
沖縄本島のほぼ中央に位置する宜野座村にある漢那ダム。中南部の都市圏からも近く、美しい自然に恵まれた北部地域にあることから、ダムを地域のシンボルや観光資源として捉え、国内の大型ダムでは、初めて景観や生態系の保全といった周辺の自然環境に配慮したダムとなっている。
漢那ダムには、匍匐(ほふく)魚道と呼ばれる日本で初めて採用されたカニや魚などが河川と海を行き来できる魚道が整備されているほか、ダムの建設前に存在したマングローブ林を地元の小学生たちと植林して復元。ダムの直下でマングローブが観察できるのは、国内でも漢那ダムと金武町の金武ダム2箇所だけとなっている。また、ダムの上流に行くと、ダム建設前に存在した湿地帯を人工的に拡大してビオトープとして造成した第2貯水池(めだかの学校)があり、ボードウォークを歩いての水生生物観察や野鳥観察小屋から野鳥の観察も可能となっている。
下流から見える石積み模様は、布積みと呼ばれる15世紀の琉球王国のグスク(城)、世界遺産の中城城の城壁をモチーフにしているほか、アーチ形状の橋などダムに曲線的なデザインを使用し、柔らかさと美しさを表現。バルブ室やゲート室は赤瓦の屋根にシーサーが置かれ、沖縄らしさあふれる雰囲気。また、ダム湖(かんな湖)は「ダム湖百選」に選ばれている。
ダム管理庁舎に隣接する漢那ダム資料室では、ダムや水、生物に関する資料展示と音声案内による学習を体験。漢那ダム周辺に生息するオオウナギなど、多数の大型水槽展示があり、ちょっとした水族館気分を味わいながら、子どもから大人まで楽しめる。
周辺にはダム全体の姿や金武湾を一望できる左岸展望台や芝生が広がる湖畔公園などが造られ、自然の散策やキャンプなど、自然の中でのんびりと過ごすのにもってこいの環境だ。
ポイント
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沖縄本島中央の宜野座村にあるダム。
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国内のダムでは初めて景観設計や周辺の自然環境に配慮。
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琉球王国の中城城の石積みをデザインに取り入れている。
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ダム湖は「ダム湖百選」に選ばれている。
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周辺には公園や第二貯水池、展望広場が整備され、公園内でのキャンプ、湿地での生物観察などの自然散策でのんびり過ごせる。
写真
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中城城の石積みをモチーフにしたデザインのダム
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ダム直下のバルブ室は赤瓦の屋根とシーサーが特徴
公式FAQ
よくある質問に対する掲載施設の回答です。
Q
エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?
ありません。
Q
トイレはありますか?
2箇所あります。(資料館外、湖畔公園内)
Q
喫煙スペースはありますか?
ありません。
Q
周辺に観光スポットはありますか?
道の駅ぎのざ、漢那ビーチ、松田鍾乳洞、タピックタラソセンター宜野座などがあります。
Q
湖畔公園内でキャンプはできますか?
1週間以上前までの申請、使用条件を満たした利用の確認・承諾により、無料でキャンプができます。(詳細は公式サイトをご確認ください。)
Q
ダムのカードは配布していますか?
漢那ダム管理支所でダムカードとインフラカードを配布しています。(配布は、休日の土日祝祭日を含む、毎日8:30〜17:15ですが、休日は、点検のため不在の場合があります。)
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 漢那ダム
- 郵便番号
- 904-1304
- 住所
- 沖縄県国頭郡宜野座村漢那 中山原2015-2
- 電話
- 0980-53-6321(内閣府沖縄総合事務局 北部ダム統合管理事務所 漢那ダム管理支所)
- 定休日
- 無休
- 時間
- 散策自由
- 料金
- 無料
- アクセス
- 沖縄自動車道・宜野座ICから車で10分
- 公式サイト
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