八芳園

白金台駅からもすぐの場所にある「八芳園」は、約1万坪もの広大な敷地に広がる日本庭園を有する。季節の花や歴史を感じさせる建物が点在する庭園は四季折々の表情を楽しめ、「四方八方どこを見ても美しい」という名前の由来も納得の癒しのスポットだ。

江戸時代に幕府の旗本を務めた大久保忠教の屋敷跡に、大正期の実業家・久原房之助が建物と庭園を整備したのが始まり。鯉が泳ぎ、水鳥が集まる池を中心とした回遊式庭園の周辺には明治時代の建物を移築した茶室や樹齢500年以上の逸品を含む盆栽のコレクションなど見所たっぷり。都心にいることを忘れさせてくれるかのような落ち着いた雰囲気でゆったりとくつろげる。

敷地内には結婚式場やレストランがあり、美しい景観のもとで披露宴や食事を楽しめる。会場は庭園内に佇む別邸「白鳳館」のほか、本館には6つのフロアに多彩な会場を用意。レストランは新鮮な野菜を使ったメニューが自慢のカフェ「スラッシュカフェ」、季節の素材を確かな技術と豊かな感性で仕上げた料亭「壺中庵」の2店舗がある。