東京駅丸の内駅舎

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東京駅丸の内駅舎

1世紀の時を超え、創建当時の姿に甦ったレトロな名建築。

4.43 7

明治41(1908)年3月に着工し、大正3(1914)年12月に開業した日本の玄関口・東京駅。日本近代建築のパイオニア、辰野金吾が設計を担当した。完成した鉄骨れんが造りの丸の内駅舎は、昭和20(1945)年の空襲で屋根や内装が焼失。戦災復興工事により2階建てとなり、60年以上使われてきた。平成15(2003)年には国の重要文化財に指定されている。

平成24(2012)年に現存する駅舎を可能な限り保存したうえで、失われていた3階部分などを創建時の姿に復原。加えて地下では大規模な免震化が図られた。

高さ30mを超える南北ふたつのドームの1・2階は、復原部分の重厚さを残しながら機能に見合った新たなデザインになった。また、3・4階と天井は創建時の姿に復原された。8つの干支の彫刻や鷲のレリーフなど、見事なディテールも見逃せない。

ポイント

  • 1914年の開業時の姿に復原された重厚な駅舎。
  • 創建時の意匠に復原されたレリーフなど、一つひとつのディテールが美しい。
  • 現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは、東京駅と門司港駅の2駅のみ。

写真

  • 美しく復原された東京駅丸の内駅舎(写真:一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会)

    美しく復原された東京駅丸の内駅舎(写真:一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会)

  • 創建時の姿に復原された、屋根及び南北ドーム内部の見上げ部分(写真:一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会)

    創建時の姿に復原された、屋根及び南北ドーム内部の見上げ部分(写真:一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会)

  • ドーム内の8ヵ所のコーナーにその干支の方位に従い、八支の彫刻を配置(写真:一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会)

    ドーム内の8ヵ所のコーナーにその干支の方位に従い、八支の彫刻を配置(写真:一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会)

  • ドーム下の八角コーナーには八羽の勇猛な鷲が取り付けられている。両翼を広げており、大きさは約2.1m(写真:一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会)

    ドーム下の八角コーナーには八羽の勇猛な鷲が取り付けられている。両翼を広げており、大きさは約2.1m(写真:一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会)

口コミ

7

一部のレビューはAI翻訳しています。

    外観はクラシックだけど、中はハイテクで現代的。このギャップが最高!

    赤レンガの外壁とドーム型のデザイン、まるでヨーロッパのクラシックな駅みたい。初めて見たときはちょっと感動した!

    天井の美しいドーム型の天井画や、細やかな装飾がとても印象的でした。

  • 建物の外観は歴史と芸術的価値が感じられます。

  • 1914年に建てられた東京駅の外観は100年以上の歴史があって、他の日本の駅とは違うルネサンス風の赤レンガ建築。夜の駅舎は特に美しくて、周辺も賑やかなエリアです。

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基本情報

日本語名称
東京駅丸の内駅舎
郵便番号
100-0005
住所
東京都千代田区丸の内1-9-1
電話
各施設による
営業時間
各施設による
定休日
無休
料金
無料
アクセス
JR「東京」駅丸の内側
公式サイト
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