御嶽山のふもとにある神社。昔はこのあたりで「金砂(かなすな)=砂鉄」が採れたことから、「金鑚(かなさな)」という名前がついたと言われている。一般的な神社にはご神体を祀る本殿があるが、この神社にはない。
標高300メートルの御室ヶ嶽をご神体として、直接拝むようになっている。こうしたスタイルの神社は日本にわずか3つしかなく、神社めぐりをする人たちにも人気だ。
参道の脇には、1534年に建てられた高さ18メートルの「多宝塔」があり、重要文化財となっている。
山中にあるため、初詣の時期以外はとても静か。川のせせらぎや木々がそよぐ音に包まれ、神秘的な気持ちを味わえる。
また、神社を400メートルほど登ったところにある「鏡岩」もぜひ見ておきたい。約1億年前、地下の断層がずれ動いたときにできた平らな岩肌で、地質学的資料としてとても貴重。国の特別天然記念物にもなっている。御嶽山での登山時に立ち寄るのもいいだろう。
ポイント
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山を直接拝む、日本で3つしかない神社の一つ。
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静かで神秘的な気持ちを味わえるパワースポット。
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重要文化財と天然記念物が見られる。
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登山のついでにお参りできる。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 金鑚神社
- 郵便番号
- 367-0233
- 住所
- 埼玉県児玉郡神川町字二ノ宮751
- 電話
- 0495-77-4537(社務所)
- 定休日
- 無休
- 営業時間
- 9:00〜16:00
- 拝観料
- 無料
- アクセス
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(1)JR高崎線「本庄」駅からバスで約15分、下車徒歩約20分
(2)関越自動車道「本庄児玉」インターから車で約20分 - 公式サイト
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