鴨川、桂川、宇治川が流れ、伏流水が豊かだったことから伏水と書かれていた伏見。酒造りに適した米にも恵まれ、昔から日本屈指の銘酒の里として知られている。町には黄桜や月桂冠、宝といった全国的に知られる酒造メーカーから小さな醸造所まで、数多くの酒蔵がひしめく。
伏水酒蔵小路はそんな伏見の銘酒18蔵、120銘柄にもおよぶ日本酒と、それに合わせた料理が心置きなく楽しめる場所だ。18蔵のお酒を出す「酒蔵」には23mもの長いバーカウンターがあり、看板メニュー「十八蔵のきき酒セット」は、120銘柄から選んだ各蔵の18種類をテイスティングできるという、お酒好きにはたまらないひと品。
そのほかにもさまざまな「うまいもん専門店」があり、どの席に座っても「酒蔵」の日本酒やほかの店から「出前メニュー」をもってきてくれる。各「うまいもん専門店」でしか味わえない「出前メニュー」には入っていない料理もあり、はしごしながら飲み歩くのも楽しい。
ポイント
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ほかの店のメニューも席を移動せず頼める「出前メニュー」システムが便利。
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各店舗のみで注文できる「出前メニュー」以外のメニューも多い。
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日本酒はコップのサイズが選べるので、少しずつきき酒することができる。
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日本酒以外のお酒やソフトドリンク、料理だけを楽しむこともできる。
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伏見屈指の人気スポットで、できれば予約することが望ましい。