
旅先で買いたい名物土産を厳選!福岡の人気・定番のお土産11選
多種多様な絶品グルメ・郷土料理、歴史的な観光名所など、見どころが盛りだくさんの「福岡」。
福岡観光の楽しみのひとつに、お土産選びをあげる人も多いだろう。
ただ、お菓子・スイーツを中心に魅力的な商品が大きく、何を選ぶべきか迷ってしまうかもしれない。
この記事では、押さえておきたい福岡のお土産を厳選して紹介する。
最後まで読めば、自分用にも、知人・友人への贈り物にもピッタリのお土産が見つかるはずだ。
お土産選びに迷ったらコレ!福岡の人気・定番のお土産11選
福岡に数あるお土産の中でも、定番・人気の商品を厳選して紹介する。
言わずと知れた有名なものから現地でのみ買える限定品まで、和菓子・洋菓子を中心に幅広いラインナップを揃えた。
いずれも地元産の食材・素材にこだわりを持っており、福岡ならではの良さが詰まった魅力的な商品だ。
1. 福太郎「辛子めんたい風味せんべい めんべい」
博多名物・明太子で知られる「福太郎」が製造、販売する「辛子めんたい風味せんべい めんべい」。
福太郎の明太子が練り込まれた、ほんのりした辛みがクセになるせんべいだ。
誕生から20年を超え、今や福岡みやげの定番となり、明太子と肩を並べる福太郎の人気商品となっている。

2. 明月堂「博多通りもん」
1929年の創業以来、“博多へのこだわり”をモットーにさまざまなお菓子を生み出してきた老舗店の代表作である博多通りもん。
上質な素材を練り上げた柔らかな白あんを、ミルクのやさしい香りが漂う皮で包み焼き上げた、和洋折衷のお菓子だ。
一口含むだけでとろけるような口溶けが楽しめ、博多のお土産として最初に思いつく人も多いのではないだろうか。

3. 如水案「筑紫もち」
筑紫平野産のヒヨク米をこだわりの水で練り上げた餅に、黄金色のきな粉をたっぷりまぶし、別添えの黒蜜をかけて楊枝で味わう和菓子。年間1,200万個以上販売されている。
餅はなめらかでありながらしっかりと弾力があり、その柔らかさが口の中でほどける瞬間がたまらない。
コク深い甘みと香ばしさが一体となり、上品な風味があと引く美味しさで和菓子の奥行きを堪能できる。
白とピンク色を基調にした包装は漆器を思わせる高級感があるのでプレゼントにもお勧め。
日持ちは約20日。2個入~45個入まで用意されており、用途に応じて選べるのもうれしいポイント。

4. 二鶴堂「博多の女」
昭和27年(1952)の創業以来、博多ならではの菓子作りを続ける名店による代表名菓。しっとりとしたバームクーヘンと上品な甘さの羊羹を組み合わせた「博多の女」は、昭和47年(1972)に発売されて以降、年代問わず多く人に愛されている博多土産の定番だ。
“和洋折衷”のコンセプトはそのままに、工夫を凝らした4種の味わいを食べ比べて、風味の違いを楽しもう。

5. 千鳥饅頭総本舗「あまおうチロリアン」
ミルクと発酵バターをたっぷり用い、オーストリア・チロル州伝統のレシピで焼き上げたロールクッキーに、なめらかなクリームを入れた福岡を代表する銘菓・チロリアン。
バニラ・コーヒー・ストロベリー・チョコレートの4種を基本とし、さまざまなフレーバーが発売されている。
そのなかでも人気を誇るのが、美食の宝庫である九州をチロリアンで味巡りできる「九州パラダイス」シリーズの第1弾「あまおうチロリアン」だ。

6. 左衛門「博多ぶらぶら」
「博多ぶらぶら」は、1929年創業の老舗和洋菓子店「博多菓匠左衛門」が生んだロングセラー商品。
北海道産の小豆を使った上品なこしあんを、求肥(ぎゅうひ/もち米に砂糖や水あめを加えて練り上げたもの)で包み込んだ一口サイズのシンプルな和菓子だ。
1972年の誕生以来、50年以上愛され続けており、和菓子のオリンピックと呼ばれる全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞も受賞している。
求肥からあんこが飛び出した形状が特徴で、素材の旨みとあんこを口いっぱいに感じられる。
太眉で垂れ目のユニークなキャラクターが描かれたパッケージのインパクトも強く、お土産にもぴったり。

7. シュガーバターサンドの木「あまおう苺バター」
シュガーバターサンドの木「あまおう苺バター」は、福岡の希少なブランド苺「あまおう」とその果実を100%使った贅沢なバターサンドだ。
博多限定のみの展開ながら販売1ヶ月で約35万個を売り上げており、ライトブルーを基調にしたかわいいパッケージも注目のポイント。
シリアル生地にオリジナルの苺バターと苺果汁がしっかりと染み込み、一口ごとに甘酸っぱくみずみずしい苺の香りが口いっぱいに広がるのが特徴。
苺の自然な甘みと酸味、バターのコク、サクサク食感が絶妙に調和し、フルーティーかつジューシーな味わいは苺好きからの評価も高い。
軽い口当たりはコーヒー・紅茶との相性もよく、特別なティータイムのお供にお勧めしたい。

8. やまや「めんたいチューブ5本セット」
九州最大級のおみやげ処・博多駅マイング開催による「マイングNo.1おみやげ決定戦」が開催された。
博多と言えば明太子が有名。そのお土産明太子部門での1位が「めんたいチューブ5本セット」。
辛子明太子を手軽に楽しめるように開発された、チューブタイプの明太子「めんたいチューブ」。ご飯に乗せたり、パスタの味付け、パンに塗るなど、簡単に明太子の味を楽しめる。

9. かさの家「梅ヶ枝餅」
太宰府天満宮の参道にある門前町の名物「梅ヶ枝餅」は、1922年創業の老舗「かさの家」が変わらぬ手作り製法と味を守り続ける伝統的な和菓子。
もち米とうるち米をブレンドした生地で北海道産小豆つぶあんを包み、鉄板で香ばしく焼き上げた素朴な逸品だ。
ちなみに、表面に梅の焼き印が押されているが梅は入っていない。
太宰府へ左遷され、罪人同然の扱いを受けた菅原道真(すがわらみちざね)を哀れみ、老婆がもち米の餅を梅の枝に刺して差し入れたという逸話が名前の由来である。
生地は外側がパリッと、中はもちもち食感に仕上がっており、甘さ控えめで素材本来の味わいが引き立つのが特徴。
温めると出来立てに近い状態で食べられるのでお勧め。

10. ひよ子本舗吉野堂「名菓ひよ子」
1912年に福岡県飯塚市で誕生したひよ子本舗吉野堂「名菓ひよ子」は、ひよこの姿をかたどった立体的な焼き饅頭。
発売当初から手作業で丁寧に成形され、形状および味わいは100年以上もの間ほとんど変わっていない。
当時では斬新だったこの愛らしいフォルムは瞬く間に人気となり、今や東京土産としても親しまれる和菓子の名品だ。
中には北海道産の白インゲン豆と卵黄を合わせたきみあんがたっぷりと詰まっており、やさしい甘さが口中に広がる。
皮は九州産小麦粉を使用し、卵や糖蜜を加えてしっとり焼き上げることで弾力のある食感を楽しめる。
通常の約5倍サイズの「大ひよ子」、夏季・福岡限定の「茶ひよ子」などバリエーションが豊富なのもうれしい。

11. 中島商店「博多なかなか ドライ&皮ドライ」
1985年に誕生し、福岡の郷土料理的存在になりつつある「いわし明太子」の生みの親「中島商店」が製造・販売する「博多なかなかドライ」。
上質な辛子明太子を干すことで、明太子の旨みが凝縮されたおつまみにぴったりな珍味だ。
いわし明太子を加工するときに処分する皮の部分を、どうにかして利用できないかと考え、試行錯誤の末誕生したのが「博多なかなか 皮ドライ」。

福岡観光の合間にお土産選びを楽しめるショッピングスポット3選
福岡の観光プランに組み込みやすく、様々なお土産を取り揃えるショッピングスポットを紹介する。
いずれかに足を運べば、福岡の代表的な銘菓・スイーツ、人気商品のほとんどが手に入る王道の場所だ。
博多駅周辺・福岡空港という主要交通拠点にあるので、旅の締めくくりに立ち寄るのもお勧め。
自身の観光プランやスケジュールとも照らし合わせて、気になるスポットをぜひ利用してほしい。
1. JR博多シティ みやげもん市場
JR博多シティ「みやげもん市場」は、JR博多駅(筑紫口)直結の商業施設「博多デイトス」1階にあるお土産専門店。
2025年に約15年ぶりの大幅リニューアルが行われ、現在は約25店舗が軒を連ねる。
「如水庵」・「ひよ子本舗吉野堂」をはじめ、定番の和菓子・洋菓子ショップや明太子専門店など様々なジャンルの福岡・博多名産品が一堂に集まっているのが特徴だ。
世代・好みを問わず誰もが楽しめる多彩な品揃えに、個包装やギフト仕様の商品も多いのでお土産探しにぴったり。

2. 博多銘品蔵 博多駅中央店
「博多銘品蔵 博多駅中央店」は、JR博多駅構内1階の中央コンコース、博多口に向かう通路沿いにある大型のお土産セレクトショップ。
「地域一番のお土産専門店」を目指しており、店内には博多・九州を代表する約600の厳選されたアイテムが並ぶ。
明太子や博多もつ鍋といった定番品から知る人ぞ知る名品まで充実しており、歩いているだけでも楽しい。
地元メーカーのアルコール類、九州限定味のスナック菓子などのご当地感あふれる商品も人気だ。
営業時間が7時~22時と長く、好きなタイミングで立ち寄りやすいのも魅力。

3. 福岡空港
福岡市博多区に位置する福岡空港は、国内線ターミナルから地下鉄空港線で博多駅まで約5分と市中心部に極めて近い都市型空港。
国内線と国際線の2つの旅客ターミナルを備え、年間利用者数は約2,700万人、国内第4位の規模を誇る。
飲食店やショッピング施設、免税店があるほか、両線ともお土産売場も充実し、スイーツ・特産品・地酒など幅広い取り扱いが特徴だ。
「博多通りもん」・「めんべい」をはじめ、福岡らしさを感じられる定番土産がひと通り揃うだけでなく、空港限定の商品を販売しているのもポイント。

福岡のお土産に関するよくある質問
Q
福岡でしか買えないお土産を教えてほしい
福岡土産の定番「博多通りもん」、JR博多駅・小倉駅限定の「博多あまおう ひよ子のたまご」、福岡空港限定の「纏衣ひよ子」などが挙げられます。
Q
福岡でお土産を買いたい場合はどのエリアに行けば良い?
「福岡空港」・「博多駅周辺(JR博多シティ、博多マイングなど)」が利便性と品揃えに優れており、福岡で人気のお土産はほとんど手に入るのでお勧めです。
まとめ
福岡で定番・人気のお勧め土産を厳選して紹介してきた。
古くより愛されてきたロングセラー商品が多く、魅力的なお土産が多い。
事前に目星をつけておかないと、現地で決めるのに迷ってしまうだろう。
自分へのお土産にはもちろん、プレゼント用としても喜ばれるので、ぜひここで取り上げた商品からお気に入りを選んでほしい。
外せない観光スポット・定番ショッピングエリアなど福岡観光を満喫するために役立つ情報をまとめた、こちらの記事も要チェックだ。