熊本県伝統工芸館

熊本城の北側にある、熊本県の伝統工芸品について知識を深められる施設。伝統工芸品の展示・販売や体験イベントなどを通し、生活と伝統工芸品を繋ぐことを目的に1982年に開館した。

2階の常設展示室には熊本各地に伝わるさまざまな伝統的工芸品を展示している。熊本県には、国指定の伝統的工芸品である「肥後象がん」、「小代焼」、「天草陶磁器」、「山鹿灯籠」をはじめ、およそ90の伝統的工芸品がある。

なかでも、紐をひっぱると目玉がひっくり返って舌を出す「おばけの金太」、人吉の「花手箱」、「きじ馬」など華やかで個性的な郷土玩具の多さが目を引く。これらは実際に手に取って遊んでみることができる。

1階の「工芸ショップ匠」では数々の熊本の工芸品が並ぶ。品ぞろえが豊富で、くまモンとコラボした工芸品も多く、プレゼント用に、自分用に、さまざまな目的に合わせたおみやげ選びができる。