高砂酒造

1899年に誕生し、旭川で4番目に生まれた酒蔵として北海の灘に名を連ねる老舗の酒蔵・小檜山酒造店が、1965年に石崎酒造との合併によって社名を改めてリスタートした「高砂酒造」。

代表銘柄である「国士無双」は、全国新酒鑑評会で3年連続金賞を受賞した高砂酒造の自信作。男性的かつ爽やかな辛口が特徴で、現在では大吟醸酒から季節限定酒までさまざまなお酒が展開されている。もうひとつが、「旭神威」だ。こちらは高砂酒造の最高級ブランドとして展開されており、創業以来の伝統と醸造技術の粋を結集して造られた逸品。搾りたての生酒を氷温で貯蔵することで、より高い香りと旨味が凝縮されている。

酒蔵内には、1909年に建てられた明治酒蔵（創業当時の製造工場）が併設されており、現在直売店として活用されている。こちらでは、高砂酒造で製造したお酒の購入と、試飲コーナーがあり、製造工場の見学も可能。担当者による工程の解説を聞きながら、歴史を感じる佇まいの酒造を実際に見ることができる。