
安永8年(1779)に再建された妻沼聖天山歓喜院の本殿「聖天堂」は、日光東照宮を彷彿させる本格的装飾建築。その精巧さゆえに「埼玉日光」とも称される。
見どころは、現代に蘇った聖天堂の鮮やかな色彩だ。平成15年(2003)から約7年間の歳月をかけ行われた、大修理。250年の時の流れとともに生じた傷みや、剥落した彩色を、建立当時のように美しく蘇よみがえらせた。彫刻技術の高さや近世装飾建築の頂点をなす建物であることと、また庶民の浄財により作られたことが稀有なこととして評価され、平成24年(2012)に国宝に指定された。
また、妻沼聖天山は日本三大聖天の一つとして知られ、縁結びの霊験あらたか。夫婦の縁をはじめとし、家内安全・商売繁盛・厄除け開運・交通安全・学業進学などのあらゆる良縁を結ぶご利益があると言われている。春・秋の例大祭や節分会などの行事が催されているので、それらに合わせて訪れるのもいいだろう。
  
    ポイント
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      日光東照宮を彷彿させる本格的装飾建築。
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      約7年間の歳月の大修理により、現代に蘇った聖天堂の鮮やかな色彩。
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      妻沼聖天山は日本三大聖天の一つとして知られ、縁結びの霊験あらたか。
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      年間を通じて、春・秋の例大祭や節分会などの行事を開催。
 
  
    写真
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国宝に指定されている妻沼聖天山歓喜院
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現代に蘇った聖天堂の鮮やかな色彩
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例大祭
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節分会
 
  
    口コミ
                    
  
    基本情報
                              - 日本語名称
 - 妻沼聖天山 歓喜院 聖天堂
 - 郵便番号
 - 360-0201
 - 住所
 - 埼玉県熊谷市妻沼1511
 - 電話
 - 048-588-1644(寺務所)
 - 拝観料
 - 700円
 - 定休日
 - 無休
 - 営業時間
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      10:00~15:00(平日)
9:30~16:00(土日祝) - アクセス
 - 秩父鉄道・JR高崎線「熊谷」駅からバスで約30分、下車徒歩約1分
 - 公式サイト
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