【エリア別】横浜の魅力が詰まった人気観光スポット23選

【エリア別】横浜の魅力が詰まった人気観光スポット23選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

外国文化の影響を色濃く受けており、モダンで異国ムード漂う街並みが特徴の「横浜」。
みなとみらい21(通称:みなとみらい)、横浜中華街、赤レンガ倉庫など、観光スポットも数多く、グルメもショッピングも楽しめる。
この記事では、定番から穴場のスポットまで、横浜の魅力を余すことなく紹介しよう。
記事を参考に日帰りでも充分に楽しめる横浜観光に出かけてみてほしい。

横浜ってどんなところ?

横浜は、神奈川県の県庁所在地であり、日本で東京に次ぐ2番目に人口が多い都市。
東京湾に面した港町として発展し、歴史・文化・経済が融合した魅力あふれる街だ。
外国文化の流入により、異国情緒あふれる独自の景観とムードが形成され、今も港町としての歴史を残す一方、高層ビルやショッピングモールなどが建ち並び、近代的な魅力も感じられる。
とりわけみなとみらいは横浜を象徴するエリアで、夜になるとその景色は圧巻だ。
ビル群の明かりと海面に映る光が織りなす夜景は非常に美しく、一帯はロマンチックな雰囲気に包まれる。
観光はもちろん、デートや散策にもぴったりなエリアだ。

横浜・みなとみらいの夜景
横浜・みなとみらいの夜景

横浜へのアクセス

横浜の主要駅である横浜駅は、JR線、京急線、東急東横線、相鉄線、横浜市営地下鉄、みなとみらい線の日本最多6社の路線が乗り入れており、アクセスは良好。
さらに、横浜市内には東海道新幹線の停車駅である新横浜駅があり、京都や大阪といった関西方面からのアクセスもスムーズだ。

東京駅から横浜駅へのアクセス
約25分
京都駅から新横浜駅へのアクセス
新幹線で約1時間55分
新大阪駅から新横浜駅へのアクセス
新幹線で約2時間10分

横浜観光の主要交通手段

電車・バス・地下鉄が充実しており、市内の移動はとても便利。
特にみなとみらい線は、横浜駅から元町・中華街までを結び、観光スポットへのアクセスに最適だ。
また、有名スポットを巡る「あかいくつ」や「BAYSIDE BLUE」などの周遊・観光バスの利用もお勧め。
効率良く横浜を観光するために、以下の記事も参考にしてほしい。

【エリア別】横浜観光で外せない人気スポット

ここからは横浜の人気観光スポットをみなとみらいエリア、元町・中華街エリア、その他のエリアの3つに分けて紹介する。
これから紹介するエリアと定番スポットの特徴を知って、目的に合った最適なプランを立てて出かけよう。

横浜と言えばココ!みなとみらいエリアの人気観光スポット11選

異国情緒あふれる街並みや開放的な海辺の風景、多彩なグルメやレジャーが楽しめる横浜。なかでも、主な人気スポットが集まる「みなとみらいエリア」は、観光拠点として外せないエリアだ。
初めての横浜観光なら、これから紹介する「みなとみらいエリア」の定番観光スポットを中心に巡れば、このエリアの魅力を網羅できる。
家族連れやカップルに人気の施設も多く、散策の途中に心ときめく風景や体験と出合えるだろう。

1. 横浜ランドマークタワー

高さ296m、70階建ての横浜ランドマークタワーは、オフィス、ホテル、ショッピングモールが入ったみなとみらい地区のシンボル。
ランドマークプラザ内のショッピングモールには、国内外の人気ブランドのファッション、雑貨、アニメのキャラクターショップや、郵便局まで約160店舗が軒を連ねる。

観光・滞在・買い物・食事・文化を一度に体験し楽しめる超高層タワー
観光・滞在・買い物・食事・文化を一度に体験し楽しめる超高層タワー

2. 横浜赤レンガ倉庫

明治から大正にかけて日本が世界に誇る最新鋭の倉庫として活躍した赤レンガ倉庫。
当時の面影を生かした2棟の倉庫の中に、ショップやレストラン、多目的ホールなどを有するカルチャー&ショッピングスポット。

港のレトロな赤レンガ倉庫をリノベーションした文化・商業施設
©2020 YOKOHAMA RED BRICK WAREHOUSE 港のレトロな赤レンガ倉庫をリノベーションした文化・商業施設

3. 山下公園

横浜中華街から徒歩すぐの海沿いにある公園。関東大震災の瓦礫で海を埋め立てて1930年3月に開園した。
7.4ヘクタールの敷地に、広々とした遊歩道、花壇、噴水などがあり、横浜市民や観光客の憩いの場となっている。
横浜港やランドマークタワーなどのビル群など横浜を代表する美しい景色が素晴らしく、日中はもちろん、夜景も人気。

横浜港に面した憩いのスポット
横浜港に面した憩いのスポット

4. 横浜アンパンマンこどもミュージアム

「それいけ!アンパンマン」の世界や、アンパンマンたちとふれあえるミュージアム(3F)。
大人気の「アンパンマン」や「ばいきんまん」などが登場し、子供たちがアンパンマンたちと一緒に歌ったり踊ったりできるステージなどが行われる。
子供たちが、探検したり、体を動かしたり、お店屋さんごっこしたりできる遊具や遊び場がたくさん。

人気アニメーション「それいけ!アンパンマン」の世界が楽しめるミュージアム
人気アニメーション「それいけ!アンパンマン」の世界が楽しめるミュージアム

5. カップヌードルミュージアム 横浜

世界初のインスタントラーメンを発明した日清食品の創業者、安藤百福の「創造的思考」を数々の展示を通じて体験できる。
粉をこねるところから作る「チキンラーメンファクトリー」や、オリジナルのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」が特に人気。

見て、さわって、遊んで、食べて、楽しみながら発明・発見のヒントを学べる体験型食育ミュージアム
見て、さわって、遊んで、食べて、楽しみながら発明・発見のヒントを学べる体験型食育ミュージアム

6. よこはまコスモワールド

大観覧車やジェットコースターなどの迫力あふれる乗り物から、ゲームやお化け屋敷、VRや3Dによるヴァーチャル・リアリティが楽しめるアトラクション、子どもも楽しめるメリーゴーランドやキャラクターカーまでが揃った都市型立体遊園地。
大観覧車「コスモクロック21」では、約15分間の空中散歩を楽しめ、横浜のランドマークを一望できる人気のアトラクション。

横浜のシンボルともいわれる大観覧車が目印の遊園地
横浜のシンボルともいわれる大観覧車が目印の遊園地

7. 横浜美術館

7つの展示室と蔵書11万冊以上の美術情報センター、さまざまなワークショップを行うアトリエを有する。
近現代美術、写真など、国際港都横浜らしい世界的な視野の企画など、さまざまな企画展を開催。
ピカソから奈良美智、絵画から工芸品まで多様な作品を所蔵し、常時100~200点を展示している。

特徴ある外観に1万2000点を超えるコレクションと多彩な企画展を誇る美術館
特徴ある外観に1万2000点を超えるコレクションと多彩な企画展を誇る美術館

8. 横浜みなとみらい 万葉倶楽部

近未来的な雰囲気をもつ横浜みなとみらいにある、地上8階建ての温浴施設。
和の情緒あふれる広々とした空間には、温泉空間をはじめエステやタイ古式マッサージなどのリラクゼーション施設、岩盤浴、食事処などさまざまな魅力を備える。
メダルゲームやパチンコなどさまざまな最新機種がそろうゲームコーナーも人気。

1日中ゆったり過ごせる、街中の温泉空間
1日中ゆったり過ごせる、街中の温泉空間

9. 横浜港 大さん橋 国際客船ターミナル

世界各国のクルーズ船が寄港する客船ターミナル。
1階が駐車場、2階が出入国ロビーとホール、屋上に広場と送迎デッキがある。
屋上は波のうねりをイメージした形状、建物内部は柱のない抜け感のある造りになっている。
海や船を眺めることができる屋上では、さまざまなイベントも開催される。

豪華客船を見ながら海辺の散歩が楽しめるターミナル
豪華客船を見ながら海辺の散歩が楽しめるターミナル

10. YOKOHAMA AIR CABIN

JR桜木町駅前の駅舎「桜木町駅」と新港地区の運河パークにある駅舎「運河パーク駅」を結ぶ「YOKOHAMA AIR CABIN」。
全長は約630m、最大高さ約40m、片道約5分で移動することができる。
車窓からは、「よこはまコスモワールド」の大観覧車「コスモクロック21」や「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」などをはじめ、横浜・みなとみらいを代表する美しい街並みが広がる。

世界最先端の都市型循環式ロープウェイに乗って、横浜・みなとみらいの魅力的な景観を楽しもう
世界最先端の都市型循環式ロープウェイに乗って、横浜・みなとみらいの魅力的な景観を楽しもう

11. 野毛山動物園

横浜市街が一望できる高台にある野毛山公園。その敷地内にあるのが野毛山動物園だ。
1951年に開園、キリンやライオン、レッサーパンダなど、約80種、1,800点の動物が飼育されている。
横浜の中心部にありながら、無料で入園できるのも魅力で、モルモットやハツカネズミなど、小動物とふれ合える「なかよし広場」が人気。

無料で動物を間近に観ることができる動物園
©Takashi Yanase/Froebel-kan,TMS,NTV 無料で動物を間近に観ることができる動物園

多様な魅力を感じられる元町・中華街エリアの人気観光スポット5選

みなとみらいからほど近く、電車で数分の場所にある元町・中華街は、異国情緒と洗練された街並みが魅力の観光エリアだ。
駅周辺には、歴史や文化を感じられるスポットから、買い物や食べ歩きを楽しめるエリアまでがコンパクトに集まっている。
みなとみらいとあわせて巡れば、横浜の多彩な魅力をより深く味わえるだろう。
ここでは、そんな元町・中華街エリアの人気観光スポットを紹介していく。

1. 横浜中華街

日本三大中華街の一つである「横浜中華街」は、数多くの中華料理店がならぶ街。
テイクアウトグルメや食べ放題で味わえるリーズナブルな料理から、本格的な中華料理まで、予算に合わせた楽しみ方が可能。
中華ならではの美味しい食材や、雑貨などを購入できるお土産屋さんも充実。

日本三大中華街の一つ。本格的な中華料理を味わえる街
日本三大中華街の一つ。本格的な中華料理を味わえる街

2. 横浜元町ショッピングストリート

150年以上前にさかのぼる横浜開港当時、外国人御用達の店が集まって発達した商店街。
西洋風の洗練された雰囲気が漂う全長600mのメイン通りには、アパレルや雑貨店、インテリアショップやアクセサリー店などバラエティ豊かな高感度ショップが軒を連ねる。
表通りはもちろん、裏通りにも個性豊かなショップが並ぶので、たっぷり時間をとって楽しみたい。

異国情緒たっぷりのストリートでショッピングを満喫
異国情緒たっぷりのストリートでショッピングを満喫

3. 港の見える丘公園

横浜港を見下ろす小高い丘にある公園。
開港当時、外国人居留地として、丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していた場所であり、「フランス山」や「横浜市イギリス館」などがある。
展望台からは、「港の見える丘公園」という名前の通り、海まで一望することができる。

バラの名所であり、横浜港の美しい夜景が見渡せる公園
バラの名所であり、横浜港の美しい夜景が見渡せる公園

4. 元町公園

横浜山手地区に位置し、自然、歴史、現代的な施設が調和する元町公園。
深い緑に包まれ、3月下旬から4月上旬には桜の名所として多くの人びとを魅了する。
園内には美しい水景施設があり、訪れる人々に憩いと安らぎを与える。

20世紀初頭の横浜を肌で感じる歴史的建築物が点在する公園
20世紀初頭の横浜を肌で感じる歴史的建築物が点在する公園

5. 横浜マリンタワー

横浜開港100周年を記念して昭和36年(1961)に建設された横浜マリンタワー
灯台をイメージした高さ106mの姿はベイエリアのさまざまな場所から目にすることができ、横浜のシンボルのひとつとして市民から愛されている。
2022年に行われたリニューアルで、より魅力的なスポットへと生まれ変わった。

リニューアルで楽しみ方倍増! 横浜港のシンボル的タワー
リニューアルで楽しみ方倍増! 横浜港のシンボル的タワー

穴場スポットを知りたい人は必見!その他エリアの人気観光スポット7選

みなとみらいや元町・中華街エリアだけでなく、新横浜駅周辺や横浜の南部にも見どころが多い。
緑豊かな自然に癒される場所や、家族で楽しめる体験型の施設、四季折々の花々が彩る庭園など、街なかとはまた違った表情を見せてくれる。
みなとみらいや元町・中華街など市街地を満喫したあとは、少し足を延ばして、そんな横浜のもうひとつの魅力に触れてみてほしい。
横浜に1泊以上するなら、これから紹介する人気観光スポットを巡るプランもお勧めだ。

1. よこはま動物園ズーラシア

「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに、世界中の野生動物を展示、飼育、繁殖させている。
「アジアの熱帯林」「日本の山里」「アフリカのサバンナ」など、世界の気候や地域別にゾーニングされ、動物を追って世界旅行するような気持ちになれる。
インドゾウからホッキョクグマまで、世界中の約100種の動物と会える。

世界中の野生動物に会える国内最大級の動物園
世界中の野生動物に会える国内最大級の動物園

2. 原鉄道模型博物館

世界的に著名な鉄道模型製作者であり収集家の原信太郎氏が製作・所蔵した鉄道模型と鉄道に関するコレクションを公開する博物館。
原氏自身が製作し、日本をはじめ、ヨーロッパやアメリカなど世界の鉄道車両を忠実に再現した鉄道模型は収蔵数約1,500両、展示数約1,000両。

世界的鉄道模型製作者・収集家の膨大なコレクションを公開
世界的鉄道模型製作者・収集家の膨大なコレクションを公開

3. 新横浜ラーメン博物館

世界各地のご当地ラーメン店が集結した、ラーメンをテーマにした博物館。飛行機に乗らずに、各地にある名店の味を楽しめる。
それぞれのお店で、ミニラーメンも用意されているので、食べ比べもお勧め。
館内は昭和33年のレトロな町並みが再現されている。

国内外の選りすぐりのラーメンが食べられる世界初のフードアミューズメントパーク
国内外の選りすぐりのラーメンが食べられる世界初のフードアミューズメントパーク

4. 三溪園

文人にして実業家の原三溪によって造られた日本庭園。
17万5000㎡の広大な園内に、京都や鎌倉などから移築された国の重要文化財などの建築物が、巧みに配置されている。
園内では季節ごとにさまざまな花が咲き、それらの花を楽しむ催しが開かれている。

四季折々の自然と日本古来の建築物が美しい調和を見せる日本庭園
四季折々の自然と日本古来の建築物が美しい調和を見せる日本庭園

5. 横浜イングリッシュガーデン

横浜イングリッシュガーデンは、約2,200品種のバラを中心に、四季折々の草花が咲き誇る英国式庭園だ。
春から秋にかけては、香り高いバラが園内を彩り、特に入口から続くつるバラのトンネルは訪れる人々を魅了する。
初夏には300品種ものアジサイが見頃を迎え、バラとの共演が楽しめる。
園内にはカフェやショップも併設されており、花々を眺めながらのティータイムや、ガーデニング雑貨の購入も可能だ。横浜駅から無料送迎バスが運行されており、アクセスも良好。
都会の喧騒を忘れ、自然の美しさに癒されるひとときを過ごせるスポットとして、多くの人々に親しまれている。

春から秋にかけて香り高いバラが園内を彩る英国式庭園
春から秋にかけて香り高いバラが園内を彩る英国式庭園

6. こどもの国

1965年に開園。横浜市青葉区と東京都町田市にまたがる、多摩丘陵の自然を生かした100万平方メートルもの広大な遊び場で、牧場やミニ動物園、プール、スケート場をはじめ、たくさんの遊具やサイクリング、アスレチックなどが楽しめる。
迷路や115mローラー滑り台など、遊具も充実。

丘陵の自然を生かした広大な遊び場で、家族で1日遊べるスポット
丘陵の自然を生かした広大な遊び場で、家族で1日遊べるスポット

7. 横浜・八景島シーパラダイス

横浜市金沢区にある「横浜・八景島シーパラダイス」は、水族館やアトラクション、レストラン、ショッピングストア、ホテルなどを併設した複合型海洋レジャー施設だ。
「シーパラ」の愛称で親しまれるこちらは、700種12万点の生きものが暮らしている「アクアミュージアム」、さまざまな視点からイルカの様子を観察できる「ドルフィンファンタジー」、海の生き物たちとのふれあいが楽しめる「ふれあいラグーン」、“海育”をテーマにした「うみファーム」と、異なる4つのテーマの水族館が目玉。

日本最大級の水族館は見どころいっぱい!「海・島・生きもの」のテーマパーク
日本最大級の水族館は見どころいっぱい!「海・島・生きもの」のテーマパーク

横浜の人気観光スポットを巡る日帰りモデルコース

みなとみらいを中心に、横浜の人気観光スポットを日帰りで巡るモデルコースをご紹介。
このモデルコースの内容を参考にすれば、横浜の魅力を満喫できるはずだ。

9:40
JR横浜駅からスタート
10:00
「横浜ランドマークタワー」で絶景を楽しむ
10:30
「クイーンズスクエア横浜」でショッピングを満喫
11:20
「YOKOHAMA AIR CABIN」から横浜の街並みを一望
11:50
「横浜中華街」で中華料理を味わう
13:50
「横浜元町ショッピングストリート」で買い物を満喫
15:50
「山下公園」で様々な景観を楽しむ
16:50
「横浜赤レンガ倉庫」でお土産を購入
18:20
「万国橋」で美しい夜景を鑑賞

雰囲気も楽しみたい人にお勧め!横浜の人気飲食店3選

横浜には多くの飲食店があるが、なかでも地元客にも支持を得ている人気飲食店を厳選して3つ紹介する。
老舗中華の名店や歴史あるホテルのカフェ、異国情緒ただよう洋館レストランなど、味だけでなく雰囲気も楽しめる。
横浜を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってその魅力を堪能してほしい。

1. 重慶飯店 本館

1959年オープンの四川料理店。2018年に創業60周年を記念し、創業の地に旗艦店としてオープンした7階建ての本館は世界的デザイナー、アラン・チャンが手掛けた重厚感漂う外観と落ち着いた雰囲気の内装が特徴。
ビルの6・7階は個室や特別室が充実した「横濱賓館」として営業。メニューは昼・夜ともにコースとアラカルトが注文可能。

スタイリッシュな空間で本場の味を堪能できる四川料理の老舗
スタイリッシュな空間で本場の味を堪能できる四川料理の老舗

2. ホテルニューグランド「コーヒーハウス ザ・カフェ」

横浜の象徴「ホテルニューグランド」1Fにあるカフェレストラン。
ここでは、洋食や伝統のフレンチをアレンジしたメニューなどを提供している。
特に有名なのは、このホテル発祥の「シーフードドリア」「スパゲッティ ナポリタン」「プリン・ア・ラ・モード」の3つだ。
「シーフードドリア」はご飯の上にたっぷりのシーフード、魚介の旨味がつまったソースとなめらかなグラタンソースをかけて焼き上げた1品。

日本の洋食文化を代表する、名物料理を味わう
日本の洋食文化を代表する、名物料理を味わう

3. 山手十番館 レストラン&カフェ

昭和42年(1967)、明治100年を記念して横浜開港当時の外国商館を模して建てられた「山手十番館」。山手の丘陵地の上にあり外国人墓地をすぐ目の前に臨むこの洋館は、1階がカジュアルなカフェ、2階がランチ・ディナーを愉しめるフレンチレストランとなっており、緑あふれる庭園を心地よい風が吹き抜ける。

山手の丘に佇む歴史ある洋館レストラン
山手の丘に佇む歴史ある洋館レストラン

横浜の飲食店をもっと知りたい人にお勧めの記事

横浜には、ここでは紹介しきれなかった魅力的なグルメや飲食店がまだまだある。
ご当地グルメ別にお勧めの飲食店を紹介している、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。

観光の合間に楽しもう!横浜の定番ショッピングスポット3選

横浜の人気観光エリアには、買い物だけでなくグルメや景色も楽しめる複合型のショッピングスポットが揃っている。
ここでは海辺のロケーションや開放感のある空間、多彩なショップが訪れる人を魅了する横浜の定番ショッピングスポットを3つ紹介。
観光の合間に立ち寄れば、より充実した時間を過ごせるはずだ。

1. MARK IS みなとみらい

横浜の観光地として知られるみなとみらいエリアに位置する商業施設。地下4階から地上6階までの広大なフロアに、ファッション、雑貨、食品、レストランなど、約175店舗が集結。
5階の映画館「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」では最新鋭の没入音響体感シートを全席に導入。
シート自体にスピーカーが内蔵されており、臨場感のある映像と音響で今までにない映画体験ができる。

ショッピング、グルメ、エンターテインメントが揃う、みなとみらいエリア最大級の商業施設
ショッピング、グルメ、エンターテインメントが揃う、みなとみらいエリア最大級の商業施設

2. 横浜ワールドポーターズ

「いろんな世界がここにある」をコンセプトに、1999年にオープンしたショップや飲食店の複合施設。
横浜港に面した再開発地区「みなとみらい21」の1角にあり、周辺の横浜赤レンガ倉庫やよこはまコスモワールドなどとともにショッピングやデートの定番スポットになっている。
みなとみらい駅から徒歩5分という好立地の施設に入居するのは、ファッション、インテリア、雑貨など個性豊かなショップ約150店舗。

家族連れにもデートにも人気のエンタメ&ショッピングモール
家族連れにもデートにも人気のエンタメ&ショッピングモール

3. MARINE & WALK YOKOHAMA

横浜赤レンガ倉庫に隣接する「MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)」は“海沿いの倉庫街に街路をつくる”という発想から生まれたオープンモール。海外の街並みを思わせる開放感あふれるモールには、オーシャンビューのカフェやレストランのほか、インポートブランドを扱うハイセンスなセレクトショップやライフスタイルショップなど大人が楽しめる多彩な店舗が20以上揃う。

横浜港に面した海辺のオープンモール
横浜港に面した海辺のオープンモール

横浜のショッピングスポットをもっと知りたい人にお勧めの記事

ショッピングを中心に横浜を楽しみたい人は、特に人気の高いショッピングスポットを紹介している、こちらの記事も参考にしてほしい。

上質なホテルステイを叶える横浜で人気の宿泊施設3選

横浜観光の拠点として便利なみなとみらいエリアには、洗練された空間と上質なサービスが魅力の宿泊施設がそろっている。
滞在そのものを楽しめる宿泊施設に泊まるのも、横浜旅行の楽しみ方のひとつだ。
これから紹介する3つの人気の宿泊施設をぜひ、観光拠点にしてみてほしい。

1. ホテルニューグランド

日本のクラシックホテルの代表であり、海を望む名所「山下公園」の真向かいに建つ港町横浜のランドマーク。
関東大震災からの復興の象徴として昭和2(1927)年に開業した本館と、平成3(1991)年に完成した眺望抜群の18階建てタワー館からなる。

横浜港のシンボルである日本を代表するクラシックホテル
写真提供:ホテル、ニューグランド 横浜港のシンボルである日本を代表するクラシックホテル

2. ハイアット リージェンシー 横浜

駅からも近く、山下公園や横浜中華街、みなとみらいなど横浜の人気観光地が徒歩圏内と、好アクセスの場所に位置する。
315室の客室は全室37平米以上の広さがあり、和の伝統美と西洋のデザインの融合が生み出す洗練された異国情緒を感じさせる。

和の伝統美とモダンが調和する客室でラグジュアリーな極上ステイ
和の伝統美とモダンが調和する客室でラグジュアリーな極上ステイ

3. 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ

横浜駅西口から地下街や屋根付きの通路で徒歩約1分。
雨の日でも濡れずチェックインでき、快適な横浜での滞在を叶える28階建ての高層ホテル。
横浜市内でも屈指の広さを誇る贅沢なリビング空間から、横浜港・ベイブリッジ・みなとみらいなどさまざまな眺望が楽しめる。

美しい横浜港を一望できる、横浜駅直結のラグジュアリーホテル
美しい横浜港を一望できる、横浜駅直結のラグジュアリーホテル

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“らしさ“を感じられる横浜の定番土産3選

観光の締めくくりにぴったりなのが、横浜らしさを感じるお土産だ。
長年愛され続けている定番の品々は、上品な甘さや懐かしさを感じる味わいが魅力。
お土産選びに迷ったときは、これから紹介する誰に贈っても喜ばれる定番土産から選ぼう。

1. FRANÇAIS「横濱ミルフィユ」

「“果実”を楽しむ洋菓子ブランド」フランセ。世界の美食家が認める、最上品質の食品を評するコンクール「モンドセレクション」で高い評価を得ている。
神奈川土産におすすめなのが「横濱ミルフィユ」。味は「ミルク」と「紅茶」の2種類があり、それぞれのクリームをサクサクのパイでサンドしチョコレートで包んだ、上品な味わいを楽しめる一品。

サクサクのパイ生地とまろやかなクリームが相性抜群!
サクサクのパイ生地とまろやかなクリームが相性抜群!

2. 馬車道十番館「ビスカウト」

1967年創業の馬車道十番館は、明治の文明開化期に西洋文化が花開いた横浜・馬車道の歴史と趣を今に伝える洋館風レストラン。
赤レンガ造りの重厚な建物は、当時の面影を色濃く残し、訪れる人々にノスタルジックな空気を届けている。
そんな馬車道十番館を代表する銘菓が「ビスカウト」。
かつてポルトガルから伝わったとされる洋菓子に着想を得たサンドクッキーで、サクサクとした厚めのビスケットだ。
レモン・チョコレート・ピーナッツの3種のクリームをたっぷりと挟んであり、素朴で上品な甘さ、どこか懐かしさを感じさせる味わいが魅力。
レトロなパッケージデザインも人気の理由で、贈答用や横浜土産として長く親しまれている。

ガス灯の模様があしらわれた横浜らしい一品
ガス灯の模様があしらわれた横浜らしい一品

3. ありあけ「横濱ハーバー ダブルマロン」

横浜土産として長年愛されてきた「ありあけ」の代表銘菓が「横濱ハーバー ダブルマロン」。
横浜港を往来した客船をイメージしたパッケージとネーミングには、開港の歴史とロマンが込められている。
しっとりとしたカステラ生地の中には、刻み栗とまるごと栗の2種を使った栗餡が贅沢に包まれ、口に入れた瞬間にやさしい甘さと栗の風味が広がる。
素材の良さを活かしたしっとり感とやわらかな口どけが特徴で、世代を問わず親しまれている。
手に取りやすい個包装と、上品でクラシカルなデザインも魅力のひとつ。
横浜らしさを感じられる味とビジュアルがそろい、贈り物や手土産にぴったりの逸品だ。

刻んだ栗を入れた自家製ハーバー餡は一度食べたらやみつき
刻んだ栗を入れた自家製ハーバー餡は一度食べたらやみつき

見どころが盛りだくさん!横浜の有名なイベント5選

四季折々に開催される横浜のイベントは、花や光、伝統や国際色など見どころ満載。
時期が合えば、地元の熱気と華やかな街並みに触れられる絶好のチャンス。
これから紹介する横浜で有名な5つのイベントは、旅の思い出をさらに彩ってくれるはず。

1. みなとみらい21 さくらフェスタ

「みなとみらい21 さくらフェスタ」は、横浜の中心エリアで春に開催される桜のイベント。
例年3月下旬から4月上旬にかけて、さくら通り沿いの約500メートルにわたる桜並木が見ごろを迎える。
会場はJR桜木町駅とみなとみらい駅を結ぶエリアで、アクセスも良好。
期間中は桜のライトアップが実施され、夜には幻想的な雰囲気が広がる。
また、週末には歩行者天国となり、パレードや音楽演奏、キッチンカーの出店なども行われる。
都市景観と桜が調和する春のひとときは、地元住民にも観光客にも人気が高い。
花見をしながら横浜らしい街並みを楽しめるのが、このイベントならではだ。

500メートルの桜並木が続くさくら通り
500メートルの桜並木が続くさくら通り

2. ザ よこはまパレード(国際仮装行列)

「ザ よこはまパレード」は、1953年から続く横浜の春を代表するイベントで、「国際仮装行列」とも呼ばれる。
例年5月3日の憲法記念日に開催され、山下公園を起点に馬車道や伊勢佐木町を巡る約3.4kmのコースで華やかなパレードが展開される。
市民団体や企業が工夫を凝らしたフロートや衣装で参加し、音楽隊やダンスチームが沿道を盛り上げるのが特徴。
観客は沿道から自由に観覧でき、街全体が祝祭ムードに包まれる。
多文化都市・横浜らしい国際色豊かな演出も見どころで、子供から大人まで幅広い層が楽しめるイベントとなっている。

仮装行列で賑わう「赤レンガ倉庫」前
仮装行列で賑わう「赤レンガ倉庫」前

3. 横浜開港祭

横浜港の開港を祝う市民参加型のビッグイベントが「横浜開港祭」だ。
毎年6月上旬に臨港パークや新港地区を中心に開催され、多彩なステージパフォーマンスやマリンイベント、グルメブースが並び、会場は多くの人々でにぎわう。
夜には華やかな花火が横浜の夜空を彩り、開港の歴史にふさわしい感動的なフィナーレを演出する。
港町ならではの開放感あふれる雰囲気の中で、音楽や食、文化に触れられるのが魅力。
周辺施設と連携した企画や体験型コンテンツも充実しており、朝から夜まで、何度でも足を運びたくなる楽しさが詰まっている。

多くの人々で賑わう「横浜開港祭」会場
多くの人々で賑わう「横浜開港祭」会場

4. 横浜ナイトフラワーズ

花と光が織りなす幻想的な夜を演出する、横浜ならではのナイトイベントの「横浜ナイトフラワーズ」。
主な会場は、みなとみらい、日本大通り、山下公園など市内のランドマークエリアだ。
開催時期は春から初夏にかけてで、季節に合わせた花々と光の演出が街を彩る。
プロジェクションマッピングやイルミネーション、水辺を活かした演出など、多彩な仕掛けが訪れる人々を非日常の世界へと誘う。
夜の横浜を歩きながら、日中とは異なる表情に出会えるのが最大の魅力。カップルや家族連れ、写真好きの旅行者にもお勧めだ。
観光の締めくくりに、ぜひ立ち寄りたいイベントとして注目されている。

花火大会と重なる日程では、花火と組み合わさった景色が見られる
花火大会と重なる日程では、花火と組み合わさった景色が見られる

5. みなとみらい大盆踊り

みなとみらい大盆踊りは、毎年8月下旬にパシフィコ横浜隣接の臨港パークで開催される夏の恒例イベント。
横浜港を望む開放的な会場にやぐらが設置され、地元の「アラメヤ音頭」や「ダンシングヒーロー」など、伝統と現代が融合した盆踊りを楽しめる。
初めての参加者でも踊りやすいよう、踊り手が見本を示してくれるため、誰でも気軽に参加可能。
会場には地元ホテルや飲食店によるキッチンカーが並び、横浜ならではのグルメを味わえる。
また、地元スポーツチームによるパフォーマンスステージなど、子どもから大人まで楽しめるプログラムが用意されている。
夜にはライトアップされたやぐらの下、潮風を感じながら踊るひとときが、夏の終わりを彩る。

心地よい潮風に吹かれながら盆踊りを楽しむ様子
心地よい潮風に吹かれながら盆踊りを楽しむ様子

横浜観光に関するよくある質問

Q

横浜市内でお勧めの交通手段は?

A

みなとみらい線などの電車を活用すれば効率よく巡れます。

Q

短時間で横浜を楽しみたい場合はどこに行けばいい?

A

みなとみらいエリアを中心にすると数時間でも横浜を体験できます。

まとめ

この記事では、横浜の定番スポットから人気スポットまで、バランスよく紹介してきた。
歴史と異国情緒が溶け合うこの街では、日帰りでも濃密な時間が過ごせるはずだ。
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