かつて石材の産地として栄えた、小松市の北東部エリアに位置。1951年に彫刻家の都賀田勇馬氏が、石切場跡を再利用して開いた長さ150mの洞窟内には、数多くの石仏などが安置されており、そのインパクトのあるシーンは国内外のSNSで話題を集めている。
天井や壁に刻まれた作品のすべては、石工の職人たちがノミでひとつずつ作り上げた芸術的価値の高い彫刻ばかり。気の遠くなるような年月をかけて築き上げられていて、仏教の世界観を表現するほか、地獄と極楽の描写をリアルに伝えるなど、思わず見入ってしまう完成度の高さが魅力だ。
また屋外には、世界平和がテーマの「釈迦牟尼大仏」がお出迎え。1983年に建立が計画されてから、現在もなお未完成だが高さ15mにもおよぶ仏頭のスケールの大きさには圧巻!
日本の仏教芸術の素晴らしさを感じさせてくれ、幽玄の世界へと導いていく歴史あるスポットは、国籍や宗派に関係なく、多くの人におすすめ。
ポイント
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石切場跡を再利用した、長さ150mの洞窟内に数多くの石仏などを安置。
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石工の職人が天井や壁にノミで刻み込んだ作品の完成度の高さに驚き。
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国籍や宗派に関係なく、多くの人におすすめ。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- ハニベ巌窟院
- 郵便番号
- 923-0065
- 住所
- 石川県小松市立明寺町イ1
- 電話
- 0761-47-3188
- 定休日
- 無休
- 時間
- 9:00~17:00(10~3月は~16:00)
- 料金
- 大人800円、小人500円
- アクセス
- JR北陸本線・IRいしかわ鉄道線「小松」駅からタクシーで10分
- クレジットカード
- 不可
- 公式サイト
- 公式サイト