」。
羽黒山の鏡池で出土された古鏡をかたどっており、その名の由来とした。
表面はさっくりと歯触りよく、中にはしっとりとした求肥もちが包まれており、その歯ざわりと舌触りが美しいハーモニーを奏でる。

羽黒山の鏡池に由来する、しっとり上品な庄内銘菓
羽黒山の鏡池に由来する、しっとり上品な庄内銘菓

3. 加藤物産「山形さくらんぼきらら」

菓子メーカー(有)谷口物産が2011年に企画し、山形県全域の卸売業者を通じて、販売を開始したゼリー菓子。
山形産のさくらんぼ果肉を1粒丸ごと山形産さくらんぼ果汁を使用したゼリーで包んでおり、フルーティーで甘酸っぱい味わいが魅力。
さくらんぼの収穫日本一を誇る山形らしい土産として人気を集めている。

山形産さくらんぼ果肉を1粒丸ごと包んださわやかなフルーツゼリー
山形産さくらんぼ果肉を1粒丸ごと包んださわやかなフルーツゼリー

山形観光で注意すべき5つのポイント

自然豊かな山形は四季ごとに異なる魅力を楽しめる一方、気候や地域特性によって注意すべきポイントも多い。
安全で快適に観光を楽しむために、事前に知っておきたい5つのポイントを紹介する。

1. 冬場の積雪・凍結路面に注意する

山形は豪雪地帯が多く、冬(12月〜4月頃)は道路の積雪や凍結により運転が非常に危険になる。
急ハンドルや急ブレーキは事故の原因となるため厳禁で、十分な車間距離を保つことが重要。
特に交差点や日陰は滑りやすく、スタッドレスタイヤやチェーンの準備も必須。
冬季は時間に余裕を持った行動を心がけたい。

滑りやすい冬道は慎重な運転を
滑りやすい冬道は慎重な運転を

2. 季節とエリアに応じた服装を準備する

山形は四季がはっきりしているが、山間部と平野部で気温差が大きいのが特徴。
春や秋でも朝晩は冷え込むことが多く、軽装では寒さを感じる場合がある。
特に観光で屋外を長時間歩く際は、防寒着や羽織りを持参すると安心。
天候の変化にも対応できる服装選びが快適な旅のポイント。

天候と気温に合わせた服装準備を
天候と気温に合わせた服装準備を

3. 温泉地(銀山温泉など)での基本マナーを守る

銀山温泉などの温泉地では、日本ならではの入浴マナーを守ることが大切。
入浴前にはかけ湯で体を流し、タオルを浴槽に入れない、大声で騒がないなどの配慮が求められる。
多くの人が利用する共有の場だからこそ、周囲への気遣いを忘れずに、心地よい温泉時間を楽しもう。

マナーを守って癒やしのひとときを
マナーを守って癒やしのひとときを

4. 現金も用意しておくと安心

近年はキャッシュレス決済が普及しているものの、山形の地方エリアでは現金のみ対応の店舗や観光施設も少なくない。
特に小規模な飲食店や土産店では現金が必要になる場面もあるため、事前にある程度の現金を準備しておくと安心。
いざという時に困らないよう、支払い手段は複数用意しておきたい。

小さな店舗では現金が必要な場合も
小さな店舗では現金が必要な場合も

5. 桜や紅葉の見頃は事前に確認する

山形は南北に長く、庄内・村山・置賜などエリアごとに気候が異なるため、桜や紅葉の見頃にも差が出る。
たとえば鶴岡公園の桜も、その年の気温によって開花時期が前後する。
訪問前には最新の開花・紅葉情報をチェックし、ベストなタイミングで観光できるよう計画を立てることが重要だ。

春の訪れを告げる鶴岡公園の桜
春の訪れを告げる鶴岡公園の桜

まとめ

古き良き日本を再発見できる山形の定番観光スポットをご紹介してきた。
日本の歴史や伝統を感じたい方や知りたい方は、今回ご紹介した観光スポットへぜひ訪れてみてほしい。
山形県を堪能したら、牛タンをはじめとする絶品グルメが味わえる仙台へ訪れてみてはいかがだろうか。山形から仙台への移動は電車で約1時間とかなり近いため、旅行の日程に余裕があれば、足を伸ばしてほしい。