
横浜を観光するなら絶対に外せない厳選スポット19選
外国文化の影響を色濃く受け、モダンで異国ムードが漂う街並みが魅力の「横浜」。
みなとみらい21(通称:みなとみらい)、横浜中華街、赤レンガ倉庫など観光スポットが多く、グルメもショッピングも存分に楽しめる。
この記事では、マストで訪れたい観光スポットはもちろん、横浜の名店や人気の宿泊施設まで、初めての横浜でも魅力を堪能できる情報をまとめた。
ぜひ記事を参考に、横浜観光を満喫してほしい。
横浜ってどんなところ?
横浜は、神奈川県の県庁所在地であり、日本で東京に次ぐ2番目に人口が多い都市。
東京湾に面した港町として発展し、歴史・文化・経済が融合した魅力あふれる街だ。
外国文化の流入により、異国情緒あふれる独自の景観とムードが形成され、今も港町としての歴史を残す一方、高層ビルやショッピングモールなどが建ち並び、近代的な魅力も感じられる。
とりわけみなとみらいは横浜を象徴するエリアで、夜になるとその景色は圧巻だ。
ビル群の明かりと海面に映る光が織りなす夜景は非常に美しく、一帯はロマンチックな雰囲気に包まれる。
観光はもちろん、デートや散策にもぴったりなエリアだ。

横浜のおすすめの観光シーズンは?
横浜には見どころがたくさんあるため、四季を通じていつでも観光を楽しめる。
春は日本庭園のある三溪園で、花が咲き誇る美しい景色が見られたり、冬は赤レンガ倉庫で行われるクリスマスマーケットが楽しめたりと、シーズンごとに様々なイベントが開催されている。
横浜を観光する前に、どんなイベントが開催されているか調べておくと、より観光が楽しめるはずだ。
横浜の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、厚手のセーターやジャケット
横浜への移動方法は?
横浜の主要駅である横浜駅は、JR線、京急線、東急東横線、相鉄線、横浜市営地下鉄、みなとみらい線の日本最多6社の路線が乗り入れており、アクセスは良好。
さらに、横浜市内には東海道新幹線の停車駅の新横浜駅があり、京都や大阪といった関西方面からのアクセスもスムーズだ。
- 東京駅から横浜駅へのアクセス
- 約25分
- 京都駅から新横浜駅へのアクセス
- 新幹線で約1時間55分
- 新大阪駅から新横浜駅へのアクセス
- 新幹線で約2時間10分
横浜観光の主要交通手段
電車・バス・地下鉄が充実しており、市内の移動はとても便利。
特にみなとみらい線は、横浜駅から元町・中華街までを結び、観光スポットへのアクセスに最適だ。
また、有名スポットを巡る「あかいくつ」や「BAYSIDE BLUE」などの周遊・観光バスの利用もお勧め。
効率良く横浜を観光するために、以下の記事も参考にしてほしい。
初めて訪れる方向けに厳選!横浜の観光スポット19選
異国情緒あふれる街並みや開放的な海辺の風景、多彩なグルメやレジャーが楽しめる横浜。
主要観光スポットの集まる「みなとみらい」をはじめ、横浜駅周辺や郊外エリアにも見どころは点在している。
今回は、その中でも特にお勧めしたい観光スポットを厳選して紹介する。
1. 山下公園
横浜中華街から徒歩すぐの海沿いにある公園。関東大震災の瓦礫で海を埋め立てて1930年3月に開園した。
7.4ヘクタールの敷地に、広々とした遊歩道、花壇、噴水などがあり、横浜市民や観光客の憩いの場となっている。
横浜港やランドマークタワーなどのビル群など横浜を代表する美しい景色が素晴らしく、日中はもちろん、夜景も人気。

2. 横浜赤レンガ倉庫
明治から大正にかけて日本が世界に誇る最新鋭の倉庫として活躍した赤レンガ倉庫。
当時の面影を生かした2棟の倉庫の中に、ショップやレストラン、多目的ホールなどを有するカルチャー&ショッピングスポット。

3. 横浜中華街
日本三大中華街の一つである「横浜中華街」は、数多くの中華料理店がならぶ街。
テイクアウトグルメや食べ放題で味わえるリーズナブルな料理から、本格的な中華料理まで、予算に合わせた楽しみ方が可能。
中華ならではの美味しい食材や、雑貨などを購入できるお土産屋さんも充実。

4. 横浜元町ショッピングストリート
150年以上前にさかのぼる横浜開港当時、外国人御用達の店が集まって発達した商店街。
西洋風の洗練された雰囲気が漂う全長600mのメイン通りには、アパレルや雑貨店、インテリアショップやアクセサリー店などバラエティ豊かな高感度ショップが軒を連ねる。
表通りはもちろん、裏通りにも個性豊かなショップが並ぶので、たっぷり時間をとって楽しみたい。

5. カップヌードルミュージアム 横浜
世界初のインスタントラーメンを発明した日清食品の創業者、安藤百福の「創造的思考」を数々の展示を通じて体験できる。
粉をこねるところから作る「チキンラーメンファクトリー」や、オリジナルのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」が特に人気。

6. よこはまコスモワールド
大観覧車やジェットコースターなどの迫力あふれる乗り物から、ゲームやお化け屋敷、VRや3Dによるヴァーチャル・リアリティが楽しめるアトラクション、子どもも楽しめるメリーゴーランドやキャラクターカーまでが揃った都市型立体遊園地。
大観覧車「コスモクロック21」では、約15分間の空中散歩を楽しめ、横浜のランドマークを一望できる人気のアトラクション。

7. 横浜港 大さん橋 国際客船ターミナル
世界各国のクルーズ船が寄港する客船ターミナル。
1階が駐車場、2階が出入国ロビーとホール、屋上に広場と送迎デッキがある。
屋上は波のうねりをイメージした形状、建物内部は柱のない抜け感のある造りになっている。
海や船を眺めることができる屋上では、さまざまなイベントも開催される。

8. YOKOHAMA AIR CABIN
JR桜木町駅前の駅舎「桜木町駅」と新港地区の運河パークにある駅舎「運河パーク駅」を結ぶ「YOKOHAMA AIR CABIN」。
全長は約630m、最大高さ約40m、片道約5分で移動することができる。
車窓からは、「よこはまコスモワールド」の大観覧車「コスモクロック21」や「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」などをはじめ、横浜・みなとみらいを代表する美しい街並みが広がる。

9. 三溪園
文人にして実業家の原三溪によって造られた日本庭園。
17万5000㎡の広大な園内に、京都や鎌倉などから移築された国の重要文化財などの建築物が、巧みに配置されている。
園内では季節ごとにさまざまな花が咲き、それらの花を楽しむ催しが開かれている。

10. 横浜・八景島シーパラダイス
横浜市金沢区にある「横浜・八景島シーパラダイス」は、水族館やアトラクション、レストラン、ショッピングストア、ホテルなどを併設した複合型海洋レジャー施設だ。
「シーパラ」の愛称で親しまれるこちらは、700種12万点の生きものが暮らしている「アクアミュージアム」、さまざまな視点からイルカの様子を観察できる「ドルフィンファンタジー」、海の生き物たちとのふれあいが楽しめる「ふれあいラグーン」、“海育”をテーマにした「うみファーム」と、異なる4つのテーマの水族館が目玉。

11. よこはま動物園ズーラシア
「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに、世界中の野生動物を展示、飼育、繁殖させている。
「アジアの熱帯林」「日本の山里」「アフリカのサバンナ」など、世界の気候や地域別にゾーニングされ、動物を追って世界旅行するような気持ちになれる。
インドゾウからホッキョクグマまで、世界中の約100種の動物と会える。

12. 横浜ランドマークタワー 69階展望フロア「スカイガーデン」
横浜のシンボル、地上70階、高さ296mの超高層ビル横浜ランドマークタワーはショッピングモールや飲食店、クリニックなどが入った複合施設。
その地上69階に位置する「スカイガーデン」は、360度の大パノラマを堪能できる展望フロアだ。
横浜だけでなく、東京タワーやスカイツリー、房総半島や伊豆半島、天気が良い日は富士山も見ることができる。

13. 横浜アンパンマンこどもミュージアム
「それいけ!アンパンマン」の世界や、アンパンマンたちとふれあえるミュージアム(3F)。
大人気の「アンパンマン」や「ばいきんまん」などが登場し、子供たちがアンパンマンたちと一緒に歌ったり踊ったりできるステージなどが行われる。
子供たちが、探検したり、体を動かしたり、お店屋さんごっこしたりできる遊具や遊び場がたくさん。

14. 新横浜ラーメン博物館
世界各地のご当地ラーメン店が集結した、ラーメンをテーマにした博物館。飛行機に乗らずに、各地にある名店の味を楽しめる。
それぞれのお店で、ミニラーメンも用意されているので、食べ比べもお勧め。
館内は昭和33年のレトロな町並みが再現されている。

15. 港の見える丘公園
横浜港を見下ろす小高い丘にある公園。
開港当時、外国人居留地として、丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していた場所であり、「フランス山」や「横浜市イギリス館」などがある。
展望台からは、「港の見える丘公園」という名前の通り、海まで一望することができる。

16. 横浜マリンタワー
横浜開港100周年を記念して昭和36年(1961)に建設された横浜マリンタワー。
灯台をイメージした高さ106mの姿はベイエリアのさまざまな場所から目にすることができ、横浜のシンボルのひとつとして市民から愛されている。
2022年に行われたリニューアルで、より魅力的なスポットへと生まれ変わった。

17. 横浜ハンマーヘッド
2019年にみなとみらい地区の新港埠頭にオープンした「商業施設」「客船ターミナル」「ホテル」が一つになった日本初の複合施設。
施設名の由来は埠頭の先端に今もシンボルとして残る「ハンマーヘッドクレーン」。1970年代まで貨物の積み下ろしに活躍していた歴史的産業遺構だ。
20数店舗の飲食店が出店する商業施設エリア「ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT」は、目の前で製造過程が見られる「ファクトリー併設型」のショップが多数あるのが特徴で、見ているだけでも飽きない。

18. 元町公園
横浜山手地区に位置し、自然、歴史、現代的な施設が調和する元町公園。深い緑に包まれ、3月下旬から4月上旬には桜の名所として多くの人びとを魅了する。
園内には美しい水景施設があり、訪れる人々に憩いと安らぎを与える。
19世紀後半から20世紀初頭の外国人居留地の名残である「ジェラールの水屋敷跡」や、横浜に唯一残された関東大震災(1923年)前の外国人住宅「山手80番館遺跡」など、見どころいっぱいの歴史的遺構が目白押し。

19. 横浜橋商店街
横浜市営地下鉄・阪東橋駅から徒歩2分の場所にある、約130店舗が並ぶアーケード商店街。
全体の3分の1が生鮮食品店、残りの約半分が惣菜店で、ローカルフードの食べ歩きを楽しめる。
約90年の歴史を持ち、古くから横浜下町の“庶民の台所”として賑わってきた。
テレビで何度も紹介されている天丼の人気店「豊野丼」、うなぎ料理の「八舟」、そば処の「安楽」など、地域に根付いた飲食店が多いのも魅力だ。

- 住所
- 〒232-0022 神奈川県横浜市南区高根町1丁目4-4 横浜橋通商店街
- 営業時間
- 店舗によって異なる
横浜ですべきこと5つのこと
ここからは、横浜を観光するならプランに入れておきたい“5つのこと”を紹介する。
内容を参考にすれば、観光プランを迷わず立てられるだけでなく、横浜の魅力も存分に満喫できるだろう。
1. みなとみらいを散策して港町ならではの景色を楽しむ
横浜でも特に人気の高いエリア「みなとみらい」。
海沿いにはランドマークタワーや赤レンガ倉庫、大観覧車が建ち並び、港町ならではの景色が広がる。
レジャー施設や商業施設を巡りながら景色を楽しむのが横浜観光の定番だ。
みなとみらいは昼夜で表情が変わるのも魅力のひとつ。
夜になるとベイエリア一帯が光に包まれ、大観覧車のイルミネーションが夜景を彩る。
ロマンチックな雰囲気が漂い、デートスポットとしても人気が高い。

2. 元町・山手エリアの異国情緒あふれる街並みを歩く
元町から山手エリアにかけては、横浜らしい異国情緒を感じられる街並みが広がる人気エリア。
元町商店街には、洋館風の建物や老舗ショップが立ち並び、ショッピングや街歩きが楽しめる。
坂を上って山手エリアへ進むと、かつて外国人居留地として栄えた街並みが残り、横浜市イギリス館や山手111番館、ベーリック・ホールなど歴史ある洋館が点在する。
庭園や並木道が多く、緑に囲まれた静かな雰囲気の中で散策を楽しめるのも魅力だ。館内を無料公開している施設も多く、当時の建築様式や生活文化に触れられる。


3. 港の見える丘公園で横浜港を一望する
高台に位置する港の見える丘公園は、横浜港や横浜ベイブリッジ方面を望める人気のビュースポット。
展望エリアからは港を行き交う船や埠頭の景色を見渡すことができ、海と街並みが調和した横浜らしい景観が広がる。
園内には、ローズガーデンや四季の花壇が整備され、春と秋には色鮮やかなバラが咲き誇る。
外国人居留地時代の面影が残る木々に囲まれた散策道もあるので、横浜港を一望する絶景と共に園内の散策も満喫してほしい。

4. 横浜中華街で本格中華料理を味わう
横浜中華街は日本最大規模を誇る中華街。観光や街歩きと併せて、広東・四川・北京料理などの本格中華を楽しむのが定番だ。
小籠包や焼売、肉まん、炒飯などの定番メニューに加え、麺料理や中華スイーツまで幅広いグルメが揃う。
食べ歩きグルメも豊富で、小籠包や胡麻団子、杏仁ソフトは特に人気。
最近は好きな料理を好きなだけ味わえる食べ放題の店も増えているため、グループ旅行でも楽しみやすい。

5. 横浜郊外まで足を伸ばして開放的な時間を過ごす
横浜観光の定番は、これまで紹介してきた「みなとみらい」や元町・山手エリア、横浜中華街だ。
しかし、横浜の郊外にも魅力的なスポットが点在している。
例えば、「よこはま動物園ズーラシア」や「里山ガーデン」では、動物や植物にふれあいながら、開放的な時間を過ごせる。
横浜を代表する日本庭園「三溪園」では、四季の景観や歴史ある建物を静かな環境で楽しめる。
いずれも横浜市街地の観光とは異なる体験ができるスポットだ。
また、2027年には国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」の開催が予定されており、開発が進む瀬谷区にも注目したい。

特別な体験ができる横浜のスポット5選
数あるスポットや施設の中でも、“横浜ならでは”の特別な体験ができるスポットを厳選して紹介する。
せっかく横浜を観光するなら、これから紹介するスポットにも足を運んでほしい。
1. Shiseido Beauty Park
みなとみらい線「新高島」駅にある「Shiseido Beauty Park」。
「肌・身体・心がつながるサイエンスで あなただけの美が、目を醒ます。」がコンセプトの資生堂の体験型ビューティー施設だ。
肌・身体・心の美と健康をつくる新しい食体験を提供する「Kitchen Lab」、見るだけで心身に良い影響を与える「AWE」に着目した映像体験ができる「Art & Science Lab」と、研究所発の「世の中にない」を共創するビューティープロダクツを体験できる実験基地「fibona Lab」などがある(要事前予約/有料)。

2. 原鉄道模型博物館
世界的に著名な鉄道模型製作者であり収集家の原信太郎氏が製作・所蔵した鉄道模型と鉄道に関するコレクションを公開する博物館。
原氏自身が製作し、日本をはじめ、ヨーロッパやアメリカなど世界の鉄道車両を忠実に再現した鉄道模型は収蔵数約1,500両、展示数約1,000両。
架線から電気を取り込み、鉄のレールの上をガタンゴトンと音を立てて走行する様子は本物さながら。

3. 野毛一番街
昔ながらの大衆居酒屋から新しいおしゃれな飲食店まで、約600軒もの店がひしめき合う“はしご酒の聖地”として知られるエリア「野毛」。
その「野毛本通り」に位置する横丁スタイルの飲食街が「野毛一番街」だ。
施設内には、串焼き・焼き鳥・肉バル・海鮮・串揚げ・韓国料理といった、さまざまなジャンルの6店舗が集結。
どの店舗も賑やかで、居酒屋ならではの雰囲気に包まれているのも魅力のひとつ。
ディープな場所で多彩な料理とお酒を味わう“飲み歩き”を楽しめる。

4. シーバス
横浜駅東口・みなとみらい・赤レンガ倉庫の3つの観光地を結ぶシーバス。
目的地へ向かいながら、横浜港の景色を眺めるちょっとしたクルーズを楽しめる。
客室は水面とほぼ同じ目線にあり、他の移動手段とは異なる高さから横浜の景色を味わえる。
船内は空調を完備しているため、どの季節でも快適に利用できるのも嬉しいポイントだ。
また、後部デッキでは潮風を感じながらクルージングを楽しめる。
毎週末(金・土・日)には夜間運行があり、横浜の夜景名所をガイド付きで巡れる。

5. 元町・山手地区
横浜中華街の南側に広がる小高い丘の上が山手地区。安政6(1859)年の開港後、関内に続いて、海を望むこの地が外国人居留地となった。
明治42 (1909) 年建造の木造和洋折衷住宅「山手資料館」をはじめ、当時の面影を残す多くの洋館が残され、あるいは移築されて緑の中に点在する。
個人宅以外の多くはショップやギャラリー、カフェとなっていて内部も見られる。

グルメも楽しみたいなら横浜で訪れるべき名店5選
歴史的背景もあり、横浜では日本料理だけでなく中華料理、洋食など様々なジャンルのグルメを楽しめる。
横浜に数ある飲食店の中から特にお勧めの名店を厳選して紹介しよう。
1. 重慶飯店 本館
1959年オープンの四川料理店。2018年に創業60周年を記念し、創業の地に旗艦店としてオープンした7階建ての本館は世界的デザイナー、アラン・チャンが手掛けた重厚感漂う外観と落ち着いた雰囲気の内装が特徴。
ビルの6・7階は個室や特別室が充実した「横濱賓館」として営業。メニューは昼・夜ともにコースとアラカルトが注文可能。

2. ホテルニューグランド「コーヒーハウス ザ・カフェ」
横浜の象徴「ホテルニューグランド」1Fにあるカフェレストラン。
ここでは、洋食や伝統のフレンチをアレンジしたメニューなどを提供している。
特に有名なのは、このホテル発祥の「シーフードドリア」「スパゲッティ ナポリタン」「プリン・ア・ラ・モード」の3つだ。
「シーフードドリア」はご飯の上にたっぷりのシーフード、魚介の旨味がつまったソースとなめらかなグラタンソースをかけて焼き上げた1品。

3. 山手十番館 レストラン&カフェ
昭和42年(1967)、明治100年を記念して横浜開港当時の外国商館を模して建てられた「山手十番館」。
山手の丘陵地の上にあり外国人墓地をすぐ目の前に臨むこの洋館は、1階がカジュアルなカフェ、2階がランチ・ディナーを愉しめるフレンチレストランとなっており、緑あふれる庭園を心地よい風が吹き抜ける。

4. 荒井屋 本店
伊勢佐木長者町駅から徒歩約5分の場所にある「荒井屋 本店」は、1895年創業の老舗牛鍋店。
120年以上の歴史と伝統を先代から受け継いでおり、日本における牛鍋店のパイオニア的な存在と言っても過言ではない。魅力的なメニューが並ぶが、同店を代表する逸品「名代 牛鍋」のセットが特に人気だ。
こだわりの国産和牛はとても上品で柔らかく、秘伝の割り下への染み込み加減が絶妙で味わい深い。
豆腐やシラタキなどの具材も食感のアクセントとなり、牛肉のうまみがさらに増していく。

5. クイーン・アリス
横浜ベイホテル東急の3階に位置するフレンチレストラン。
「不思議の国のアリス」を思わせる空間で、日本の食文化に合わせた食材や調理法を取り入れた“日本人のためのフランス料理”を味わえる。
一流レストランで修行を重ねたシェフが提供するコース料理は、素材の持ち味を生かした、野菜たっぷりのボリュームあるメニューが揃う。
「皿の上の芸術」と呼ぶにふさわしい美しい盛り付けも魅力だ。
コースは複数のメニューから選べるプリフィックススタイルで、好みに合わせて料理を選べるのも嬉しいポイント。

買い物するならまずはココ!横浜の厳選ショッピングスポット5選
横浜は大型商業施設が多く、観光やグルメと併せてショッピングを楽しめるのも魅力のひとつ。
数あるスポットの中から、横浜で買い物したという満足感を得られる施設を厳選した。
1. 横浜ワールドポーターズ
「いろんな世界がここにある」をコンセプトに、1999年にオープンしたショップや飲食店の複合施設。
横浜港に面した再開発地区「みなとみらい21」の1角にあり、周辺の横浜赤レンガ倉庫やよこはまコスモワールドなどとともにショッピングやデートの定番スポットになっている。
みなとみらい駅から徒歩5分という好立地の施設に入居するのは、ファッション、インテリア、雑貨など個性豊かなショップ約150店舗。

2. MARINE & WALK YOKOHAMA
横浜赤レンガ倉庫に隣接する「MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)」は“海沿いの倉庫街に街路をつくる”という発想から生まれたオープンモール。海外の街並みを思わせる開放感あふれるモールには、オーシャンビューのカフェやレストランのほか、インポートブランドを扱うハイセンスなセレクトショップやライフスタイルショップなど大人が楽しめる多彩な店舗が20以上揃う。

3. MARK IS みなとみらい
横浜の観光地として知られるみなとみらいエリアに位置する商業施設。地下4階から地上6階までの広大なフロアに、ファッション、雑貨、食品、レストランなど、約175店舗が集結。
5階の映画館「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」では最新鋭の没入音響体感シートを全席に導入。
シート自体にスピーカーが内蔵されており、臨場感のある映像と音響で今までにない映画体験ができる。

4. クイーンズスクエア横浜
クイーンズスクエア横浜は、3つの超高層ビルから構成され、ショッピング、グルメ、エンタテインメント、宿泊までワンストップで満喫できる、みなとみらい駅直結の大型複合施設だ。
ショッピングの中心施設である「みなとみらい東急スクエア」には、ファッション、グルメ、雑貨、コスメなど、国内外の有名ブランドから専門店まで約120の専門店が揃い、幅広いニーズに応えてくれる。

5. 横浜ベイクォーター
横浜ベイクォーターは横浜駅直結で、シーバスの乗り場も併設されている海・港・都会的なおしゃれさを備えた横浜ならではのショッピングモール。インテリアショップとカフェやレストランが充実しているのも特徴。
約30店舗ほどのレストランやカフェがあるほか、キッチンカーも出店しておりテイクアウトして横浜ベイクォーター内の休憩ポイントやベンチで食べることも可能。

港町ならではの体験ができる!横浜の人気宿泊施設5選
横浜には様々なタイプの宿泊施設が集まっているが、その中でも特に横浜ならではの体験ができるホテルを厳選してご紹介。
いずれもラグジュアリーな空間だけでなく、横浜の美しい景色を楽しめる。
横浜に泊まるなら、ぜひこれから紹介する施設の中から選んでほしい。
1. ホテルニューグランド
日本のクラシックホテルの代表であり、海を望む名所「山下公園」の真向かいに建つ港町横浜のランドマーク。
関東大震災からの復興の象徴として昭和2(1927)年に開業した本館と、平成3(1991)年に完成した眺望抜群の18階建てタワー館からなる。
本館玄関より一歩足を踏み入れば感嘆のため息が漏れる。ベージュのタイルでできた大階段が目の前にそびえ、ニューグランドブルーと呼ばれる鮮やかな青色の絨毯が敷き詰められている。

2. インターコンチネンタル横浜Pier 8
横浜の新港ふ頭にある「インターコンチネンタル横浜Pier 8」は、国内でも希少な海上立地を誇るラグジュアリーホテル。
三方を水に囲まれた特別なロケーションが魅力で、横浜湾や街並みを存分に楽しめる。
全室46㎡以上の広さを持つゲストルームは、船旅をテーマにしたデザインで光と風を取り込んだ、これまでにない新しい空間を作り出す。
目の前に広がる開放的な港の景色、季節の移ろいを感じられる情緒的な風景など、贅沢なひとときを過ごせる。
館内には、地元の食材を使った料理を味わえるレストランやバーといった充実した施設が揃う。
特に宿泊者専用のルーフトップ「Rooftop 1859」では、横浜の夜景・海風を満喫できるのでお勧め。

3. 横浜ベイホテル東急
東急東横線・みなとみらい線みなとみらい駅から直結で徒歩約1分。
横浜の美しい夜景とオーシャンビューが堪能できるラグジュアリーなホテル。
みなとみらい地区のシンボルでもある華やかな大観覧車「コスモクロック21」を目の前に臨むウォーターフロントの好立地。
バルコニー付きの広々とした客室があるのも特徴で、海風を肌で感じながら美しい夜景が楽しめると人気だ。

4. ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜
港に打ち寄せる波の形を模したきらめくガラス張りの外観。
みなとみらいエリアでひときわ目立つ「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」は、ハワイの名門リゾート「ザ・カハラ」が世界で2番目に開いたホテルだ。
館内は、海のきらめきをイメージしつつ温かなアロハスピリットたっぷりの「クリスタルモダン」がコンセプト。
スタイリッシュにハワイを表現したスイートを含め、黒・白・シルバーを基調にモダンなデザインが施された室内はすべて47㎡以上の広さ。

5. ハイアット リージェンシー 横浜
駅からも近く、山下公園や横浜中華街、みなとみらいなど横浜の人気観光地が徒歩圏内と、好アクセスの場所に位置する。
315室の客室は全室37平米以上の広さがあり、和の伝統美と西洋のデザインの融合が生み出す洗練された異国情緒を感じさせる。
武家の風習にインスパイアされた屏風をモチーフにしたヘッドボードや江戸切子や寄席木細工、漆塗りをイメージした装飾など、そこかしこに和の工芸を施し、落ち着いた上質の空間を創り出している。

横浜で必ず買うべき定番のお土産5選
数多くの商品の中から、横浜ならではの魅力が詰まったお土産を厳選した。
お土産選びで迷ったら、ぜひ紹介する商品を選んでほしい。
1. ありあけ「横濱ハーバー ダブルマロン」
人気イラストレーター・柳原良平画伯が手がけたオリジナルパッケージでおなじみ、横浜港に停泊している船をイメージしたフォルムが印象的なマロンケーキ。
ふんわりとソフトなカステラ生地で包み込んでいるのは、やさしい甘さの白餡をベースに、栗の甘露煮や栗ペーストを加えたオリジナルのマロン餡。
しっとりとした食感と、口に広がる豊かな風味のマロンの味わいがベストマッチで、コーヒーや紅茶はもちろん、日本茶とのペアリングもぴったりだ。

2. FRANÇAIS「横濱ミルフィユ」
「“果実”を楽しむ洋菓子ブランド」フランセ。世界の美食家が認める、最上品質の食品を評するコンクール「モンドセレクション」で高い評価を得ている。
神奈川土産におすすめなのが「横濱ミルフィユ」。味は「ミルク」と「紅茶」の2種類があり、それぞれのクリームをサクサクのパイでサンドしチョコレートで包んだ、上品な味わいを楽しめる一品。

3. 馬車道十番館「ビスカウト」
1970年創業の「馬車道十番館」のビスケットサンドで、半世紀以上に渡って愛され続ける。
ビスケットの表面にはガス灯が刻印され、包装紙には大時計・馬車・蓄音機などのイラストを印字。
味わう度にハイカラ文化を感じさせる、横浜らしいお土産をゲットしよう。
厚みのあるビスケットでクリームをサンドした看板商品は、豊かな風味とサクサクとした食感が特徴。

4. 霧笛楼「横濱煉瓦フォンダンショコラ」
1981年創業老舗レストラン「仏蘭西料亭 横濱元町 霧笛楼」が手がける、「レストランのデセールをご家庭へ」をコンセプトに作られた商品のひとつ、「横濱煉瓦フォンダンショコラ」。
丁寧に焼き上げたチョコレートケーキに、チョコソースとクルミペーストを染み込ませたスイーツは、濃厚なカカオの風味&上品な甘さが特徴。
上部に口溶けの良いチョコレートを層にすることで、重厚なテイストを引き出している。

5 香炉庵「船もなか」
伝統的な和菓子本来の美味しさを生かしながら、横浜らしい楽しさと喜びのエッセンスを散りばめた、独創性の高い商品を作り続ける名店「香炉庵」。
創業当時からの名物である「黒糖どらやき」をはじめ、数々のヒット作が揃う中で、近年、特に人気を集めているのがこちらの「船もなか」。
横浜港に停泊する客船がモチーフになっていて、店主が直々に考案した船のフォルムをした最中皮が、まん丸でコロンとしていてかわいらしい。

【シーズン別】横浜でお勧めのお祭り・イベント
横浜で開催されるイベントの中でも特に人気が高く、季節を感じられるイベントをご紹介。
訪れるタイミングとイベントの開催時期が重なったら、ぜひ紹介するイベントへ参加してみてほしい。
春:みなとみらい21 さくらフェスタ
「みなとみらい21 さくらフェスタ」は、横浜の中心エリアで春に開催される桜のイベント。
例年3月下旬から4月上旬にかけて、さくら通り沿いの約500メートルにわたる桜並木が見ごろを迎える。
会場はJR桜木町駅とみなとみらい駅を結ぶエリアで、アクセスも良好。
期間中は桜のライトアップが実施され、夜には幻想的な雰囲気が広がる。
また、週末には歩行者天国となり、パレードや音楽演奏、キッチンカーの出店なども行われる。
都市景観と桜が調和する春のひとときは、地元住民にも観光客にも人気が高い。
花見をしながら横浜らしい街並みを楽しめるのが、このイベントならではだ。

夏:みなとみらい大盆踊り
みなとみらい大盆踊りは、毎年8月下旬にパシフィコ横浜隣接の臨港パークで開催される夏の恒例イベント。
横浜港を望む開放的な会場にやぐらが設置され、地元の「アラメヤ音頭」や「ダンシングヒーロー」など、伝統と現代が融合した盆踊りを楽しめる。
初めての参加者でも踊りやすいよう、踊り手が見本を示してくれるため、誰でも気軽に参加可能。
会場には地元ホテルや飲食店によるキッチンカーが並び、横浜ならではのグルメを味わえる。
また、地元スポーツチームによるパフォーマンスステージなど、子どもから大人まで楽しめるプログラムが用意されている。
夜にはライトアップされたやぐらの下、潮風を感じながら踊るひとときが、夏の終わりを彩る。

秋:横浜オクトーバーフェスト
例年9月末から10月中旬にかけて横浜赤レンガ倉庫で開催される、オクトーバーフェスト。
横浜の地ビールをはじめ、日本初上陸・会場限定のビールなど、約100種類のビールを味わえる。
全飲食店でノンアルコールドリンクも提供しているため、ビールが飲めない人でも楽しめる。ビールのおつまみとしてもぴったりなドイツ料理も見逃せない。
本場ドイツの雰囲気を楽しめるビアガーデン席や、ドイツ楽団の演奏を聴ける大型テントなど、席によって異なる空間を楽しめるのも魅力だ。

冬:クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫で開催される、本格的なクリスマスマーケット。例年11月末から12月25日にかけて開催される。
会場の装飾にはドイツから取り寄せた装飾を使用しており、本場さながらの世界観を楽しめる。
メイン会場には高さ約10mのクリスマスツリーが設置され、多彩なイルミネーションがクリスマスムードを盛り上げる。その雰囲気の中で味わうドイツフードやホットドリンクは格別。
クリスマスならではの雑貨を購入できるのも嬉しいポイントだ。

横浜観光で注意すべきこと5つのこと
横浜を満喫するために知っておくべき5つの注意点を紹介する。
準備不足で後悔することがないように、ぜひ参考にしてほしい。
1. みなとみらいの散策はイメージより歩く時間が長い
みなとみらいは海沿いに観光スポットが広く点在しており、赤レンガ倉庫や山下公園など主要スポットを歩いて巡ると、想像以上に時間と体力を使う。
さらに、元町エリアや山手エリア、中華街も併せて巡るなら、負担はより大きくなる。
そのため、観光する際は歩きやすい靴を選びたい。
また、シーバスや市営バス、地下鉄を上手く組み合わせて、徒歩の移動を減らす工夫も必要だ。

2. 海沿いは風が強く、季節によって体感温度が大きく変わる
横浜港に面したみなとみらい一帯は、年間を通して風が強い日が多い。
冬は海風で体感温度が大きく下がり、夜景鑑賞や大さん橋の散策は、防寒具がないと長時間の滞在が難しい。
一方で夏は日差しを遮る建物が少なく、照り返しも強いため、体力を消耗しやすい。
観覧車や屋外テラス、海沿いのカフェを利用する際は、季節に合わせた暑さ・寒さ対策が欠かせない。
また、風が強い日は帽子やスカーフが飛ばされることもあるため、身につけるものにも注意したい。
春や秋の観光でも、市街地より海辺の方がひんやり感じることを意識すると、より快適に過ごせる。

3. 元町・山手エリアは坂道と階段が多い
山手エリアは高台にあり、散策中は坂道や階段などアップダウンが多い。
洋館巡りを楽しむ場合、元町から山手へ上がる「代官坂」や「谷戸坂」といった急勾配の坂を通ることが多く、距離は短くても体力を使う。
坂道を避けて巡りたいなら、みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口の利用がおすすめだ。
エスカレーターで高台まで上がれるため、坂を登らずに山手の洋館エリアへアクセスできる。
また、市営バスやタクシーを使った移動も選択肢に入れておきたい。

4. 三溪園は中心部から離れており、観光には時間がかかる
三溪園は、みなとみらいや横浜駅周辺から離れた場所にあり、アクセスは主にバス移動になる。
みなとみらい・横浜駅からの所要時間は、以下の通りだ。
- 桜木町駅から三溪園
- 約30分
- 横浜駅から三溪園
- 約40分
バスの本数は多いものの、道路の混雑状況によっては想定より移動時間が延びることもある。
また、三溪園の敷地は広大で見どころも多いため、じっくり巡るには2〜3時間は確保したい。
往復の移動時間も含めると、全体で3〜4時間は必要になるため、三溪園を訪れる日はスケジュールに余裕を持たせておこう。

5. 横浜・八景島シーパラダイスは“1日がかり”になる
横浜・八景島シーパラダイスには、4つの水族館に加え、様々なアトラクションが揃う遊園地もある。
イルカショーや多彩な体験プログラム、ショッピングやグルメまで楽しめるため、丸1日かけても遊び尽くせないほどだ。
さらに、週末や連休は入園ゲートや人気アトラクションが混雑しやすい。
効率よく楽しむには、以下の3つのポイントを押さえておきたい。
- 開園直後に人気アトラクションや展示を巡る
- ショーや体験プログラムを中心にスケジュールを組む
- 昼食の時間は11時〜13時からずらす
また、子ども連れの場合は、休憩スポットや飲食店の場所を事前に把握しておくと、無理のないペースで楽しめる。

横浜観光に関するよくある質問
Q
横浜市内でお勧めの交通手段は?
みなとみらい線などの電車を活用すれば効率よく巡れます。
Q
短時間で横浜を楽しみたい場合はどこに行けばいい?
みなとみらいエリアを中心にすると数時間でも横浜を体験できます。
Q
成田空港から横浜へのアクセスは?
成田空港から横浜駅には、成田エクスプレスなら約1時間30分でアクセスできます。
Q
羽田空港から横浜へのアクセスは?
羽田空港から横浜駅には、在来線を乗り継ぎ、約40分です。
まとめ
この記事では、初めて横浜を観光する人に向けて、観光スポットや飲食店、宿泊施設を厳選して紹介してきた。
ぜひ紹介したスポットを旅行プランに取り入れて、横浜の魅力を満喫してほしい。
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