【旧正月・春節滞在予定の中国語圏の方へ】東京近郊のパワースポットと人気観光地を巡る！新春開運３Dayモデルコース

旅の始まりは羽田空港から。
羽田空港に到着したら、電車を乗り継いで「川越」を目指そう。

川越に着いたら、まずは腹ごしらえ。
江戸時代後期にあたる1807年に創業した「小川菊」で、うなぎを食べよう。
創業200年以上に渡って、受け継いできた秘伝のタレを使った蒲焼は絶品だ。
うなぎは栄養価が高いため、古くから特別な日に食べる特別な食材とされている。
今回の旅を特別なものにするためにも、旅のパワーを充電するためにも、１食目はうなぎを食そう。

うなぎを食べて腹ごしらえしたら、次は歩いて「川越氷川神社」へ向かおう。
川越氷川神社は約1500年前に創建された由緒ある神社で、近年では縁結びのパワースポットとして知られている。
「縁結び」とは、恋人との縁を結ぶものだけでなく、仕事やお金、機会など様々なものとの縁を結んでくれるご利益だ。
この旅、そして今年も良い出会いがあるように、参拝してみよう。
今年の恋愛運を占える鯛の形をした「あい鯛みくじ」や、絵が書かれた木板の裏に神様への願い事を書いて奉納する「絵馬」にも挑戦してほしい。
絵馬がたくさん飾られている「絵馬トンネル」は、川越氷川神社の見どころでもあるため、ぜひ立ち寄ってほしい。

参拝が終わったら、徒歩で川越のメインストリートである「小江戸川越一番街商店街」へ。
蔵造りの建物が並んだ、江戸時代の面影が残る様子に心躍るはずだ。
「小江戸川越一番街商店街」には、老舗から最新ショップまで個性豊かな100店舗以上のお店が軒を連ねる。
日本の文化を感じられるアイテムが並ぶお店でショッピングを楽しみ、テイクアウトにぴったりなスイーツを食べ歩きしよう。
1792年に建設され、国の重要文化財に指定された「大沢家住宅」も見どころのひとつだ。

川越のメインストリートにある「時の鐘」は、川越のシンボルともなっている。
時の鐘は木造３層のやぐらで、高さは約16メートル。鐘が１日４回鳴って、時を告げる。
絶好のフォトスポットなので、ぜひ時の鐘と川越の街並みが映る場所で記念撮影してほしい。

1日目の宿は、時の鐘のすぐ近くにある「松村屋旅館」。
創業100年を超える老舗の旅館で、佇まいから歴史と風格を感じられる。
心からのおもてなしと心が落ち着く和室で、日本の文化を感じながら、ゆっくり寛いで1日の疲れを癒そう。

大涌谷や桃源台など、箱根の絶景スポットが点在する芦ノ湖のほど近くにある「箱根神社」は、御祭神「箱根大神(ハコネノオオカミ)」を祀る、関東屈指の名社。
開運厄除・心願成就・勝運守護・交通(道中)安全・縁結びなど、運開きの神様として信仰されている。
鳥居越しに芦ノ湖の絶景が見渡せる湖水の「平和の鳥居」や、樹齢約1200年と伝わる「矢立の杉」など、見どころも多い。
箱根の豊かな自然からもパワーを吸収しながら参拝して、今年の開運を願おう。

箱根神社から徒歩30分の場所にある、複合リゾート施設「箱根園」で少し早めのランチをいただこう。
様々な飲食店が園内にあるが、特にお勧めのお店が「どんぶり屋」。
地元で獲れたしらすを白米の上に大量に載せた、「しらす 大漁丼」がイチオシメニューだ。身体が温まるうどんのメニューも豊富なので、好みに合わせて選ぼう。
太くて長い「うどん」を食べれば、「太く長く生きていけるように」といった縁起を担げる。
次のスポットには、モーターボードで移動することも可能だ。
一人当たり2,000円かかるが、箱根の自然を全身で感じられるので、ぜひチャレンジしてほしい。

芦ノ湖畔の緑豊かな「箱根九頭龍の森」に佇む「九頭龍神社本宮」には、2024年の干支である龍の神様が祀られている。
祀られている龍神は、芦ノ湖の守護神だと伝わる「九頭龍大神」。
古来より「九頭龍様」と呼ばれ、ご神徳の高い龍神様として信仰されている。
近年では縁結びの神様として人気を集めている。
毎月13日には月次祭と呼ばれる神事が開催されているので、タイミングがあえば参加してみよう。
箱根九頭龍の森を散策して、四季折々の景観を楽しみつつ、参拝してほしい。

九頭龍神社本宮での参拝が終わったら、徒歩で20分の場所にある「箱根園」に戻って、箱根駒ヶ岳の山頂へ「箱根 駒ヶ岳ロープウェー」で向かおう。
標高1,356mの箱根駒ケ岳山頂には展望広場があり、季節ごとにさまざまな草花が目を楽しませてくれる。
展望広場からは、晴れた日には富士山はもちろん、湘南や相模湾、伊豆半島や駿河湾、遠く南アルプスまでが見渡せ、眼下には芦ノ湖と元箱根、箱根町の街並みが広がる。

箱根三社参りの最後となる「箱根本宮」は、駒ヶ岳の山頂に鎮座している。
箱根本宮には、箱根神社と同じく箱根大神が祀られている。
駒ヶ岳は山そのものをご神体（神様が宿るもの）とする、山岳信仰の場所。
白馬に乗って神様が降臨したという伝説があり、白馬信仰が残る場所でもある。
様々な信仰が残る場所でお参りをして、自然と神秘的なパワーをいただこう。

箱根元宮からロープウェーとバスを乗り継いで、２日目の宿「箱根強羅温泉 季の湯 雪月花」へ。
風雅な趣あふれる和風温泉旅館で、ロビー中央にしつらえられた荘厳な能舞台が出迎えてくれる。
158ある客室のすべてに檜の露天風呂が備えられ、心ゆくまで温泉を堪能できる。
宿には2ヶ所の源泉があり、豊富な湯を掛け流しで楽しめる風情たっぷりの大浴場のほか、3つの貸切露天風呂もあり、どちらも無料で利用できる。
贅をつくした夕食は、趣の異なる2つの食事処「花鳥」「風月」から選べる。
「花鳥」では地元の魚介をふんだんに取り入れた山海の和食会席が、「風月」では国産牛しゃぶしゃぶと寿司が味わえ、どちらも四季折々の食材を活かした料理人の腕と技が光る。温泉と豪華な和食で、２日目を締めくくろう。

初詣は例年日本一の参拝者数を集める「明治神宮」から、最終日を始めよう。
明治神宮は明治天皇と皇后の昭憲皇太后をお祀りする神社として、1920年に創建された。
全国各地から奉納された約10万本の樹木を植栽して作られた人工林は、都心とは思えないほど豊かな森となり神秘的な雰囲気が漂う。
境内南側に広がる「御苑」には、戦国武将「加藤清正」が掘ったと言い伝えられる清正井（きよまさのいど）があり、毎分平均60リットルの綺麗な湧き水が出ており、参拝者の運気を向上させると言われている。
他にも本殿前の夫婦が寄り添っているように見える「夫婦楠（めおとぐす）」には、良縁や夫婦円満のご利益があるとされている。
境内のパワースポットを巡りつつ、参拝しよう。

明治神宮から歩いてすぐの場所に、「Kawaii文化」の発信地であり、流行のファッションやグルメが集まる「竹下通り」がある。
約350mの道には、流行のファッションブランドや雑貨、プリクラなど若者向けのショップが軒を連ねる。
カラフルでポップなファッションやアイテムを楽しむだけでなく、流行のグルメを食べ歩きできたり、SNS映えするスポットで撮影できたりと、様々な楽しみ方ができる。
ショッピングや食べ歩きを楽しみつつ、次のスポットへ向かおう。

最後のランチは勝負に「勝つ」とかけて、縁起が良いとされる「とんかつ」を食べてみよう。
「とんかつ七井戸」は、ミシュランガイドにも選出されたトンカツの名店。
サクッとした衣とフワッとジューシーな豚肉の食感、旨味を堪能してほしい。
豚肉を使ったトンカツだけでなく、鶏肉を使用した「チキンカツ」も絶品。

ランチを食べたら、電車に乗って東京駅へ。
東京駅には駅構内に様々な商業施設が入っており、日本全国から名産品が集まっているため、ショッピングやお土産選びを楽しめる。
丸の内地下改札外の商業施設「グランスタ丸の内」では、メイドインジャパンの革小物、列車や東京駅丸の内駅舎をモチーフにしたステーショナリーなど、旅行の手土産にもぴったりのちょっと気の利いた贈り物に出会える。
東京駅直結の商業施設「東京駅一番街」には、ラーメンや全国各地のご当地グルメ、名店・老舗の和洋菓子、人気のキャラクターグッズなど、バラエティ豊かなショップが６つのエリアに集結。
帰りの飛行機の時間ギリギリまで、ショッピングとお土産選びを楽しもう。