
【福井のものづくり体験7選】伝統工芸とクラフトスポットを巡る旅
越前和紙、越前焼、若狭塗箸、そして鯖江のめがね。福井には、長い歴史の中で育まれてきたものづくり文化が今も息づいている。越前和紙の里や福井県陶芸館、箸のふるさと館WAKASAなどでは、職人の技や素材の魅力を間近に感じる体験ができる。さらにガラス工房やアート施設、めがねの街を歩く楽しみも。福井を巡る旅は、手仕事の温もりと技の奥深さに触れる時間となる。

「日本六古窯」のひとつに数えられる越前焼のすばらしさを、見て学び、実際に作って使って楽しめる施設。資料館では、数々の作品展示をはじめ、越前古窯研究の第一人者である水野九衛門とその協力者が鎌倉時代の穴窯を参考にして築いた「九右衛門窯」のジオラマを通じて越前焼を見て、学ぶことができる。
越前焼は、瀬戸・丹波・備前・常滑・信楽と並ぶ日本六古窯と呼ばれる陶磁器。今から約800年前の平安時代末期に窯が築かれ、壺やすり鉢などが生産されてきた。一時は窯元の廃業が相次ぐも、再び注目されるようになったのは戦後のこと。越前陶芸村の建設によって多くの陶芸家が全国から集まり、現在は伝統を生かした新たな作品が次々と発表されている。
「陶芸教室」では、越前の粘土を使っての手ひねりや絵付け、電動ろくろなどが体験できる。スタッフがていねいにサポートしてくれるので、だれもが気軽に体験できるのが魅力。食器や花瓶など、自由な発想でオリジナル作品が作れる。また、隣接の「越前古窯博物館」では、実際に越前焼の茶碗で茶をいただくことで、五感で越前焼の魅力を堪能できる。

巨大な大壺に直接手を触れて感じることも

陶芸教室では手ひねりやろくろ体験ができる

越前陶芸村の中心に立つ陶芸館

越前陶芸村の中心に立つ陶芸館

越前焼の茶碗で抹茶体験