春日大社の摂社である若宮で「春日若宮おん祭」が催される。
五穀豊穣と万民安楽を祈り、盛大に執り行われてきた祭りだ。現在では7月から神事が始まり、中心となる神事は12月15日~18日に行われる。
1135年、大雨や洪水により、飢饉が相次ぎ疫病が蔓延したため、時の関白藤原忠通公が、万民救済のため若宮の御神威にすがり、大宮本殿と同じ規模の壮麗な本殿を現在の地に造営した。
若宮の御神助を願い、翌年(1136年)には、春日野に御神霊をお迎えして丁重なる祭礼を奉仕したのが「おん祭」の始まりだ。
現在まで900年近くにわたり一度も途切れることなく開催されている。
ポイント
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奈良の1年を締めくくる観光行事と言っても過言ではないほど盛大なイベント。
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12月17日に行われる「お渡り式」では、華やかな装束に身を包んだ約1,000人と馬50頭の行列が迫力満点。
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900年近くにわたり一度も途切れることなく開催されている。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 世界遺産 春日大社/春日若宮おん祭
- 住所
- 奈良県奈良市春日野町160 春日大社
- 電話
- 0742-22-7788
- 期間
- 12月15日~18日
- アクセス
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JR「奈良」駅から「春日大社本殿行」のバスで「春日大社本殿」下車すぐ
※開催期間中、毎日の神事内容が異なり、メイン神事は12月17日。詳しくは公式サイトにて。 - 公式サイト
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