
近江牛、鮎料理を味わう!湖国・滋賀グルメを堪能できる人気飲食店11選
琵琶湖を中心に豊かな自然と歴史文化が息づく滋賀。
「比叡山延暦寺」や「彦根城」、「近江八幡の水郷」といった名所だけでなく、土地ならではのご当地グルメも充実している。
その代表格が「近江牛」をはじめ、「鴨鍋」「鮎料理」「焼鯖そうめん」といった伝統の味わいだ。
この記事では、滋賀ならではの名物料理と人気の飲食店を厳選して紹介する。
旅の途中に立ち寄って、滋賀の魅力を五感で体験してみよう。
滋賀を代表するご当地グルメ
日本一の湖「琵琶湖」を中心に、豊かな自然と水資源に恵まれた滋賀。
「近江牛」や「鴨鍋」「鮎料理」「焼鯖そうめん」など、訪れたらぜひ味わいたい名物料理が揃っている。
なかでも全国的に名高いのが「近江牛」。 きめ細やかな霜降りと上品な旨味が特徴で、ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなど多彩な料理で楽しまれている。
冬の味覚として親しまれる「鴨鍋」は、脂ののった合鴨の旨味と出汁の調和が絶品。
琵琶湖の恵みを代表する「鮎料理」は、塩焼きや甘露煮、寿司にまで幅広く調理され、地元の食文化を象徴する一品だ。
さらに「焼鯖そうめん」は、焼いた鯖とそうめんを甘辛く煮込んだ滋賀独特の郷土料理で、素朴ながらも深い味わいを堪能できる。
また、琵琶湖の魚や地元食材を生かした「寿司」も見逃せない。
滋賀を巡る旅の途中で、こうしたご当地グルメを味わうことで、土地の豊かな恵みを身近に感じられる。
湖国の風土と歴史が育んだ滋賀の味を、旅のなかで楽しんでほしい。

ご当地グルメを味わうならココ!滋賀の人気飲食店11選
滋賀の名物グルメを体験したいけれど、どのお店に行くか迷ってしまう人も多いだろう。
この記事では、滋賀ならではの名物料理を味わえる数ある飲食店のなかから、特に人気の高い11店を厳選して紹介する。
ここで紹介するお店を参考にして、滋賀の食文化を存分に味わって欲しい。
1. 岡喜本店
「岡喜(おかき)本店」は滋賀県竜王町にある近江牛料理店。初代・庄七が1839年に牛馬商として創業した。
本店では、近江牛を煮る・焼く・炙るなど多彩な調理法で提供している。
御膳、定食、寿司、ひつまぶし、焼肉などメニューは豊富で、特に人気なのは中落ちを特製ダレで野菜と炒めた「焼肉定食」と、木箱に入った三種盛りの焼肉御膳「滋味(じみ)」だ。

2. 近江肉 せんなり亭伽羅
「近江肉 せんなり亭伽羅」は「夢京橋キャッスルロード」に佇む近江牛専門料理店。
江戸時代(1603〜1867)に建てられたという蔵「蔵特別室」で、1日1組10人限定で特別会席「一期一会」を味わえる。
看板メニューは昆布だしに滋賀県産朝宮茶が入った「茶しゃぶ」。さっぱりとした茶の風味に近江牛の旨みが凝縮されている。

3. 千成亭 八幡堀店
創業80年の近江牛専門店「千成亭 風土」が運営する「千成亭 八幡堀店」。
販売店とレストランが併設されたスポットだ。
なかでも「すき焼き鍋三方よし御膳」は近江牛の鍋と握りを一度に楽しめると人気だ。
そのほか、「すき焼き鍋膳」「焼肉御膳」「ステーキ御膳」「サーロインステーキ重」などがある。

4. 近江牛 毛利志満 近江八幡本店
三大和牛の一つに数えられる近江牛。約142年もの間、その近江牛とともに歩み続けた名店が「近江牛 毛利志満 近江八幡本店」だ。
ほかの近江牛を提供する店との決定的な違いは、自社牧場で約2年半かけてじっくり丁寧に育てた近江牛を使用していること。
均等でバランスがいいキレイなサシが入った牛肉は見た目も美しく、口にすればとろけるような食感と、噛むほどに甘みが出る肉汁が口の中に広がる。

5. 住茂登
創業130年以上の伝統を誇る長浜の老舗。伏見城の遺構と伝わる本堂や大広間、国の名勝に指定される庭園などで知られる大通寺の門前町にあり、参拝がてら郷土料理を堪能できる。
天然ものの食材を使用する料理は昼・夜ともにコースのみ。
10〜3月は天然の真鴨の旨みを存分に味わえる鴨鍋コースを提供している。

6. 千茂登
「千茂登(ちもと)」は1937年に創業した滋賀県長浜市の旅館。
和室で食事を提供し、夏は鮎、冬は鴨、近江牛、うなぎ料理を味わえる。
季節ごとの地元食材を使用し、食材の入荷状況に応じて料理内容を調整する。
A5近江牛のすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ、鮎のおどり焼き、秘伝タレのうなぎ丼も提供。
米は近江米コシヒカリのみを使用しているのも特徴だ。

7. 鮎料理 松水
滋賀県大津市にある「鮎料理 松水(しょうすい)」は、琵琶湖を望む鮎料理専門店。
生きた鮎を自分で焼いて食べられるスタイルが特徴だ。鮎料理は夏と秋で異なるスタイルとなっている。
夏は鮎の塩焼きを中心としたコースで、鮎5尾・3尾が提供される。秋には子持ち鮎を中心とした限定コースがあり、季節ごとの鮎料理を楽しめる。

8. お食事 お酒処みちくさ
滋賀県長浜市の湖北地域にある「お食事 お酒処みちくさ」。郷土料理「焼鯖そうめん」を味わえる食事処だ。
北国街道商店街に立地し、古民家を活用した店舗は2021年に国の有形文化財に登録されている。
看板メニューの「焼鯖そうめん」は、御膳、定食、単品の3種類から選べる。
御膳には小鉢二品、味噌汁、白飯、漬物が付いており、郷土料理をしっかり味わえるのが魅力だ。

9. 翼果楼
江戸時代に近畿と北陸を結ぶために整備された北国街道沿いに立つ郷土料理店。
長浜名物の焼鯖そうめんが看板メニュー。甘辛く炊き込んだ焼鯖とその出汁で味付けされた素麺は絶妙な相性。
長浜で長く受け継がれる郷土料理をぜひ味わいたい。焼鯖寿司などが付くセットメニューもあるのでお好みで。

10. 鮨ふもと
JR「米原」駅からすぐの場所にある「鮨ふもと」は、二代目店主が切り盛りする寿司店。
全国から厳選した旬のネタと、滋賀県の食材を用いた一品料理やコース料理が特徴だ。
琵琶湖に生息する魚「ビワマス」や、伊吹山の伏流水で育った「おうみ海老」などを味わえる。

11. ひさご寿司
昭和30年(1960)創業の和食店。
琵琶湖に生息する魚や地元・近江八幡でとれる食材を活かした地産地消メニューが味わえる。7月から9月に訪れるならぜひ味わいたいのが、滋賀県食文化材に指定される琵琶湖でしかとれないビワマスを使った炊き込みごはんの「あめのうお御飯」だ。コースを注文すれば、滋賀料理尽くしが楽しめる。

滋賀のグルメに関するよくある質問
Q
滋賀で飲食店が多い地域はどこですか?
大津市や草津市の中心部で、JR「大津」駅や「草津」駅周辺エリアです。
Q
JR「大津」駅周辺にご当地グルメを食べられるお店やスポットはありますか?
近江牛の専門店や鮎料理を楽しめる料亭、焼鯖そうめんを提供する郷土料理店などが揃っています。
まとめ
滋賀の名物・人気料理が味わえる選りすぐりの飲食店を紹介してきた。
「琵琶湖」や「比叡山延暦寺」「彦根城」など自然と歴史文化が調和する滋賀は、多彩な食文化を育んできたエリアだ。
滋賀の絶景スポットや歴史的建造物とともに、伝統の味を楽しむのも旅の醍醐味。
滋賀をより楽しく、効率的に満喫するために、下記の記事も参考にして、食と自然、歴史を一度に体験してみよう。