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勝鬨橋

先人の知恵と技術が詰まった、日本に現存する数少ない跳開橋。

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更新 :

東京・中央区の隅田川に架かる勝鬨橋は、2018年に築地大橋が開通するまで隅田川の最下流に位置していた。

昭和15年(1940)に竣工・開通した勝鬨橋(かちどきばし)は、全長246m、幅員約26mの双葉跳開橋で、完成当時は東洋一の可動橋と呼ばれた。それまで築地と月島との連絡手段となっていた「佃の渡し」や「月島の渡し」に代わる交通手段として大きな役割を担い、当初は1日5回跳開したが、船舶運航量の減少と道路交通量の増加を理由に昭和45年(1970)を最後に開かずの橋となっている。

日本で現存する数少ない跳開橋であり、国内最大の可動支間を有する技術的完成度の高い橋として2007年に国の重要文化財に指定された。橋の近くには、勝鬨橋の開閉に使用していた変電所を改修し展示施設とした「かちどき 橋の資料館」があり、勝鬨橋の歴史や仕組みに触れることができる。

橋の上の遊歩道からは築地や佃などの名所を見渡すことができ、夜には美しくライトアップされるのでまた違った雰囲気を楽しむことができる。

ポイント

  • 昭和15年(1940)に開通した、日本に現存する数少ない跳開橋。
  • 昭和45年(1970)を最後に現在は開閉は停止している。
  • 国の重要文化財に指定されている。
  • 橋の近くには「かちどき 橋の資料館」がある。
  • 勝鬨橋の橋脚の中に入れる「橋脚内見学ツアー」実施中(毎週木曜・予約制)。

写真

  • 勝鬨橋の全景。完成当初は東洋一の規模を誇っていた

    勝鬨橋の全景。完成当初は東洋一の規模を誇っていた

  • 勝鬨橋のライトアップ。(令和5年5月~令和9年3月頃まで塗装工事のため、足場設置部分のみ消灯)

    勝鬨橋のライトアップ。(令和5年5月~令和9年3月頃まで塗装工事のため、足場設置部分のみ消灯)

  • 貴重な資料を展示している「かちどき 橋の資料館」

    貴重な資料を展示している「かちどき 橋の資料館」

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

外国語のパンフレット・案内看板等はありますか?(ある場合、対応言語もお知らせください)

A

「かちどき 橋の資料館」英語版パンフレットあり。

Q

近隣にトイレはありますか?

A

女性トイレ:資料館内、男性トイレ:資料館外公衆トイレ

口コミ

1
  • 黃彥甄

    白天可以在橋那邊四處走走 晚上吃完晚餐 還可以和家人一起一邊散步一邊欣賞夜景 拍照留念
    是個值得一去的景點

基本情報

日本語名称
勝鬨橋(かちどきばし)
郵便番号
104-0045
住所
東京都中央区築地6~勝どき1 晴海通り
アクセス
(1)都営大江戸線「勝どき」駅徒歩5分
(2)東京メトロ日比谷線「築地」駅徒歩10分