【秋田のエリア別お勧め宿泊施設11選】神秘の湖やナマハゲの里を訪ねる旅の拠点

【秋田のエリア別お勧め宿泊施設11選】神秘の湖やナマハゲの里を訪ねる旅の拠点

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筆者 :  GOOD LUCK TRIP

白神山地の原生林、神秘的な湖、四季折々の表情を見せる山々。
東北の日本海側に位置する秋田県は、雄大な自然と歴史文化が色濃く残る土地だ。
「男鹿のナマハゲ」や夏の夜を彩る「秋田竿燈まつり」などの伝統行事、比内地鶏やきりたんぽといった郷土の味覚と、秋田ならではの体験は実に多彩で、訪れるたびに新しい発見がある。
せっかく足を運ぶなら、できるだけ多く秋田の魅力に触れたいもの。
そこで重要になるのが、どのエリアを拠点にするかという点だ。
この記事では、秋田観光の拠点として代表的なエリアの特徴と、お勧めの宿泊施設を厳選して紹介しよう。

秋田観光の拠点に最適な4つのエリア

南北に長く、広大な面積を誇る秋田県は、エリアごとに景色や文化が大きく異なる。
初めて秋田を訪れるなら、主要な観光地が集まる次の4つのエリアから拠点を選ぶのがお勧めだ。

大館・阿仁・森吉エリア
森吉山の大自然やマタギ文化に触れたい人にお勧め。
白神・能代・男鹿エリア
世界自然遺産の白神山地や男鹿半島のナマハゲ文化に触れたい人にお勧め。
大曲・角館・田沢湖エリア
武家屋敷の街並みや田沢湖の神秘的な情景を満喫したい人にお勧め。
由利本荘・鳥海エリア
名峰・鳥海山の雄姿と山海のアクティビティを堪能したい人にお勧め。
滞在先を選ぶ時間も、旅を彩る大切なひととき
滞在先を選ぶ時間も、旅を彩る大切なひととき

森吉山の四季とマタギ文化に触れる!「大館・阿仁・森吉エリア」のお勧め宿泊施設2選

秋田県北部の、大館市・北秋田市・上小阿仁村からなる「大館・阿仁・森吉エリア」。
手つかずの原生林が広がり、古くから受け継がれてきたマタギ文化が今も息づく地域だ。
「花の百名山」として名高い森吉山は、春から夏は高山植物、秋は紅葉、冬は樹氷と、雄大な四季の移ろいを見せてくれる。
大館市は秋田犬のふるさととして親しまれ、日本三大地鶏のひとつ・比内地鶏の産地としても有名。
人里離れた山あいには、温泉も点在し、静かな自然に包まれながら湯に浸かるひとときも楽しめる。
自然とともに生きる人々の暮らしが息づくこのエリアで、特別な時間を過ごせる宿泊施設を2つ紹介しよう。

1. 打当温泉 マタギの湯

秋田県北秋田市阿仁打当にある「打当温泉 マタギの湯」。
森吉山南麓の自然に抱かれた源泉かけ流しの温泉宿だ。
マタギ文化発祥の地とも言われる阿仁地域に立地。名湯として地元住民はもちろん、観光客からも長く親しまれている。
源泉温度56.6℃、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、保温性に優れ湯冷めしにくい。

囲炉裏の横には熊皮のラグが敷かれている
©株式会社リバティー 囲炉裏の横には熊皮のラグが敷かれている

2. ホテルフッシュ

「ホテルフッシュ」は、秋田県北秋田市、阿仁スキー場の近くに建つ小さなリゾートホテル。
花の百名山として知られる「森吉山」の麓に位置している。
春夏は高山植物、秋は紅葉、冬は樹氷と、四季で表情を変えていく景観が魅力だ。
大自然の恵みを受けた静かな環境で都会とはひと味違った滞在がかなう。

「森吉山」山麓の小さなリゾートホテル
「森吉山」山麓の小さなリゾートホテル

ブナの原生林とナマハゲの里を旅する!「白神・能代・男鹿エリア」のお勧め宿泊施設3選

日本海に面し、藤里町・能代市・男鹿市などからなる「白神・能代・男鹿エリア」。
世界自然遺産・白神山地のブナの原生林から、荒波が打ち寄せる男鹿半島まで、秋田の野趣あふれる魅力が凝縮されたエリアだ。
ユネスコ無形文化遺産に登録された来訪神行事「男鹿のナマハゲ」は、男鹿半島に古くから伝わる秋田を代表する民俗文化。
なまはげ館」や「男鹿真山伝承館」では、その歴史や風習に触れることができる。
能代市の海岸沿いに広がる「風の松原」は国内有数の松林として知られ、自然とともに歩む人々の営みを感じさせてくれる。
日本海と森林、そして希少な伝統文化が融合したこのエリアの3つの宿を紹介しよう。

1. 男鹿リゾートホテル きららか

日本海に突き出し、三方を海に囲まれた秋田県北西部の男鹿半島。
「おが潮風街道」沿いにある「男鹿リゾートホテル きららか」は、大浴場やレストラン、客室から楽しめる日本海と男鹿国定公園の雄大な自然の眺めが人気。
ホテル近くの海岸に湧く「金ヶ崎温泉」を引き込んだ温泉は大浴場と開放的な露天風呂で構成。

展望浴室やリビングを備えた特別室
展望浴室やリビングを備えた特別室

2. 元湯 雄山閣

秋田を代表する温泉地、男鹿温泉郷の温泉旅館。
毎分200リットルを湧出する豊富な湯量の自家源泉を所有しており、かけ流しの天然温泉を「ナマハゲ」の口からお湯が噴き出す大浴場や風情ある露天風呂で楽しめる。
豊富な湯の花、肌にまったりとなじむ湯ざわりは源泉ならでは。

ナマハゲの口から自家源泉が噴き出す大浴場
ナマハゲの口から自家源泉が噴き出す大浴場

3. セイコーグランドホテル

日本を代表する民俗文化のひとつ「ナマハゲ」のふるさととして知られる秋田県の男鹿半島。
半島北部の男鹿温泉郷にあるセイコーグランドホテルでは、海水の成分によく似た塩分を含み、高い保湿効果で「美肌の湯」として人気の湯を湯量豊富な源泉かけ流しで楽しめる。

和モダンな洋室や和室、和洋室など客室の種類は多彩
和モダンな洋室や和室、和洋室など客室の種類は多彩

城下町の風雅と湖の神秘に浸る!「大曲・角館・田沢湖エリア」のお勧め宿泊施設4選

「大曲・角館・田沢湖エリア」は、城下町の面影と神秘の湖、そして名湯をあわせて楽しめる地域だ。
仙北市の角館は、「みちのくの小京都」と称される歴史ある城下町。
黒板塀の武家屋敷が立ち並び、春は枝垂れ桜、秋は紅葉が通りを彩り、情緒あふれる景観が広がる。
日本最深の湖として知られる田沢湖では、湖畔に佇むだけでコバルトブルーの湖面に広がる静寂と、壮大なスケールを体感できる。
湖周辺には乳頭温泉郷をはじめとする秘湯が点在し、湯めぐりを楽しむ旅人も多い。
また、一流花火師たちが腕を競う大仙市大曲の「全国花火競技大会」もこの地を代表する風物詩だ。
多彩な魅力をもつこのエリアで、特にお勧めの4施設を紹介しよう。

1. 鶴の湯温泉

秋田を代表する秘湯、乳頭温泉郷のなかでも特に人気の高い温泉宿。
人里離れた山奥にあり、まるで武士の隠れ里のようなたたずまい。
それもそのはず、ここはかつての秋田藩主の湯治場であり、現在客室となっている茅葺屋根の長屋は、2代目藩主佐竹義隆が湯治に訪れた際に、警護の従者の詰め所として使われたもの。

雪景色を楽しみに冬に訪れる人も多い
雪景色を楽しみに冬に訪れる人も多い

2. 和のゐ 角館

「みちのくの小京都」と呼ばれる角館武家屋敷通りにある、築100年以上の歴史を持つ蔵を改装したホテル。部屋は3タイプ、それぞれ1棟貸し。
「西宮家 武士蔵」は、武士の暮らしぶりを感じられる室内になっていて、武士の道具が飾られ実際に手に取ることもできる。

和のゐ 角館の外観
写真:JR東日本秋田支社提供 和のゐ 角館の外観

3. 夏瀬温泉 都わすれ

秋田県屈指の渓谷美を誇る抱返り渓谷に佇む温泉宿。
江戸時代から薬湯として親しまれてきた秘湯・夏瀬温泉にあり、周囲に民家も旅館もない自然だけに包まれた静けさが魅力のひとつ。
10室あるすべての客室には露天風呂が付いており、源泉かけ流しの温泉を誰にも気兼ねなくゆったりと堪能できる。

美しい自然の中に佇む宿
美しい自然の中に佇む宿

4. 天然温泉田沢湖レイクリゾート

秋田駒ケ岳のふもとに広がる田沢湖高原に立つ宿泊施設。
田沢湖をはじめ角館武家屋敷、抱返り渓谷などからほど近く、田沢湖周辺観光の拠点として便利。
壺庭風のデザインが特徴の「かたくりの湯」と東屋や岩場が配された和風の「こくまさの湯」の2つの温泉があり、どちらも露天風呂と内湯がスタンバイ。

広々とした客室
広々とした客室

山と海の魅力を同時に味わう!「由利本荘・鳥海エリア」のお勧め宿泊施設2選

秋田県南西部に位置する「由利本荘・鳥海エリア」の象徴は、名峰・鳥海山だ。
標高2,236mの「出羽富士」と称される優美な山容と、眼下に広がる日本海のコントラストは、まさに秋田屈指の絶景。
鳥海山の伏流水に恵まれた土地柄から酒蔵も多く、清らかな水が育む味わいも、旅の楽しみになるだろう。
海水浴やSUPなどのマリンレジャー、鳥海山でのトレッキングなど、海と山の両方のアクティビティが揃うのもこのエリアならでは。
アクティブに過ごす旅にも、景色に身をゆだねてゆったりと滞在したい派にも応えてくれる。
ここでは、大自然のパノラマを独占できる2つの施設を紹介しよう。

1. 99glam

2023年に誕生した秋田県にかほ市に位置するドーム型グランピング施設。
南に鳥海山、西に日本海を望む出羽鳥海エリアの自然に囲まれたロケーションにある。
ホテルのような快適さとアウトドアならではの開放感を同時に味わえるのが魅力だ。
客室はスタンダード、プレミアム、愛犬と泊まれるドッグタイプの3種類。

にかほの大自然を満喫できるグランピング施設
にかほの大自然を満喫できるグランピング施設

2. フォレスタ鳥海

「フォレスタ鳥海」は、秋田県由利本荘市・鳥海山麓に佇む温泉リゾートホテル。
ブナ林と高原の自然に囲まれ、四季折々の景観を楽しめる。
周辺の鳥海高原は日本有数の星空観測スポットとしても知られ、雄大な自然と満天の星を望む滞在が魅力だ。
全客室は南向きで、窓からは鳥海山と高原の眺望を一望できる。

鳥海山麓の雄大な自然に囲まれた立地
鳥海山麓の雄大な自然に囲まれた立地

秋田の宿泊施設に関するよくある質問

Q

秋田旅行するなら、どのエリアに宿泊するのがいいですか?

A

歴史散策や温泉、豊かな自然、花火など、多様な楽しみ方ができる「大曲・角館・田沢湖エリア」がお勧めです。

Q

秋田で親子旅行するなら、どのエリアに泊まるべき?

A

自然体験や文化施設が揃う「白神・能代・男鹿エリア」がお勧めです。

まとめ

今回紹介したように、秋田にはエリアごとに異なる魅力が息づいている。
山岳信仰やマタギ文化に触れる北部、世界自然遺産の森と荒々しい海岸線が広がる北西部、武家屋敷と名湯が残る内陸部、そして日本海と名峰の絶景を望む南西部。
旅の目的に合わせて拠点を選べば、秋田の奥深い魅力をより実感できるはずだ。
観光スポットやグルメなど、秋田の見どころをまとめたこちらの記事も参考にしてみよう。