冬の札幌の夜を彩るイベントとして昭和56年(1981)にスタートし、2023年で43回目を迎える「さっぽろホワイトイルミネーション」。5つの会場で趣向を凝らしたイルミネーションが実施され、街全体が幻想的な雰囲気に包まれる。
メイン会場となる大通会場では翼をあしらったテレビ塔前の「ウィッシュ・バーズ」、ライラックやスズラン、ハマナスなど北海道ゆかりの花をかたどった「ウィンター・ブロッサムズ」、雪の結晶をモチーフにした回廊を歩ける「スノー・ファンタジア」などエリアごとに特徴の異なるシンボルオブジェを設置。街路樹がきらびやかなイルミネーションで装飾される駅前通会場や南一条通会場、札幌市北3条広場会場、フォトスポットのようなイルミネーションが登場する札幌駅南口駅前広場会場もそれぞれ一見の価値あり。寒い時期になると光が雪に反射し、よりロマンチックに。
大通公園西2丁目では昨年、札幌・ミュンヘン姉妹都市提携50周年記念として行われた「ミュンヘン・クリスマス市」を今年もイルミネーションと同時開催。本場のクリスマスグッズの販売に加え、冷えた体を温めてくれるホットワインにドイツビール、チキンやソーセージなどのフード類を楽しむことができる。
ポイント
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1981年に始まり、2023年で43回目を迎える札幌冬の風物詩。
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大通会場のほか、市内5つの会場でイルミネーションを実施。
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大通会場でエリアごとに設置された個性的なシンボルオブジェは必見。
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雪が積もる時期はより幻想的に。
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期間中は大通公園西2丁目で「ミュンヘン・クリスマス市」も開催される。